学生アドバイザリ委員会

目的

履修生個人への指導・支援のメンタリング機能と、習熟度の評価・審査の機能を提供することを目的として、学生アドバイザリ委員会を設置しています。履修生が専門を超えた融合分野を牽引するグローバルリーダーとなるために、定期的に複数の視点からアドバイスを行います。 これにより、履修生が新しい道に挑戦できたり、より具体的または有意義な方向性が見えてきたりすることに期待しています。

概要

【①学内委員】

学位審査委員会の構成を念頭に、学生ごとに所属研究科の指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。学生アドバイザリ委員会は年2回(8月、11月頃)実施し、担当する履修生の研究活動、学習、進路などについて、専門領域および融合領域における学術的視点からアドバイスをします。

【②学外委員(産業界)】 

プログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。学外委員は、原則年1回(6~7月頃)履修生との面談を実施し、研究活動、学習、進路などについて、産業界の視点からアドバイスをします。

①学内委員からの指導助言

学内委員は指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。履修生自身の指導教員を第1アドバイザとします。組織としての画一的な価値観や方針ではなく、異なる分野・立場からのメンタリングおよび評価を行うため、第2アドバイザは他研究科教員とします。
2名のアドバイザとは、下記のとおり年に2回、メールや報告(評価)を受け、履修中継続して指導助言を受けます。
※この学内委員2名が、プログラムの進級試験(R-QE)ならびに最終試験(F-QE)の審査委員(主査・副査)となります。

■1回目【8月】: <メール>メンタリング目的

研究活動・進路・キャリア・人生についての個人的なメンタリングを主な目的として実施します。具体的には、研究進捗や進路の相談、意見を聞きたいことなどについて、メールを直接送ります。(必要に応じて一部面会にて指導助言を受けることも可能です)

■2回目【11月】: <報告書の提出> 評価・審査目的

習熟度の評価・審査を目的として実施します。 具体的には、学生が報告書を作成しアドバイザが評価しフィードバックを行います。
※ R-QEの受験者においては、この報告と評価が、R-QEの書類審査を兼ねます。
※ F-QEの受験者については、この報告と評価を行わず、同時期に別様式にてF-QEの申請書を提出することになります。

2025年度  学生アドバイザリ委員(学内委員)
履修生毎の一覧 pdf  
※pdfアクセスには履修生ページと同じパスワードが必要です

1回目(メール)、2回目(報告書の送付) 手順  >>

 

②学外委員(産業界)との面談

学外委員はプログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。通常年1回、6-7月頃を目途に面談を実施します。これは、研究内容についての意見交換や、大学生活におけるメンタリング面での助言、将来視野の拡大などを目的としています。履修生自身の研究に関する相談や、大学生活(日々の活動や目標など)についての悩み、将来の進路や方向性などについて、産業界の先輩からアドバイスを頂く機会とします。
面談は、履修生あたり毎年2社以上の実施を原則とします。担当者(企業)ごとに日程だけでなく、オンラインか対面か、また個人面談か集団面談など、いずれもできるだけ履修生希望に配慮し調整します。

※ 履修生の希望により毎年面談したい担当者(企業)を決定します。具体的な面談希望アンケートや日程調整は5月頃からメールにて行います。

学生アドバイザリ委員会(forGP)

目的

履修生個人への指導・支援のメンタリング機能と、習熟度の評価・審査の機能を提供することを目的として、学生アドバイザリ委員会を設置しています。履修生が専門を超えた融合分野を牽引するグローバルリーダーとなるために、定期的に複数の視点からアドバイスを行います。 これにより、履修生が新しい道に挑戦できたり、より具体的または有意義な方向性が見えてきたりすることに期待しています。

概要

【①学内委員】 ※履修3年目(博士後期相当)以降 実施

学位審査委員会の構成を念頭に、博士後期課程(生命機能研究科においては博士課程3年次以降)に在籍する履修生に対し、学生ごとに所属研究科の指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。学生アドバイザリ委員会は年2回(8月、11月頃)実施し、担当する履修生の研究活動、学習、進路などについて、専門領域および融合領域における学術的視点からアドバイスをします。

【②学外委員(産業界)】 ※履修1年目より実施

プログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。学外委員は、原則年1回(6~7月頃)履修生との面談を実施し、研究活動、学習、進路などについて、産業界の視点からアドバイスをします。

 

①学内委員からの指導助言

学内委員は指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。履修生自身の指導教員を第1アドバイザとします。組織としての画一的な価値観や方針ではなく、異なる分野・立場からのメンタリングおよび評価を行うため、第2アドバイザには他研究科教員とします。(博士後期課程、すなわち履修3年目に、本人の希望もふまえて第2アドバイザを割り当てます。)
2名のアドバイザとは、下記のとおり年に2回、メールや報告(評価)を受け、博士後期課程(相当)の3年間継続して指導助言を受けます。
※この学内委員2名が、プログラムの進級試験(R-QE)ならびに最終試験(F-QE)の審査委員(主査・副査)となります。

■1回目【8月】: <メール>メンタリング目的

研究活動・進路・キャリア・人生についての個人的なメンタリングを主な目的として実施します。具体的には、研究進捗や進路の相談、意見を聞きたいことなどについて、メールを直接送ります。(必要に応じて一部面会にて指導助言を受けることも可能です)

■2回目【11月】: <報告書の提出> 評価・審査目的

習熟度の評価・審査を目的として実施します。 具体的には、学生が報告書を作成しアドバイザが評価しフィードバックを行います。
※ R-QEの受験者においては、この報告と評価が、R-QEの書類審査を兼ねます。
※ F-QEの受験者については、この報告と評価を行わず、同時期に別様式にてF-QEの申請書を提出することになります。

 

1回目(メール)、2回目(報告書の送付) 手順  >>

 

②学外委員(産業界)との面談

学外委員はプログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。通常年1回、6-7月頃を目途に面談を実施します。これは、研究内容についての意見交換や、大学生活におけるメンタリング面での助言、将来視野の拡大などを目的としています。履修生自身の研究に関する相談や、大学生活(日々の活動や目標など)についての悩み、将来の進路や方向性などについて、産業界の先輩からアドバイスを頂く機会とします。
面談は、履修生あたり毎年2社以上の実施を原則とします。担当者(企業)ごとに日程だけでなく、オンラインか対面か、また個人面談か集団面談など、いずれもできるだけ履修生希望に配慮し調整します。

※ 履修生の希望により毎年面談したい担当者(企業)を決定します。具体的な面談希望アンケートや日程調整は5月頃からメールにて行います。

HWイノベーション創出論

授業担当教員: 清水 浩(情報科学研究科)
shimizu@ist.osaka-u.ac.jp

目的と目標

各種分野の大学、企業、研究所からの講師によるセミナーにより、ヒューマンウェア 融合領域での研究・開発を推進するための基礎知識と実践力の涵養を目的として開講しています。産業社会や企業の現状や課題を知り、広い視点をもって、ヒューマンウェア融合領域での研究・開発に取り組めるようになることを目標とします。

概要

各種分野の大学、企業、研究所から講師を招き、それぞれの立場での融合領域にお ける研究・開発の戦略、プロジェクトの企画・立案、プロジェクト運営・実施、プロジェクト成果の産業技術化に関するセミナーを行います。講師から実際のプロジェクトに基づく事例を紹介し、講師と学生で事例についての議論を深めます。このセミナーにより、ヒューマンウェア融合領域での研究・開発を立案し、推進するための基礎知識と実践力を養ってもらいたいと思います。

開講日 秋冬期  金曜 3,4限 (13:30~16:40)(基本は3限が講義,4限が議論)【全 6 回】
形式 対面(講義形式)
講義室 情報科学研究科C401
開講言語 原則日本語 (資料や口頭では必要に応じて英語での補足があります)
評価 講義への参加とレポートにより評価  ( 出欠20%、レポート80%)

【出席の取り扱い】

  • 原則出席を必須としますが、学会参加等のやむを得ない理由で欠席する場合は、講義の3日前までに、HWIP事務局【office-n@humanware.osaka-u.ac.jp (nはn期生)】宛に事前連絡してください。追加レポートなどにより特別欠席として認めることがあります。
  • 理由または連絡のない20分以上の遅刻は欠席扱い、同様に20分以内の遅刻は減点、また特別欠席の手続きなく2回以上講義を欠席したものは成績を「不可」とします。

【レポート課題について】

  • 各回ごとに、事前もしくは事後のレポート課題があります。
  • レポートの指示や提出は、原則としてCLEを用います。事前課題の場合は、講義日前にメールにて課題と提出期限が指示されます。事後課題の場合は、授業内で内容の指示があり、原則講義後1週間を提出期限とします。

2025年度 講義日程

※講義日は 9月頃決定し掲載します

講義日 講師 タイトル
近藤 滋
(国立遺伝学研究所所長)
前川 卓也
(大阪大学 高等共創研究院/大学院情報科学研究科 教授)
髙橋 英之
(追手門学院大学理工学部/大阪大学招へい教員)
関 喜史
(FairyDevices株式会社/株式会社Gunosy 顧問/共同創業者)
水内 良
(早稲田大学理工学術院 准教授 、HWIP1期生)
○○(未定)

 

HWコミュニケーション

授業担当教員: 下村 優(情報科学研究科)
s-shimomura@ist.osaka-u.ac.jp

目的と目標

融合研究では、考えや目標を共有できる複数の研究者がチームを組み、さまざまな観点で議論しながら研究を進展させます。そのためには人的ネットワークを形成し信頼を得たり、自らのアイデアや技術をわかりやすく伝えたりする能力が必要です。また、融合研究に限らず、研究者は非専門家や非研究者などともコミュニケーションし、研究立案に適切に反映させる能力が求められます。本講義では、これらの能力を養うため、座学と実践を通してアウトリーチの方法を主体的に学びます。これには、意見交換の場を設ける方法も含まれます。
本講義の目標は、シンポジウムの企画・実践により、他者が活発に議論する場を構築できる能力を身につけられること。また、企画の振り返り・フィードバックを実施し、今後の企画・実践のための後学を学ぶことです。

概要

科学コミュニケーションの歴史から現在に使用される具体的手法までの知識を網羅する座学を受け、さらに「人に伝える」ことのワークを含む講義を受講します。その後、教員、ヒューマンウェア履修生、学部生などを対象とした、ヒューマンウェア全学年参加型の交流活動を企画、開催します。これにより、融合研究の立案や方向性の設定など具体化が促進されることにも期待てています。

【①アウトリーチに関する座学講習】 :  2025年 6月13日 (予定)

講師を招き、科学コミュニケーションの知識を得るため、その歴史から現在に使用される具体的手法までの座学を受けます。同日に、「人に伝える」ことと意見交換を促す場を提供するためのワークを行います。人に伝えるベストな方法は、共通の部分と十人十色の部分に分かれるため、共通の部分を知り、それを使ってワークすることで、自分自身に合った形を探していくことを目的としています。

【2025年度 外部講師】  澤田莉沙   (サイエンスコミュニケーター ・ HWIP 1期生 )

【②シンポジウム開催】 : 2025年 11月14日 (予定)

シンポジウムの企画を通じ、他者が交流する場を構築する実践力を養います。このシンポジウム開催を、融合研究の立案や方向性の設定など具体的な成果につなげるため、聴衆対象として、企業、教員、ヒューマンウェア履修生を想定しています。一方で、ヒューマンウェアの広報として、来年度にHWに入る可能性のある学部4年生や、来年度に大学院入試を受ける可能性のある全国の学部3年生などの受け入もあり得ます。

【手順など】
○代表や副代表などを選び、幹事とする。
○受講生全員で企画を議論し、幹事が取りまとめる。
○他学年のヒューマンウェア履修生にもプレゼンテーションを依頼する。具体的な方式、内容は受講生で検討する。
○当日は全員が出席し、全員に何らかの仕事があること。
○宣伝の形は自由とする。
(合格者宛に手紙や、学内放送、学内メールなど、必要であれば事務局・教員も協力)
○予算が必要な場合は一か月程度前に事務局・担当教員に伝えること。
○良く分からないことは質問すること。

過去の実施報告 (事後資料)

企画などの学生資料
→ 2016年度(3期生): 学内
→ 2017年度(4期生): 学内LaboCafeOacis (PW:ToKui602t)
→ 2018年度(5期生): 講義・ Expocity(HW)Expocity(En@OU)・・
→ 2020年度(8期生): オンラインシンポジウム
レポートまとめ
→ 2016年度(3期生)
→ 2017年度(4期生)
→ 2020年度(7期生)   
→ 2023年度(10期生)   

HW基礎論 II

授業担当教員: 泉 泰介(情報科学研究科)
izumi.taisuke.ist@osaka-u.ac.jp

目的と目標

「HW基礎論 I」で得た知識や技術をもとに融合研究を立案し、実施します。融合研究の立案・実施を通して、融合研究を推進するために必要となる、課題設定能力、学際的コミュニケーション能力、研究推進能力を高めることを目的としています。
この講義の目標は次の2点です。
・生命、認知脳、情報の幅広い分野の基礎知識を有し、様々な議論をすることができる
・様々な分野、タイプ、個性の人の価値観を理解し、共同で作業することができる

概要

原則15回(15コマ)の授業を行います。グループワークが中心の授業です。「HW基礎論 I」で検討したグループをベースにして、予備調査と研究課題の設定、研究の実施、研究結果の取りまとめを行います。

開講日 秋冬期  金曜 5限 (16:50~18:20)【全 15 回】 第1回 ; ガイダンス
第2,3回 ; グループの決定、テーマの決定
第4,5回 ; 予備調査と課題設定
第6-10回 ; 研究の実施
第11-15回; 取りまとめ
形式 原則 対面
講義室 情報科学研究科C401
評価 講義や議論、発表への参加と提出物により評価  ( 講義や議論への参加30%、発表40%、レポート30%)

【注意事項】

  • 欠席その他授業に関る質問相談などは、本科目担当の 泉先生 ( izumi.taisuke.ist@osaka-u.ac.jp )にメールにて連絡してください。
  • 本授業の詳細な情報や連絡は CLEを用います。

 

 

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専用

学生アドバイザリ委員会

目的

履修生個人への指導・支援のメンタリング機能と、習熟度の評価・審査の機能を提供することを目的として、学生アドバイザリ委員会を設置しています。履修生が専門を超えた融合分野を牽引するグローバルリーダーとなるために、定期的に複数の視点からアドバイスを行います。 これにより、履修生が新しい道に挑戦できたり、より具体的または有意義な方向性が見えてきたりすることに期待しています。

概要

【①学内委員】

学位審査委員会の構成を念頭に、学生ごとに所属研究科の指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。学生アドバイザリ委員会は年2回(8月、11月頃)実施し、担当する履修生の研究活動、学習、進路などについて、専門領域および融合領域における学術的視点からアドバイスをします。

【②学外委員(産業界)】 

プログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。学外委員は、原則年1回(6~7月頃)履修生との面談を実施し、研究活動、学習、進路などについて、産業界の視点からアドバイスをします。

①学内委員からの指導助言

学内委員は指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。履修生自身の指導教員を第1アドバイザとします。組織としての画一的な価値観や方針ではなく、異なる分野・立場からのメンタリングおよび評価を行うため、第2アドバイザは他研究科教員とします。
2名のアドバイザとは、下記のとおり年に2回、メールや報告(評価)を受け、履修中継続して指導助言を受けます。
※この学内委員2名が、プログラムの進級試験(R-QE)ならびに最終試験(F-QE)の審査委員(主査・副査)となります。

■1回目【8月】: <メール>メンタリング目的

研究活動・進路・キャリア・人生についての個人的なメンタリングを主な目的として実施します。具体的には、研究進捗や進路の相談、意見を聞きたいことなどについて、メールを直接送ります。(必要に応じて一部面会にて指導助言を受けることも可能です)

■2回目【11月】: <報告書の提出> 評価・審査目的

習熟度の評価・審査を目的として実施します。 具体的には、学生が報告書を作成しアドバイザが評価しフィードバックを行います。
※ R-QEの受験者においては、この報告と評価が、R-QEの書類審査を兼ねます。
※ F-QEの受験者については、この報告と評価を行わず、同時期に別様式にてF-QEの申請書を提出することになります。

2025年度  学生アドバイザリ委員(学内委員)
履修生毎の一覧 pdf  
※pdfアクセスには履修生ページと同じパスワードが必要です

1回目(メール)、2回目(報告書の送付) 手順  >>

 

②学外委員(産業界)との面談

学外委員はプログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。通常年1回、6-7月頃を目途に面談を実施します。これは、研究内容についての意見交換や、大学生活におけるメンタリング面での助言、将来視野の拡大などを目的としています。履修生自身の研究に関する相談や、大学生活(日々の活動や目標など)についての悩み、将来の進路や方向性などについて、産業界の先輩からアドバイスを頂く機会とします。
面談は、履修生あたり毎年2社以上の実施を原則とします。担当者(企業)ごとに日程だけでなく、オンラインか対面か、また個人面談か集団面談など、いずれもできるだけ履修生希望に配慮し調整します。

※ 履修生の希望により毎年面談したい担当者(企業)を決定します。具体的な面談希望アンケートや日程調整は5月頃からメールにて行います。

学生アドバイザリ委員会(forGP)

目的

履修生個人への指導・支援のメンタリング機能と、習熟度の評価・審査の機能を提供することを目的として、学生アドバイザリ委員会を設置しています。履修生が専門を超えた融合分野を牽引するグローバルリーダーとなるために、定期的に複数の視点からアドバイスを行います。 これにより、履修生が新しい道に挑戦できたり、より具体的または有意義な方向性が見えてきたりすることに期待しています。

概要

【①学内委員】 ※履修3年目(博士後期相当)以降 実施

学位審査委員会の構成を念頭に、博士後期課程(生命機能研究科においては博士課程3年次以降)に在籍する履修生に対し、学生ごとに所属研究科の指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。学生アドバイザリ委員会は年2回(8月、11月頃)実施し、担当する履修生の研究活動、学習、進路などについて、専門領域および融合領域における学術的視点からアドバイスをします。

【②学外委員(産業界)】 ※履修1年目より実施

プログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。学外委員は、原則年1回(6~7月頃)履修生との面談を実施し、研究活動、学習、進路などについて、産業界の視点からアドバイスをします。

 

①学内委員からの指導助言

学内委員は指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。履修生自身の指導教員を第1アドバイザとします。組織としての画一的な価値観や方針ではなく、異なる分野・立場からのメンタリングおよび評価を行うため、第2アドバイザには他研究科教員とします。(博士後期課程、すなわち履修3年目に、本人の希望もふまえて第2アドバイザを割り当てます。)
2名のアドバイザとは、下記のとおり年に2回、メールや報告(評価)を受け、博士後期課程(相当)の3年間継続して指導助言を受けます。
※この学内委員2名が、プログラムの進級試験(R-QE)ならびに最終試験(F-QE)の審査委員(主査・副査)となります。

■1回目【8月】: <メール>メンタリング目的

研究活動・進路・キャリア・人生についての個人的なメンタリングを主な目的として実施します。具体的には、研究進捗や進路の相談、意見を聞きたいことなどについて、メールを直接送ります。(必要に応じて一部面会にて指導助言を受けることも可能です)

■2回目【11月】: <報告書の提出> 評価・審査目的

習熟度の評価・審査を目的として実施します。 具体的には、学生が報告書を作成しアドバイザが評価しフィードバックを行います。
※ R-QEの受験者においては、この報告と評価が、R-QEの書類審査を兼ねます。
※ F-QEの受験者については、この報告と評価を行わず、同時期に別様式にてF-QEの申請書を提出することになります。

 

1回目(メール)、2回目(報告書の送付) 手順  >>

 

②学外委員(産業界)との面談

学外委員はプログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。通常年1回、6-7月頃を目途に面談を実施します。これは、研究内容についての意見交換や、大学生活におけるメンタリング面での助言、将来視野の拡大などを目的としています。履修生自身の研究に関する相談や、大学生活(日々の活動や目標など)についての悩み、将来の進路や方向性などについて、産業界の先輩からアドバイスを頂く機会とします。
面談は、履修生あたり毎年2社以上の実施を原則とします。担当者(企業)ごとに日程だけでなく、オンラインか対面か、また個人面談か集団面談など、いずれもできるだけ履修生希望に配慮し調整します。

※ 履修生の希望により毎年面談したい担当者(企業)を決定します。具体的な面談希望アンケートや日程調整は5月頃からメールにて行います。

HWイノベーション創出論

授業担当教員: 清水 浩(情報科学研究科)
shimizu@ist.osaka-u.ac.jp

目的と目標

各種分野の大学、企業、研究所からの講師によるセミナーにより、ヒューマンウェア 融合領域での研究・開発を推進するための基礎知識と実践力の涵養を目的として開講しています。産業社会や企業の現状や課題を知り、広い視点をもって、ヒューマンウェア融合領域での研究・開発に取り組めるようになることを目標とします。

概要

各種分野の大学、企業、研究所から講師を招き、それぞれの立場での融合領域にお ける研究・開発の戦略、プロジェクトの企画・立案、プロジェクト運営・実施、プロジェクト成果の産業技術化に関するセミナーを行います。講師から実際のプロジェクトに基づく事例を紹介し、講師と学生で事例についての議論を深めます。このセミナーにより、ヒューマンウェア融合領域での研究・開発を立案し、推進するための基礎知識と実践力を養ってもらいたいと思います。

開講日 秋冬期  金曜 3,4限 (13:30~16:40)(基本は3限が講義,4限が議論)【全 6 回】
形式 対面(講義形式)
講義室 情報科学研究科C401
開講言語 原則日本語 (資料や口頭では必要に応じて英語での補足があります)
評価 講義への参加とレポートにより評価  ( 出欠20%、レポート80%)

【出席の取り扱い】

  • 原則出席を必須としますが、学会参加等のやむを得ない理由で欠席する場合は、講義の3日前までに、HWIP事務局【office-n@humanware.osaka-u.ac.jp (nはn期生)】宛に事前連絡してください。追加レポートなどにより特別欠席として認めることがあります。
  • 理由または連絡のない20分以上の遅刻は欠席扱い、同様に20分以内の遅刻は減点、また特別欠席の手続きなく2回以上講義を欠席したものは成績を「不可」とします。

【レポート課題について】

  • 各回ごとに、事前もしくは事後のレポート課題があります。
  • レポートの指示や提出は、原則としてCLEを用います。事前課題の場合は、講義日前にメールにて課題と提出期限が指示されます。事後課題の場合は、授業内で内容の指示があり、原則講義後1週間を提出期限とします。

2025年度 講義日程

※講義日は 9月頃決定し掲載します

講義日 講師 タイトル
近藤 滋
(国立遺伝学研究所所長)
前川 卓也
(大阪大学 高等共創研究院/大学院情報科学研究科 教授)
髙橋 英之
(追手門学院大学理工学部/大阪大学招へい教員)
関 喜史
(FairyDevices株式会社/株式会社Gunosy 顧問/共同創業者)
水内 良
(早稲田大学理工学術院 准教授 、HWIP1期生)
○○(未定)

 

HWコミュニケーション

授業担当教員: 下村 優(情報科学研究科)
s-shimomura@ist.osaka-u.ac.jp

目的と目標

融合研究では、考えや目標を共有できる複数の研究者がチームを組み、さまざまな観点で議論しながら研究を進展させます。そのためには人的ネットワークを形成し信頼を得たり、自らのアイデアや技術をわかりやすく伝えたりする能力が必要です。また、融合研究に限らず、研究者は非専門家や非研究者などともコミュニケーションし、研究立案に適切に反映させる能力が求められます。本講義では、これらの能力を養うため、座学と実践を通してアウトリーチの方法を主体的に学びます。これには、意見交換の場を設ける方法も含まれます。
本講義の目標は、シンポジウムの企画・実践により、他者が活発に議論する場を構築できる能力を身につけられること。また、企画の振り返り・フィードバックを実施し、今後の企画・実践のための後学を学ぶことです。

概要

科学コミュニケーションの歴史から現在に使用される具体的手法までの知識を網羅する座学を受け、さらに「人に伝える」ことのワークを含む講義を受講します。その後、教員、ヒューマンウェア履修生、学部生などを対象とした、ヒューマンウェア全学年参加型の交流活動を企画、開催します。これにより、融合研究の立案や方向性の設定など具体化が促進されることにも期待てています。

【①アウトリーチに関する座学講習】 :  2025年 6月13日 (予定)

講師を招き、科学コミュニケーションの知識を得るため、その歴史から現在に使用される具体的手法までの座学を受けます。同日に、「人に伝える」ことと意見交換を促す場を提供するためのワークを行います。人に伝えるベストな方法は、共通の部分と十人十色の部分に分かれるため、共通の部分を知り、それを使ってワークすることで、自分自身に合った形を探していくことを目的としています。

【2025年度 外部講師】  澤田莉沙   (サイエンスコミュニケーター ・ HWIP 1期生 )

【②シンポジウム開催】 : 2025年 11月14日 (予定)

シンポジウムの企画を通じ、他者が交流する場を構築する実践力を養います。このシンポジウム開催を、融合研究の立案や方向性の設定など具体的な成果につなげるため、聴衆対象として、企業、教員、ヒューマンウェア履修生を想定しています。一方で、ヒューマンウェアの広報として、来年度にHWに入る可能性のある学部4年生や、来年度に大学院入試を受ける可能性のある全国の学部3年生などの受け入もあり得ます。

【手順など】
○代表や副代表などを選び、幹事とする。
○受講生全員で企画を議論し、幹事が取りまとめる。
○他学年のヒューマンウェア履修生にもプレゼンテーションを依頼する。具体的な方式、内容は受講生で検討する。
○当日は全員が出席し、全員に何らかの仕事があること。
○宣伝の形は自由とする。
(合格者宛に手紙や、学内放送、学内メールなど、必要であれば事務局・教員も協力)
○予算が必要な場合は一か月程度前に事務局・担当教員に伝えること。
○良く分からないことは質問すること。

過去の実施報告 (事後資料)

企画などの学生資料
→ 2016年度(3期生): 学内
→ 2017年度(4期生): 学内LaboCafeOacis (PW:ToKui602t)
→ 2018年度(5期生): 講義・ Expocity(HW)Expocity(En@OU)・・
→ 2020年度(8期生): オンラインシンポジウム
レポートまとめ
→ 2016年度(3期生)
→ 2017年度(4期生)
→ 2020年度(7期生)   
→ 2023年度(10期生)   

HW基礎論 II

授業担当教員: 泉 泰介(情報科学研究科)
izumi.taisuke.ist@osaka-u.ac.jp

目的と目標

「HW基礎論 I」で得た知識や技術をもとに融合研究を立案し、実施します。融合研究の立案・実施を通して、融合研究を推進するために必要となる、課題設定能力、学際的コミュニケーション能力、研究推進能力を高めることを目的としています。
この講義の目標は次の2点です。
・生命、認知脳、情報の幅広い分野の基礎知識を有し、様々な議論をすることができる
・様々な分野、タイプ、個性の人の価値観を理解し、共同で作業することができる

概要

原則15回(15コマ)の授業を行います。グループワークが中心の授業です。「HW基礎論 I」で検討したグループをベースにして、予備調査と研究課題の設定、研究の実施、研究結果の取りまとめを行います。

開講日 秋冬期  金曜 5限 (16:50~18:20)【全 15 回】 第1回 ; ガイダンス
第2,3回 ; グループの決定、テーマの決定
第4,5回 ; 予備調査と課題設定
第6-10回 ; 研究の実施
第11-15回; 取りまとめ
形式 原則 対面
講義室 情報科学研究科C401
評価 講義や議論、発表への参加と提出物により評価  ( 講義や議論への参加30%、発表40%、レポート30%)

【注意事項】

  • 欠席その他授業に関る質問相談などは、本科目担当の 泉先生 ( izumi.taisuke.ist@osaka-u.ac.jp )にメールにて連絡してください。
  • 本授業の詳細な情報や連絡は CLEを用います。

 

 

専用

学生アドバイザリ委員会

目的

履修生個人への指導・支援のメンタリング機能と、習熟度の評価・審査の機能を提供することを目的として、学生アドバイザリ委員会を設置しています。履修生が専門を超えた融合分野を牽引するグローバルリーダーとなるために、定期的に複数の視点からアドバイスを行います。 これにより、履修生が新しい道に挑戦できたり、より具体的または有意義な方向性が見えてきたりすることに期待しています。

概要

【①学内委員】

学位審査委員会の構成を念頭に、学生ごとに所属研究科の指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。学生アドバイザリ委員会は年2回(8月、11月頃)実施し、担当する履修生の研究活動、学習、進路などについて、専門領域および融合領域における学術的視点からアドバイスをします。

【②学外委員(産業界)】 

プログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。学外委員は、原則年1回(6~7月頃)履修生との面談を実施し、研究活動、学習、進路などについて、産業界の視点からアドバイスをします。

①学内委員からの指導助言

学内委員は指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。履修生自身の指導教員を第1アドバイザとします。組織としての画一的な価値観や方針ではなく、異なる分野・立場からのメンタリングおよび評価を行うため、第2アドバイザは他研究科教員とします。
2名のアドバイザとは、下記のとおり年に2回、メールや報告(評価)を受け、履修中継続して指導助言を受けます。
※この学内委員2名が、プログラムの進級試験(R-QE)ならびに最終試験(F-QE)の審査委員(主査・副査)となります。

■1回目【8月】: <メール>メンタリング目的

研究活動・進路・キャリア・人生についての個人的なメンタリングを主な目的として実施します。具体的には、研究進捗や進路の相談、意見を聞きたいことなどについて、メールを直接送ります。(必要に応じて一部面会にて指導助言を受けることも可能です)

■2回目【11月】: <報告書の提出> 評価・審査目的

習熟度の評価・審査を目的として実施します。 具体的には、学生が報告書を作成しアドバイザが評価しフィードバックを行います。
※ R-QEの受験者においては、この報告と評価が、R-QEの書類審査を兼ねます。
※ F-QEの受験者については、この報告と評価を行わず、同時期に別様式にてF-QEの申請書を提出することになります。

2025年度  学生アドバイザリ委員(学内委員)
履修生毎の一覧 pdf  
※pdfアクセスには履修生ページと同じパスワードが必要です

1回目(メール)、2回目(報告書の送付) 手順  >>

 

②学外委員(産業界)との面談

学外委員はプログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。通常年1回、6-7月頃を目途に面談を実施します。これは、研究内容についての意見交換や、大学生活におけるメンタリング面での助言、将来視野の拡大などを目的としています。履修生自身の研究に関する相談や、大学生活(日々の活動や目標など)についての悩み、将来の進路や方向性などについて、産業界の先輩からアドバイスを頂く機会とします。
面談は、履修生あたり毎年2社以上の実施を原則とします。担当者(企業)ごとに日程だけでなく、オンラインか対面か、また個人面談か集団面談など、いずれもできるだけ履修生希望に配慮し調整します。

※ 履修生の希望により毎年面談したい担当者(企業)を決定します。具体的な面談希望アンケートや日程調整は5月頃からメールにて行います。

学生アドバイザリ委員会(forGP)

目的

履修生個人への指導・支援のメンタリング機能と、習熟度の評価・審査の機能を提供することを目的として、学生アドバイザリ委員会を設置しています。履修生が専門を超えた融合分野を牽引するグローバルリーダーとなるために、定期的に複数の視点からアドバイスを行います。 これにより、履修生が新しい道に挑戦できたり、より具体的または有意義な方向性が見えてきたりすることに期待しています。

概要

【①学内委員】 ※履修3年目(博士後期相当)以降 実施

学位審査委員会の構成を念頭に、博士後期課程(生命機能研究科においては博士課程3年次以降)に在籍する履修生に対し、学生ごとに所属研究科の指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。学生アドバイザリ委員会は年2回(8月、11月頃)実施し、担当する履修生の研究活動、学習、進路などについて、専門領域および融合領域における学術的視点からアドバイスをします。

【②学外委員(産業界)】 ※履修1年目より実施

プログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。学外委員は、原則年1回(6~7月頃)履修生との面談を実施し、研究活動、学習、進路などについて、産業界の視点からアドバイスをします。

 

①学内委員からの指導助言

学内委員は指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。履修生自身の指導教員を第1アドバイザとします。組織としての画一的な価値観や方針ではなく、異なる分野・立場からのメンタリングおよび評価を行うため、第2アドバイザには他研究科教員とします。(博士後期課程、すなわち履修3年目に、本人の希望もふまえて第2アドバイザを割り当てます。)
2名のアドバイザとは、下記のとおり年に2回、メールや報告(評価)を受け、博士後期課程(相当)の3年間継続して指導助言を受けます。
※この学内委員2名が、プログラムの進級試験(R-QE)ならびに最終試験(F-QE)の審査委員(主査・副査)となります。

■1回目【8月】: <メール>メンタリング目的

研究活動・進路・キャリア・人生についての個人的なメンタリングを主な目的として実施します。具体的には、研究進捗や進路の相談、意見を聞きたいことなどについて、メールを直接送ります。(必要に応じて一部面会にて指導助言を受けることも可能です)

■2回目【11月】: <報告書の提出> 評価・審査目的

習熟度の評価・審査を目的として実施します。 具体的には、学生が報告書を作成しアドバイザが評価しフィードバックを行います。
※ R-QEの受験者においては、この報告と評価が、R-QEの書類審査を兼ねます。
※ F-QEの受験者については、この報告と評価を行わず、同時期に別様式にてF-QEの申請書を提出することになります。

 

1回目(メール)、2回目(報告書の送付) 手順  >>

 

②学外委員(産業界)との面談

学外委員はプログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。通常年1回、6-7月頃を目途に面談を実施します。これは、研究内容についての意見交換や、大学生活におけるメンタリング面での助言、将来視野の拡大などを目的としています。履修生自身の研究に関する相談や、大学生活(日々の活動や目標など)についての悩み、将来の進路や方向性などについて、産業界の先輩からアドバイスを頂く機会とします。
面談は、履修生あたり毎年2社以上の実施を原則とします。担当者(企業)ごとに日程だけでなく、オンラインか対面か、また個人面談か集団面談など、いずれもできるだけ履修生希望に配慮し調整します。

※ 履修生の希望により毎年面談したい担当者(企業)を決定します。具体的な面談希望アンケートや日程調整は5月頃からメールにて行います。

HWイノベーション創出論

授業担当教員: 清水 浩(情報科学研究科)
shimizu@ist.osaka-u.ac.jp

目的と目標

各種分野の大学、企業、研究所からの講師によるセミナーにより、ヒューマンウェア 融合領域での研究・開発を推進するための基礎知識と実践力の涵養を目的として開講しています。産業社会や企業の現状や課題を知り、広い視点をもって、ヒューマンウェア融合領域での研究・開発に取り組めるようになることを目標とします。

概要

各種分野の大学、企業、研究所から講師を招き、それぞれの立場での融合領域にお ける研究・開発の戦略、プロジェクトの企画・立案、プロジェクト運営・実施、プロジェクト成果の産業技術化に関するセミナーを行います。講師から実際のプロジェクトに基づく事例を紹介し、講師と学生で事例についての議論を深めます。このセミナーにより、ヒューマンウェア融合領域での研究・開発を立案し、推進するための基礎知識と実践力を養ってもらいたいと思います。

開講日 秋冬期  金曜 3,4限 (13:30~16:40)(基本は3限が講義,4限が議論)【全 6 回】
形式 対面(講義形式)
講義室 情報科学研究科C401
開講言語 原則日本語 (資料や口頭では必要に応じて英語での補足があります)
評価 講義への参加とレポートにより評価  ( 出欠20%、レポート80%)

【出席の取り扱い】

  • 原則出席を必須としますが、学会参加等のやむを得ない理由で欠席する場合は、講義の3日前までに、HWIP事務局【office-n@humanware.osaka-u.ac.jp (nはn期生)】宛に事前連絡してください。追加レポートなどにより特別欠席として認めることがあります。
  • 理由または連絡のない20分以上の遅刻は欠席扱い、同様に20分以内の遅刻は減点、また特別欠席の手続きなく2回以上講義を欠席したものは成績を「不可」とします。

【レポート課題について】

  • 各回ごとに、事前もしくは事後のレポート課題があります。
  • レポートの指示や提出は、原則としてCLEを用います。事前課題の場合は、講義日前にメールにて課題と提出期限が指示されます。事後課題の場合は、授業内で内容の指示があり、原則講義後1週間を提出期限とします。

2025年度 講義日程

※講義日は 9月頃決定し掲載します

講義日 講師 タイトル
近藤 滋
(国立遺伝学研究所所長)
前川 卓也
(大阪大学 高等共創研究院/大学院情報科学研究科 教授)
髙橋 英之
(追手門学院大学理工学部/大阪大学招へい教員)
関 喜史
(FairyDevices株式会社/株式会社Gunosy 顧問/共同創業者)
水内 良
(早稲田大学理工学術院 准教授 、HWIP1期生)
○○(未定)

 

HWコミュニケーション

授業担当教員: 下村 優(情報科学研究科)
s-shimomura@ist.osaka-u.ac.jp

目的と目標

融合研究では、考えや目標を共有できる複数の研究者がチームを組み、さまざまな観点で議論しながら研究を進展させます。そのためには人的ネットワークを形成し信頼を得たり、自らのアイデアや技術をわかりやすく伝えたりする能力が必要です。また、融合研究に限らず、研究者は非専門家や非研究者などともコミュニケーションし、研究立案に適切に反映させる能力が求められます。本講義では、これらの能力を養うため、座学と実践を通してアウトリーチの方法を主体的に学びます。これには、意見交換の場を設ける方法も含まれます。
本講義の目標は、シンポジウムの企画・実践により、他者が活発に議論する場を構築できる能力を身につけられること。また、企画の振り返り・フィードバックを実施し、今後の企画・実践のための後学を学ぶことです。

概要

科学コミュニケーションの歴史から現在に使用される具体的手法までの知識を網羅する座学を受け、さらに「人に伝える」ことのワークを含む講義を受講します。その後、教員、ヒューマンウェア履修生、学部生などを対象とした、ヒューマンウェア全学年参加型の交流活動を企画、開催します。これにより、融合研究の立案や方向性の設定など具体化が促進されることにも期待てています。

【①アウトリーチに関する座学講習】 :  2025年 6月13日 (予定)

講師を招き、科学コミュニケーションの知識を得るため、その歴史から現在に使用される具体的手法までの座学を受けます。同日に、「人に伝える」ことと意見交換を促す場を提供するためのワークを行います。人に伝えるベストな方法は、共通の部分と十人十色の部分に分かれるため、共通の部分を知り、それを使ってワークすることで、自分自身に合った形を探していくことを目的としています。

【2025年度 外部講師】  澤田莉沙   (サイエンスコミュニケーター ・ HWIP 1期生 )

【②シンポジウム開催】 : 2025年 11月14日 (予定)

シンポジウムの企画を通じ、他者が交流する場を構築する実践力を養います。このシンポジウム開催を、融合研究の立案や方向性の設定など具体的な成果につなげるため、聴衆対象として、企業、教員、ヒューマンウェア履修生を想定しています。一方で、ヒューマンウェアの広報として、来年度にHWに入る可能性のある学部4年生や、来年度に大学院入試を受ける可能性のある全国の学部3年生などの受け入もあり得ます。

【手順など】
○代表や副代表などを選び、幹事とする。
○受講生全員で企画を議論し、幹事が取りまとめる。
○他学年のヒューマンウェア履修生にもプレゼンテーションを依頼する。具体的な方式、内容は受講生で検討する。
○当日は全員が出席し、全員に何らかの仕事があること。
○宣伝の形は自由とする。
(合格者宛に手紙や、学内放送、学内メールなど、必要であれば事務局・教員も協力)
○予算が必要な場合は一か月程度前に事務局・担当教員に伝えること。
○良く分からないことは質問すること。

過去の実施報告 (事後資料)

企画などの学生資料
→ 2016年度(3期生): 学内
→ 2017年度(4期生): 学内LaboCafeOacis (PW:ToKui602t)
→ 2018年度(5期生): 講義・ Expocity(HW)Expocity(En@OU)・・
→ 2020年度(8期生): オンラインシンポジウム
レポートまとめ
→ 2016年度(3期生)
→ 2017年度(4期生)
→ 2020年度(7期生)   
→ 2023年度(10期生)   

HW基礎論 II

授業担当教員: 泉 泰介(情報科学研究科)
izumi.taisuke.ist@osaka-u.ac.jp

目的と目標

「HW基礎論 I」で得た知識や技術をもとに融合研究を立案し、実施します。融合研究の立案・実施を通して、融合研究を推進するために必要となる、課題設定能力、学際的コミュニケーション能力、研究推進能力を高めることを目的としています。
この講義の目標は次の2点です。
・生命、認知脳、情報の幅広い分野の基礎知識を有し、様々な議論をすることができる
・様々な分野、タイプ、個性の人の価値観を理解し、共同で作業することができる

概要

原則15回(15コマ)の授業を行います。グループワークが中心の授業です。「HW基礎論 I」で検討したグループをベースにして、予備調査と研究課題の設定、研究の実施、研究結果の取りまとめを行います。

開講日 秋冬期  金曜 5限 (16:50~18:20)【全 15 回】 第1回 ; ガイダンス
第2,3回 ; グループの決定、テーマの決定
第4,5回 ; 予備調査と課題設定
第6-10回 ; 研究の実施
第11-15回; 取りまとめ
形式 原則 対面
講義室 情報科学研究科C401
評価 講義や議論、発表への参加と提出物により評価  ( 講義や議論への参加30%、発表40%、レポート30%)

【注意事項】

  • 欠席その他授業に関る質問相談などは、本科目担当の 泉先生 ( izumi.taisuke.ist@osaka-u.ac.jp )にメールにて連絡してください。
  • 本授業の詳細な情報や連絡は CLEを用います。

 

 

専用

学生アドバイザリ委員会

目的

履修生個人への指導・支援のメンタリング機能と、習熟度の評価・審査の機能を提供することを目的として、学生アドバイザリ委員会を設置しています。履修生が専門を超えた融合分野を牽引するグローバルリーダーとなるために、定期的に複数の視点からアドバイスを行います。 これにより、履修生が新しい道に挑戦できたり、より具体的または有意義な方向性が見えてきたりすることに期待しています。

概要

【①学内委員】

学位審査委員会の構成を念頭に、学生ごとに所属研究科の指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。学生アドバイザリ委員会は年2回(8月、11月頃)実施し、担当する履修生の研究活動、学習、進路などについて、専門領域および融合領域における学術的視点からアドバイスをします。

【②学外委員(産業界)】 

プログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。学外委員は、原則年1回(6~7月頃)履修生との面談を実施し、研究活動、学習、進路などについて、産業界の視点からアドバイスをします。

①学内委員からの指導助言

学内委員は指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。履修生自身の指導教員を第1アドバイザとします。組織としての画一的な価値観や方針ではなく、異なる分野・立場からのメンタリングおよび評価を行うため、第2アドバイザは他研究科教員とします。
2名のアドバイザとは、下記のとおり年に2回、メールや報告(評価)を受け、履修中継続して指導助言を受けます。
※この学内委員2名が、プログラムの進級試験(R-QE)ならびに最終試験(F-QE)の審査委員(主査・副査)となります。

■1回目【8月】: <メール>メンタリング目的

研究活動・進路・キャリア・人生についての個人的なメンタリングを主な目的として実施します。具体的には、研究進捗や進路の相談、意見を聞きたいことなどについて、メールを直接送ります。(必要に応じて一部面会にて指導助言を受けることも可能です)

■2回目【11月】: <報告書の提出> 評価・審査目的

習熟度の評価・審査を目的として実施します。 具体的には、学生が報告書を作成しアドバイザが評価しフィードバックを行います。
※ R-QEの受験者においては、この報告と評価が、R-QEの書類審査を兼ねます。
※ F-QEの受験者については、この報告と評価を行わず、同時期に別様式にてF-QEの申請書を提出することになります。

2025年度  学生アドバイザリ委員(学内委員)
履修生毎の一覧 pdf  
※pdfアクセスには履修生ページと同じパスワードが必要です

1回目(メール)、2回目(報告書の送付) 手順  >>

 

②学外委員(産業界)との面談

学外委員はプログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。通常年1回、6-7月頃を目途に面談を実施します。これは、研究内容についての意見交換や、大学生活におけるメンタリング面での助言、将来視野の拡大などを目的としています。履修生自身の研究に関する相談や、大学生活(日々の活動や目標など)についての悩み、将来の進路や方向性などについて、産業界の先輩からアドバイスを頂く機会とします。
面談は、履修生あたり毎年2社以上の実施を原則とします。担当者(企業)ごとに日程だけでなく、オンラインか対面か、また個人面談か集団面談など、いずれもできるだけ履修生希望に配慮し調整します。

※ 履修生の希望により毎年面談したい担当者(企業)を決定します。具体的な面談希望アンケートや日程調整は5月頃からメールにて行います。

学生アドバイザリ委員会(forGP)

目的

履修生個人への指導・支援のメンタリング機能と、習熟度の評価・審査の機能を提供することを目的として、学生アドバイザリ委員会を設置しています。履修生が専門を超えた融合分野を牽引するグローバルリーダーとなるために、定期的に複数の視点からアドバイスを行います。 これにより、履修生が新しい道に挑戦できたり、より具体的または有意義な方向性が見えてきたりすることに期待しています。

概要

【①学内委員】 ※履修3年目(博士後期相当)以降 実施

学位審査委員会の構成を念頭に、博士後期課程(生命機能研究科においては博士課程3年次以降)に在籍する履修生に対し、学生ごとに所属研究科の指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。学生アドバイザリ委員会は年2回(8月、11月頃)実施し、担当する履修生の研究活動、学習、進路などについて、専門領域および融合領域における学術的視点からアドバイスをします。

【②学外委員(産業界)】 ※履修1年目より実施

プログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。学外委員は、原則年1回(6~7月頃)履修生との面談を実施し、研究活動、学習、進路などについて、産業界の視点からアドバイスをします。

 

①学内委員からの指導助言

学内委員は指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。履修生自身の指導教員を第1アドバイザとします。組織としての画一的な価値観や方針ではなく、異なる分野・立場からのメンタリングおよび評価を行うため、第2アドバイザには他研究科教員とします。(博士後期課程、すなわち履修3年目に、本人の希望もふまえて第2アドバイザを割り当てます。)
2名のアドバイザとは、下記のとおり年に2回、メールや報告(評価)を受け、博士後期課程(相当)の3年間継続して指導助言を受けます。
※この学内委員2名が、プログラムの進級試験(R-QE)ならびに最終試験(F-QE)の審査委員(主査・副査)となります。

■1回目【8月】: <メール>メンタリング目的

研究活動・進路・キャリア・人生についての個人的なメンタリングを主な目的として実施します。具体的には、研究進捗や進路の相談、意見を聞きたいことなどについて、メールを直接送ります。(必要に応じて一部面会にて指導助言を受けることも可能です)

■2回目【11月】: <報告書の提出> 評価・審査目的

習熟度の評価・審査を目的として実施します。 具体的には、学生が報告書を作成しアドバイザが評価しフィードバックを行います。
※ R-QEの受験者においては、この報告と評価が、R-QEの書類審査を兼ねます。
※ F-QEの受験者については、この報告と評価を行わず、同時期に別様式にてF-QEの申請書を提出することになります。

 

1回目(メール)、2回目(報告書の送付) 手順  >>

 

②学外委員(産業界)との面談

学外委員はプログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。通常年1回、6-7月頃を目途に面談を実施します。これは、研究内容についての意見交換や、大学生活におけるメンタリング面での助言、将来視野の拡大などを目的としています。履修生自身の研究に関する相談や、大学生活(日々の活動や目標など)についての悩み、将来の進路や方向性などについて、産業界の先輩からアドバイスを頂く機会とします。
面談は、履修生あたり毎年2社以上の実施を原則とします。担当者(企業)ごとに日程だけでなく、オンラインか対面か、また個人面談か集団面談など、いずれもできるだけ履修生希望に配慮し調整します。

※ 履修生の希望により毎年面談したい担当者(企業)を決定します。具体的な面談希望アンケートや日程調整は5月頃からメールにて行います。

HWイノベーション創出論

授業担当教員: 清水 浩(情報科学研究科)
shimizu@ist.osaka-u.ac.jp

目的と目標

各種分野の大学、企業、研究所からの講師によるセミナーにより、ヒューマンウェア 融合領域での研究・開発を推進するための基礎知識と実践力の涵養を目的として開講しています。産業社会や企業の現状や課題を知り、広い視点をもって、ヒューマンウェア融合領域での研究・開発に取り組めるようになることを目標とします。

概要

各種分野の大学、企業、研究所から講師を招き、それぞれの立場での融合領域にお ける研究・開発の戦略、プロジェクトの企画・立案、プロジェクト運営・実施、プロジェクト成果の産業技術化に関するセミナーを行います。講師から実際のプロジェクトに基づく事例を紹介し、講師と学生で事例についての議論を深めます。このセミナーにより、ヒューマンウェア融合領域での研究・開発を立案し、推進するための基礎知識と実践力を養ってもらいたいと思います。

開講日 秋冬期  金曜 3,4限 (13:30~16:40)(基本は3限が講義,4限が議論)【全 6 回】
形式 対面(講義形式)
講義室 情報科学研究科C401
開講言語 原則日本語 (資料や口頭では必要に応じて英語での補足があります)
評価 講義への参加とレポートにより評価  ( 出欠20%、レポート80%)

【出席の取り扱い】

  • 原則出席を必須としますが、学会参加等のやむを得ない理由で欠席する場合は、講義の3日前までに、HWIP事務局【office-n@humanware.osaka-u.ac.jp (nはn期生)】宛に事前連絡してください。追加レポートなどにより特別欠席として認めることがあります。
  • 理由または連絡のない20分以上の遅刻は欠席扱い、同様に20分以内の遅刻は減点、また特別欠席の手続きなく2回以上講義を欠席したものは成績を「不可」とします。

【レポート課題について】

  • 各回ごとに、事前もしくは事後のレポート課題があります。
  • レポートの指示や提出は、原則としてCLEを用います。事前課題の場合は、講義日前にメールにて課題と提出期限が指示されます。事後課題の場合は、授業内で内容の指示があり、原則講義後1週間を提出期限とします。

2025年度 講義日程

※講義日は 9月頃決定し掲載します

講義日 講師 タイトル
近藤 滋
(国立遺伝学研究所所長)
前川 卓也
(大阪大学 高等共創研究院/大学院情報科学研究科 教授)
髙橋 英之
(追手門学院大学理工学部/大阪大学招へい教員)
関 喜史
(FairyDevices株式会社/株式会社Gunosy 顧問/共同創業者)
水内 良
(早稲田大学理工学術院 准教授 、HWIP1期生)
○○(未定)

 

HWコミュニケーション

授業担当教員: 下村 優(情報科学研究科)
s-shimomura@ist.osaka-u.ac.jp

目的と目標

融合研究では、考えや目標を共有できる複数の研究者がチームを組み、さまざまな観点で議論しながら研究を進展させます。そのためには人的ネットワークを形成し信頼を得たり、自らのアイデアや技術をわかりやすく伝えたりする能力が必要です。また、融合研究に限らず、研究者は非専門家や非研究者などともコミュニケーションし、研究立案に適切に反映させる能力が求められます。本講義では、これらの能力を養うため、座学と実践を通してアウトリーチの方法を主体的に学びます。これには、意見交換の場を設ける方法も含まれます。
本講義の目標は、シンポジウムの企画・実践により、他者が活発に議論する場を構築できる能力を身につけられること。また、企画の振り返り・フィードバックを実施し、今後の企画・実践のための後学を学ぶことです。

概要

科学コミュニケーションの歴史から現在に使用される具体的手法までの知識を網羅する座学を受け、さらに「人に伝える」ことのワークを含む講義を受講します。その後、教員、ヒューマンウェア履修生、学部生などを対象とした、ヒューマンウェア全学年参加型の交流活動を企画、開催します。これにより、融合研究の立案や方向性の設定など具体化が促進されることにも期待てています。

【①アウトリーチに関する座学講習】 :  2025年 6月13日 (予定)

講師を招き、科学コミュニケーションの知識を得るため、その歴史から現在に使用される具体的手法までの座学を受けます。同日に、「人に伝える」ことと意見交換を促す場を提供するためのワークを行います。人に伝えるベストな方法は、共通の部分と十人十色の部分に分かれるため、共通の部分を知り、それを使ってワークすることで、自分自身に合った形を探していくことを目的としています。

【2025年度 外部講師】  澤田莉沙   (サイエンスコミュニケーター ・ HWIP 1期生 )

【②シンポジウム開催】 : 2025年 11月14日 (予定)

シンポジウムの企画を通じ、他者が交流する場を構築する実践力を養います。このシンポジウム開催を、融合研究の立案や方向性の設定など具体的な成果につなげるため、聴衆対象として、企業、教員、ヒューマンウェア履修生を想定しています。一方で、ヒューマンウェアの広報として、来年度にHWに入る可能性のある学部4年生や、来年度に大学院入試を受ける可能性のある全国の学部3年生などの受け入もあり得ます。

【手順など】
○代表や副代表などを選び、幹事とする。
○受講生全員で企画を議論し、幹事が取りまとめる。
○他学年のヒューマンウェア履修生にもプレゼンテーションを依頼する。具体的な方式、内容は受講生で検討する。
○当日は全員が出席し、全員に何らかの仕事があること。
○宣伝の形は自由とする。
(合格者宛に手紙や、学内放送、学内メールなど、必要であれば事務局・教員も協力)
○予算が必要な場合は一か月程度前に事務局・担当教員に伝えること。
○良く分からないことは質問すること。

過去の実施報告 (事後資料)

企画などの学生資料
→ 2016年度(3期生): 学内
→ 2017年度(4期生): 学内LaboCafeOacis (PW:ToKui602t)
→ 2018年度(5期生): 講義・ Expocity(HW)Expocity(En@OU)・・
→ 2020年度(8期生): オンラインシンポジウム
レポートまとめ
→ 2016年度(3期生)
→ 2017年度(4期生)
→ 2020年度(7期生)   
→ 2023年度(10期生)   

HW基礎論 II

授業担当教員: 泉 泰介(情報科学研究科)
izumi.taisuke.ist@osaka-u.ac.jp

目的と目標

「HW基礎論 I」で得た知識や技術をもとに融合研究を立案し、実施します。融合研究の立案・実施を通して、融合研究を推進するために必要となる、課題設定能力、学際的コミュニケーション能力、研究推進能力を高めることを目的としています。
この講義の目標は次の2点です。
・生命、認知脳、情報の幅広い分野の基礎知識を有し、様々な議論をすることができる
・様々な分野、タイプ、個性の人の価値観を理解し、共同で作業することができる

概要

原則15回(15コマ)の授業を行います。グループワークが中心の授業です。「HW基礎論 I」で検討したグループをベースにして、予備調査と研究課題の設定、研究の実施、研究結果の取りまとめを行います。

開講日 秋冬期  金曜 5限 (16:50~18:20)【全 15 回】 第1回 ; ガイダンス
第2,3回 ; グループの決定、テーマの決定
第4,5回 ; 予備調査と課題設定
第6-10回 ; 研究の実施
第11-15回; 取りまとめ
形式 原則 対面
講義室 情報科学研究科C401
評価 講義や議論、発表への参加と提出物により評価  ( 講義や議論への参加30%、発表40%、レポート30%)

【注意事項】

  • 欠席その他授業に関る質問相談などは、本科目担当の 泉先生 ( izumi.taisuke.ist@osaka-u.ac.jp )にメールにて連絡してください。
  • 本授業の詳細な情報や連絡は CLEを用います。

 

 

専用

学生アドバイザリ委員会

目的

履修生個人への指導・支援のメンタリング機能と、習熟度の評価・審査の機能を提供することを目的として、学生アドバイザリ委員会を設置しています。履修生が専門を超えた融合分野を牽引するグローバルリーダーとなるために、定期的に複数の視点からアドバイスを行います。 これにより、履修生が新しい道に挑戦できたり、より具体的または有意義な方向性が見えてきたりすることに期待しています。

概要

【①学内委員】

学位審査委員会の構成を念頭に、学生ごとに所属研究科の指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。学生アドバイザリ委員会は年2回(8月、11月頃)実施し、担当する履修生の研究活動、学習、進路などについて、専門領域および融合領域における学術的視点からアドバイスをします。

【②学外委員(産業界)】 

プログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。学外委員は、原則年1回(6~7月頃)履修生との面談を実施し、研究活動、学習、進路などについて、産業界の視点からアドバイスをします。

①学内委員からの指導助言

学内委員は指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。履修生自身の指導教員を第1アドバイザとします。組織としての画一的な価値観や方針ではなく、異なる分野・立場からのメンタリングおよび評価を行うため、第2アドバイザは他研究科教員とします。
2名のアドバイザとは、下記のとおり年に2回、メールや報告(評価)を受け、履修中継続して指導助言を受けます。
※この学内委員2名が、プログラムの進級試験(R-QE)ならびに最終試験(F-QE)の審査委員(主査・副査)となります。

■1回目【8月】: <メール>メンタリング目的

研究活動・進路・キャリア・人生についての個人的なメンタリングを主な目的として実施します。具体的には、研究進捗や進路の相談、意見を聞きたいことなどについて、メールを直接送ります。(必要に応じて一部面会にて指導助言を受けることも可能です)

■2回目【11月】: <報告書の提出> 評価・審査目的

習熟度の評価・審査を目的として実施します。 具体的には、学生が報告書を作成しアドバイザが評価しフィードバックを行います。
※ R-QEの受験者においては、この報告と評価が、R-QEの書類審査を兼ねます。
※ F-QEの受験者については、この報告と評価を行わず、同時期に別様式にてF-QEの申請書を提出することになります。

2025年度  学生アドバイザリ委員(学内委員)
履修生毎の一覧 pdf  
※pdfアクセスには履修生ページと同じパスワードが必要です

1回目(メール)、2回目(報告書の送付) 手順  >>

 

②学外委員(産業界)との面談

学外委員はプログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。通常年1回、6-7月頃を目途に面談を実施します。これは、研究内容についての意見交換や、大学生活におけるメンタリング面での助言、将来視野の拡大などを目的としています。履修生自身の研究に関する相談や、大学生活(日々の活動や目標など)についての悩み、将来の進路や方向性などについて、産業界の先輩からアドバイスを頂く機会とします。
面談は、履修生あたり毎年2社以上の実施を原則とします。担当者(企業)ごとに日程だけでなく、オンラインか対面か、また個人面談か集団面談など、いずれもできるだけ履修生希望に配慮し調整します。

※ 履修生の希望により毎年面談したい担当者(企業)を決定します。具体的な面談希望アンケートや日程調整は5月頃からメールにて行います。

学生アドバイザリ委員会(forGP)

目的

履修生個人への指導・支援のメンタリング機能と、習熟度の評価・審査の機能を提供することを目的として、学生アドバイザリ委員会を設置しています。履修生が専門を超えた融合分野を牽引するグローバルリーダーとなるために、定期的に複数の視点からアドバイスを行います。 これにより、履修生が新しい道に挑戦できたり、より具体的または有意義な方向性が見えてきたりすることに期待しています。

概要

【①学内委員】 ※履修3年目(博士後期相当)以降 実施

学位審査委員会の構成を念頭に、博士後期課程(生命機能研究科においては博士課程3年次以降)に在籍する履修生に対し、学生ごとに所属研究科の指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。学生アドバイザリ委員会は年2回(8月、11月頃)実施し、担当する履修生の研究活動、学習、進路などについて、専門領域および融合領域における学術的視点からアドバイスをします。

【②学外委員(産業界)】 ※履修1年目より実施

プログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。学外委員は、原則年1回(6~7月頃)履修生との面談を実施し、研究活動、学習、進路などについて、産業界の視点からアドバイスをします。

 

①学内委員からの指導助言

学内委員は指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。履修生自身の指導教員を第1アドバイザとします。組織としての画一的な価値観や方針ではなく、異なる分野・立場からのメンタリングおよび評価を行うため、第2アドバイザには他研究科教員とします。(博士後期課程、すなわち履修3年目に、本人の希望もふまえて第2アドバイザを割り当てます。)
2名のアドバイザとは、下記のとおり年に2回、メールや報告(評価)を受け、博士後期課程(相当)の3年間継続して指導助言を受けます。
※この学内委員2名が、プログラムの進級試験(R-QE)ならびに最終試験(F-QE)の審査委員(主査・副査)となります。

■1回目【8月】: <メール>メンタリング目的

研究活動・進路・キャリア・人生についての個人的なメンタリングを主な目的として実施します。具体的には、研究進捗や進路の相談、意見を聞きたいことなどについて、メールを直接送ります。(必要に応じて一部面会にて指導助言を受けることも可能です)

■2回目【11月】: <報告書の提出> 評価・審査目的

習熟度の評価・審査を目的として実施します。 具体的には、学生が報告書を作成しアドバイザが評価しフィードバックを行います。
※ R-QEの受験者においては、この報告と評価が、R-QEの書類審査を兼ねます。
※ F-QEの受験者については、この報告と評価を行わず、同時期に別様式にてF-QEの申請書を提出することになります。

 

1回目(メール)、2回目(報告書の送付) 手順  >>

 

②学外委員(産業界)との面談

学外委員はプログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。通常年1回、6-7月頃を目途に面談を実施します。これは、研究内容についての意見交換や、大学生活におけるメンタリング面での助言、将来視野の拡大などを目的としています。履修生自身の研究に関する相談や、大学生活(日々の活動や目標など)についての悩み、将来の進路や方向性などについて、産業界の先輩からアドバイスを頂く機会とします。
面談は、履修生あたり毎年2社以上の実施を原則とします。担当者(企業)ごとに日程だけでなく、オンラインか対面か、また個人面談か集団面談など、いずれもできるだけ履修生希望に配慮し調整します。

※ 履修生の希望により毎年面談したい担当者(企業)を決定します。具体的な面談希望アンケートや日程調整は5月頃からメールにて行います。

HWイノベーション創出論

授業担当教員: 清水 浩(情報科学研究科)
shimizu@ist.osaka-u.ac.jp

目的と目標

各種分野の大学、企業、研究所からの講師によるセミナーにより、ヒューマンウェア 融合領域での研究・開発を推進するための基礎知識と実践力の涵養を目的として開講しています。産業社会や企業の現状や課題を知り、広い視点をもって、ヒューマンウェア融合領域での研究・開発に取り組めるようになることを目標とします。

概要

各種分野の大学、企業、研究所から講師を招き、それぞれの立場での融合領域にお ける研究・開発の戦略、プロジェクトの企画・立案、プロジェクト運営・実施、プロジェクト成果の産業技術化に関するセミナーを行います。講師から実際のプロジェクトに基づく事例を紹介し、講師と学生で事例についての議論を深めます。このセミナーにより、ヒューマンウェア融合領域での研究・開発を立案し、推進するための基礎知識と実践力を養ってもらいたいと思います。

開講日 秋冬期  金曜 3,4限 (13:30~16:40)(基本は3限が講義,4限が議論)【全 6 回】
形式 対面(講義形式)
講義室 情報科学研究科C401
開講言語 原則日本語 (資料や口頭では必要に応じて英語での補足があります)
評価 講義への参加とレポートにより評価  ( 出欠20%、レポート80%)

【出席の取り扱い】

  • 原則出席を必須としますが、学会参加等のやむを得ない理由で欠席する場合は、講義の3日前までに、HWIP事務局【office-n@humanware.osaka-u.ac.jp (nはn期生)】宛に事前連絡してください。追加レポートなどにより特別欠席として認めることがあります。
  • 理由または連絡のない20分以上の遅刻は欠席扱い、同様に20分以内の遅刻は減点、また特別欠席の手続きなく2回以上講義を欠席したものは成績を「不可」とします。

【レポート課題について】

  • 各回ごとに、事前もしくは事後のレポート課題があります。
  • レポートの指示や提出は、原則としてCLEを用います。事前課題の場合は、講義日前にメールにて課題と提出期限が指示されます。事後課題の場合は、授業内で内容の指示があり、原則講義後1週間を提出期限とします。

2025年度 講義日程

※講義日は 9月頃決定し掲載します

講義日 講師 タイトル
近藤 滋
(国立遺伝学研究所所長)
前川 卓也
(大阪大学 高等共創研究院/大学院情報科学研究科 教授)
髙橋 英之
(追手門学院大学理工学部/大阪大学招へい教員)
関 喜史
(FairyDevices株式会社/株式会社Gunosy 顧問/共同創業者)
水内 良
(早稲田大学理工学術院 准教授 、HWIP1期生)
○○(未定)

 

HWコミュニケーション

授業担当教員: 下村 優(情報科学研究科)
s-shimomura@ist.osaka-u.ac.jp

目的と目標

融合研究では、考えや目標を共有できる複数の研究者がチームを組み、さまざまな観点で議論しながら研究を進展させます。そのためには人的ネットワークを形成し信頼を得たり、自らのアイデアや技術をわかりやすく伝えたりする能力が必要です。また、融合研究に限らず、研究者は非専門家や非研究者などともコミュニケーションし、研究立案に適切に反映させる能力が求められます。本講義では、これらの能力を養うため、座学と実践を通してアウトリーチの方法を主体的に学びます。これには、意見交換の場を設ける方法も含まれます。
本講義の目標は、シンポジウムの企画・実践により、他者が活発に議論する場を構築できる能力を身につけられること。また、企画の振り返り・フィードバックを実施し、今後の企画・実践のための後学を学ぶことです。

概要

科学コミュニケーションの歴史から現在に使用される具体的手法までの知識を網羅する座学を受け、さらに「人に伝える」ことのワークを含む講義を受講します。その後、教員、ヒューマンウェア履修生、学部生などを対象とした、ヒューマンウェア全学年参加型の交流活動を企画、開催します。これにより、融合研究の立案や方向性の設定など具体化が促進されることにも期待てています。

【①アウトリーチに関する座学講習】 :  2025年 6月13日 (予定)

講師を招き、科学コミュニケーションの知識を得るため、その歴史から現在に使用される具体的手法までの座学を受けます。同日に、「人に伝える」ことと意見交換を促す場を提供するためのワークを行います。人に伝えるベストな方法は、共通の部分と十人十色の部分に分かれるため、共通の部分を知り、それを使ってワークすることで、自分自身に合った形を探していくことを目的としています。

【2025年度 外部講師】  澤田莉沙   (サイエンスコミュニケーター ・ HWIP 1期生 )

【②シンポジウム開催】 : 2025年 11月14日 (予定)

シンポジウムの企画を通じ、他者が交流する場を構築する実践力を養います。このシンポジウム開催を、融合研究の立案や方向性の設定など具体的な成果につなげるため、聴衆対象として、企業、教員、ヒューマンウェア履修生を想定しています。一方で、ヒューマンウェアの広報として、来年度にHWに入る可能性のある学部4年生や、来年度に大学院入試を受ける可能性のある全国の学部3年生などの受け入もあり得ます。

【手順など】
○代表や副代表などを選び、幹事とする。
○受講生全員で企画を議論し、幹事が取りまとめる。
○他学年のヒューマンウェア履修生にもプレゼンテーションを依頼する。具体的な方式、内容は受講生で検討する。
○当日は全員が出席し、全員に何らかの仕事があること。
○宣伝の形は自由とする。
(合格者宛に手紙や、学内放送、学内メールなど、必要であれば事務局・教員も協力)
○予算が必要な場合は一か月程度前に事務局・担当教員に伝えること。
○良く分からないことは質問すること。

過去の実施報告 (事後資料)

企画などの学生資料
→ 2016年度(3期生): 学内
→ 2017年度(4期生): 学内LaboCafeOacis (PW:ToKui602t)
→ 2018年度(5期生): 講義・ Expocity(HW)Expocity(En@OU)・・
→ 2020年度(8期生): オンラインシンポジウム
レポートまとめ
→ 2016年度(3期生)
→ 2017年度(4期生)
→ 2020年度(7期生)   
→ 2023年度(10期生)   

HW基礎論 II

授業担当教員: 泉 泰介(情報科学研究科)
izumi.taisuke.ist@osaka-u.ac.jp

目的と目標

「HW基礎論 I」で得た知識や技術をもとに融合研究を立案し、実施します。融合研究の立案・実施を通して、融合研究を推進するために必要となる、課題設定能力、学際的コミュニケーション能力、研究推進能力を高めることを目的としています。
この講義の目標は次の2点です。
・生命、認知脳、情報の幅広い分野の基礎知識を有し、様々な議論をすることができる
・様々な分野、タイプ、個性の人の価値観を理解し、共同で作業することができる

概要

原則15回(15コマ)の授業を行います。グループワークが中心の授業です。「HW基礎論 I」で検討したグループをベースにして、予備調査と研究課題の設定、研究の実施、研究結果の取りまとめを行います。

開講日 秋冬期  金曜 5限 (16:50~18:20)【全 15 回】 第1回 ; ガイダンス
第2,3回 ; グループの決定、テーマの決定
第4,5回 ; 予備調査と課題設定
第6-10回 ; 研究の実施
第11-15回; 取りまとめ
形式 原則 対面
講義室 情報科学研究科C401
評価 講義や議論、発表への参加と提出物により評価  ( 講義や議論への参加30%、発表40%、レポート30%)

【注意事項】

  • 欠席その他授業に関る質問相談などは、本科目担当の 泉先生 ( izumi.taisuke.ist@osaka-u.ac.jp )にメールにて連絡してください。
  • 本授業の詳細な情報や連絡は CLEを用います。

 

 

専用