研究を通じて人間に新しい価値を
Q プログラムに応募した動機やプログラムの魅力は?
本プログラムの魅力は自らの知らない分野の知識にふれることができることであると考えております。私の研究室ではロボティクスであるにも関わらず、実験は認知に関わることをすることが多くあります。認知分野に関しては生物系の方の知見などが参考になりますし、同時に研究ではプログラミングもするのでそれに関しては情報系の方の知見が参考になります。
なので、私の研究室の性質上本プログラムは必然的に魅力的なものであったので応募しました。
Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?
私の得意分野は”ロボットを用いたコミュニケーション”です。専門とまで言えるかはわかりませんが、今後社会が発展していく中でアバターを用いた会話というのは普及していくと感じております。特にコロナ禍でその動きは加速化していると思います。なので、本プログラムではその専門分野を他分野との融合により発展させたいです。認知系の研究では主に評価手法は当人のアンケート結果によるものなので、生物系との融合でその結果を客観的な指標として評価できれば面白いと考えていますし、情報系との融合ではロボットの対話時の振る舞いなどをスムーズにすることができればよいのかなと考えております。
Q 将来の夢・目標は?
私の将来の目標は人間がロボットあるいはアバターを通して現実世界を本質的によくするものを開発することです。つまり、人間がテクノロジーに行動を左右されるのではなく、人間がテクノロジーと共存する中で自らが使いたいと思いその技術を使うようなロボットを開発することです。