「ヒューマンウェア」
個性を発揮できる場所
各々が専門性を備えつつ,多様な分野に関心を持ち,意思疎通できる柔軟性を備えた人材が切磋琢磨できる場
humanware=human+wareであるが、人間(human)活動を豊かにするための器(ware)を形作る活動のコミュニティであると感じている。かなり広く抽象的な解釈だが、既存の枠組みにとらわれず、人間活動を豊かにするためのプラットフォームのようなものを新たに作る(イノベーション)ために、各分野の専門家達が結集して、議論・実践し、その礎を作る場。
自身の専門性を突き詰めつつも、多様で柔軟性のある考えを提示できる場。
自分がどんな人間か見つけていく場所。賛同できる意見も受け入れがたい意見もある中で折り合いつけながら一緒に仕事していくことで、自分にとってどうしても譲れない「自分の価値観」が見つかっていくと思う。
「ヒューマンウェア」
多分野の知識の融合や人材の交流によりこれまでに存在しなかった価値を生み出す、研究と人的交流両方を含んだ活動。
個性間の溝を利用して生まれる、人間の機能を利用した、現存の価値観を研磨、あるいは刷新する技術。
どんな状況や環境にも順応できる汎用性。
学問を人間の活動に還元し、生活を変えるようなアイディアや行動の集合体。
「ヒューマンウェア」
世の中に存在する物事や仕組みをより高度化するための、人のように振る舞うシステムや、人材そのもの。
ヒューマンウェアとはヒトを理解し、ヒトにとって心地の良い社会を実現できる技術であり、ヒュ-マンウェア人材とは多角的な視点をもち、本質を見抜く力を持ってヒューマンウェアを実現できる能力を持つ人材のこと。
異なる背景や興味を持つ人々の中から共通の目標を見つけ、これに向かってチームをリードできる人材。
他の分野に自身を売り込める専門力を持ち、それを他分野と結び付けられる広さを有することで、異分野の強い個性達を調和できる人材。
「世の流れを正しい方向へ導くことのできる人財」 本プログラムを通じて行動力・思考力を高め、視野を広げることにより、社会が危うい方向へ発展することを防ぎ、正しい方向へと導くことが可能になる。ホームページで書かれている「複雑なシステムを少ないエネルギーで制御」するために「イノベーションの方向を変える」ことは、「世の流れを正しい方向へ導く」ことのほんの一部である。ヒューマンウェアプログラムは、もともと前者の実現を目指し設立されたプログラムであったが、結果的には、より上流の過程から問題解決にアプローチできる類稀な人財育成がなされている。