第十期生

波多野 遥太はたの ようた

基礎工学研究科 システム創成専攻

大阪大学基礎工学部

「永遠なるもの」の探求

Q プログラムに応募した動機やプログラムの魅力は?

所属している研究室にとらわれず、より自由に主体的に研究を行えるきっかけが欲しかったのでこのプログラムに応募しました。経済的な面からも研究に集中する環境を作れるのも理由の一つです。
融合研究の範囲内であれば、自分たちでやりたいことを決めて研究を行えるし、研究科の違う同年代の人と関わる機会が持てるのがこのプログラムの魅力だと思います。また、分野の異なる人たちに自分の研究を伝える機会が多くあるので、プレゼンのスキルは非常に養われると思います。

Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?

自分の専門研究は遠隔操作の対話ロボットを用いた研究です。具体的には複数体の遠隔操作ロボットをどのように連携させたら、より相手に影響を与えることができるのかというのを研究してきました。また、複数体のロボットをすべて操作するのは操作する人にとって大変なので、自律的にロボットが動作できるようにデータを収集してきました。プログラムで通して生命科学や情報学の方々から色々と研究に対する意見をもらえれば、よりよいものになっていくのではないかと考えています。

Q 将来の夢・目標は?

「永遠なるもの」とは何か。
「永遠なるもの」というのは通っていた中高に置かれていた石碑に刻まれていた文章の中に登場する言葉です。人間はいつか死ぬしいなくなってしまうけど、その人がかかわったものにはその人の何かが永遠に残り続けていると思います。それを対話ロボットを通して残すことで、永遠なるものとは何なのかについての答えを出したいと考えています。

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