目的
履修生個人への指導・支援のメンタリング機能と、習熟度の評価・審査の機能を提供することを目的として、学生アドバイザリ委員会を設置しています。履修生が専門を超えた融合分野を牽引するグローバルリーダーとなるために、定期的に複数の視点からアドバイスを行います。 これにより、履修生が新しい道に挑戦できたり、より具体的または有意義な方向性が見えてきたりすることに期待しています。
概要
【①学内委員】
学位審査委員会の構成を念頭に、学生ごとに所属研究科の指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。学生アドバイザリ委員会は年2回(8月、11月頃)実施し、担当する履修生の研究活動、学習、進路などについて、専門領域および融合領域における学術的視点からアドバイスをします。
【②学外委員(産業界)】
プログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。学外委員は、原則年1回(6~7月頃)履修生との面談を実施し、研究活動、学習、進路などについて、産業界の視点からアドバイスをします。
①学内委員からの指導助言
学内委員は指導教員と他研究科教員の原則2名よって構成されます。履修生自身の指導教員を第1アドバイザとします。組織としての画一的な価値観や方針ではなく、異なる分野・立場からのメンタリングおよび評価を行うため、第2アドバイザは他研究科教員とします。
2名のアドバイザとは、下記のとおり年に2回、メールや報告(評価)を受け、履修中継続して指導助言を受けます。
※この学内委員2名が、プログラムの進級試験(R-QE)ならびに最終試験(F-QE)の審査委員(主査・副査)となります。
■1回目【8月】: <メール>メンタリング目的
研究活動・進路・キャリア・人生についての個人的なメンタリングを主な目的として実施します。具体的には、研究進捗や進路の相談、意見を聞きたいことなどについて、メールを直接送ります。(必要に応じて一部面会にて指導助言を受けることも可能です)
■2回目【11月】: <報告書の提出> 評価・審査目的
習熟度の評価・審査を目的として実施します。 具体的には、学生が報告書を作成しアドバイザが評価しフィードバックを行います。
※ R-QEの受験者においては、この報告と評価が、R-QEの書類審査を兼ねます。
※ F-QEの受験者については、この報告と評価を行わず、同時期に別様式にてF-QEの申請書を提出することになります。
②学外委員(産業界)との面談
学外委員はプログラムの連携企業・機関の担当者で構成されます。通常年1回、6-7月頃を目途に面談を実施します。これは、研究内容についての意見交換や、大学生活におけるメンタリング面での助言、将来視野の拡大などを目的としています。履修生自身の研究に関する相談や、大学生活(日々の活動や目標など)についての悩み、将来の進路や方向性などについて、産業界の先輩からアドバイスを頂く機会とします。
面談は、履修生あたり毎年2社以上の実施を原則とします。担当者(企業)ごとに日程だけでなく、オンラインか対面か、また個人面談か集団面談など、いずれもできるだけ履修生希望に配慮し調整します。
※ 履修生の希望により毎年面談したい担当者(企業)を決定します。具体的な面談希望アンケートや日程調整は5月頃からメールにて行います。