第六期生

濵本 孝仁はまもと たかまさ

生命機能研究科 生命機能専攻

鹿児島大学工学部出身

脳情報を利用してもっと便利な社会を

Q プログラムに応募した動機やプログラムの魅力は?

私がこのプログラムに応募した理由は,自分の興味を持っているBMIという分野についてより深く研究できると感じたからです.この分野で深い研究活動を行うには,自分が専門にしようと考えている神経科学だけでなく,機械やコンピュータに関する機械工学・情報学,解析のための統計学や機械学習などの幅広い知見が必要となってきます.そのため,様々な異なる専門を持つ学生と交流することによって,自分の知識の幅を広げ,それを今後の研究活動に活かしたいと考えてHWプログラムに応募しました.

Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?

私は学部時代は,脳波を用いて被験者が注目している文字を特定するBMIシステムについて研究をしていました.今後の自分の研究では, Decoded Neurofeedback という,脳活動の状態を被験者にフィードバックして正しい方向性を学習させる技術を使って,うつ病等の患者の治療のための研究などを行う予定です.このプログラムでは,他の履修生の専門分野とヒトの脳情報を組み合わせて,何らかのBMIシステムを作ってみたいです.

Q 将来の夢・目標は?

私はBMIという技術に大きなロマンを感じており,今後さらに多くのBMI関連の技術や製品がうまれてくることを望んでいます.そのため,BMI関連の研究を行うことによって,この分野を発展させ,より便利で夢のある技術や製品が開発されていく社会を作る一助となるのが私の目標です.

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