第十二期生

中野 翔太なかの しょうた

基礎工学研究科 機能創成専攻

大阪大学基礎工学部

未来を創造するイノベーターとして未知の世界線へ

Q プログラムに応募した動機やプログラムの魅力は?

他分野の履修生や企業の人と学び,交流することで自分の視野を広げたいというのが本プログラムに応募した理由です.大学院で自身の専門分野以外の研究をHWのプロジェクトとして本格的に行えることが最大の魅力だと感じます.また,企業との連携を通じてアカデミアの枠組みを超えた実社会での応用可能性やサステナブルな社会に向けた視点を直接学べることも本プログラムの魅力だと思います.

Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?

専門は,流体力学の中でも特に低レイノルズ数領域のストークス流れと機械学習の応用に焦点を当てています.将来的には,SF作品に登場するようなナノマシンの実現を目指しており,現在はそのアクチュエーターとしての人工繊毛の最適な動作パターンやメカニズムを研究しています.本プログラムを通じてこうした工学的アプローチを生命システムが持つ高い効率性や,進化の過程でいかに繊毛を獲得したのかといった生命科学の視点と結びつけより深い学際的理解へと発展させたいと考えています.

Q 将来の夢・目標は?

将来,大学と企業の両方の場で活躍できるイノベーターとしての研究者になり,未知なる世界線への到達を目指します.

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