第九期生

橋本 壮一郎はしもと そういちろう

生命機能研究科 生命機能専攻

摂南大学 理工学部

造血幹細胞移植治療の新たなステージへ

Q プログラムに応募した動機やプログラムの魅力は?

自分の知らない世界をもっと見たいという思いで本プログラムに参画しました。自分とは異なるバックグラウンドを持ったメンバーと話し合いをする中で研究のことはもちろん、日々の生活にまで応用できる助言を与えあい、皆が成長できる魅力的な環境があると考えています。
あと、このコロナ禍で難しくなっているお友達作りのための機会もあります。

Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?

私の専門分野は全血液/免疫細胞を作り出すもととなる「造血幹細胞」の研究になります。血液がん治療法の1つにこの造血幹細胞を移植する方法があります。近年、この分野の研究は世界中で活発に行われているのですが、まだまだ臨床応用において課題が残っています。例えば、「移植した造血幹細胞がどのような動きをして造血を促しているのか」という点に関して、まだわからないところが多くあります。このプログラムに参画している情報科学研究科や基礎工学研究科と協力してこの動きの解析を一緒にできればいいなと考えています。

Q 将来の夢・目標は?

明確にはまだありません。このプログラムを通じて、自分は何者になれるのか、社会のために何をすべきか、というところを明確にしていきたいと考えております。
卒業するまでに様々な困難が待ち受けると思いますが、「物事に対して楽しみながら向き合う」ということを忘れず過ごしたいです。

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