イノベーション入門2016事後サーベイ等(4期生)

プレゼンとレポートの採点結果です。一喜一憂するとともに、自信をつけたり反省したりして次に生かしてください!!!また、採点する側の経験も重要なので、あの時の気分も忘れないでくださいね!

innovintro
 

みんなのプレゼン資料とレポートです

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どれかまたは複数のプレゼンやレポートへの簡単なコメント。各観点に対し、かならず長所と短所を併記し、短所はその改善案を記入してみてください。名前は無しで学生専用ページに掲載します。

(MS班) 長所:テクノロジーとビジネスをつなげるという観点の情報は企業からでないと引き出せないものだと思うので、産業界の視点を学ぶという授業の目的にとてもかなっていると感じた.短所:発表で提案するイノベーションをどうビジネスにするかという話があれば、メッセージの一貫した発表になったのではないかと思った. || (日立班) 長所:提案するイノベーションがとてもユニークで面白そうと感じた.短所:プレゼンでITとOTといきなり言われてもITは分かるけどOTって何?とずっと疑問に思ってたので説明が欲しかった.
堀場製作所の発表について、社風や特徴・会社の歴史については、しっかりと調べられていたという点ではとても良かったが、その一方で、アイデアに新規性が見られなかったことや、解決する問題の重要度・意義という点が反省点だったのではないかと思った。新規性を取り入れ、重要度の高い問題に取り組むことができると、より良かったと思う。 || また、東芝の発表について、表向きの内容だけでなく、深く || 裏話や本音を聞いてきていたことは良かったと感じている。 || また、話の内容が消費者向けデバイスであるなど、非常に身近 || な内容を扱っていたと思う。その一方で、起業インタビューの調査結果についての発表箇所のプレゼンテーションの流れがあまり体系的でなかったと感じた。
コミュニケーションを円滑にするサービスを考えたものが複数ありましたが、自分と話が合うような人を探してくれるようなサービスもあればいいなと思いました。そのような人、コミュニティを探すのが苦手な人もいるし、そもそも話が合う人であれば、コミュニケーションに関してはそれほど問題も起こらないと思います。今ある環境をよくしようとする、「コミュニケーションを円滑にするサービス」だけでなく、自分に合った環境を作る、「新しいコミュニティを見つけてくれるサービス」もあれば、より幸福に生きれるかもしれないと思いました。
Hitachi班について。事業展開をする際に、なぜ自社でやるかということを考えて、やる事業の取捨選択をするということを例を交えて発表していてわかりやすかった。自分たちの考えるイノベーションを、インタビューを踏まえて、なぜヒューマンウェアでやるかを意識しているイノベーションの提案だったのが良かった。幸福について、背景知識をサーベイしていたのがよかったが、実現可能にするためには、なにをどのようにするのかの提案まで詰めて発表してくれればなお良かったと思う。 || Horiba班について、。最近のホットワードはBig data と IoTについて深く理解し、現在どのようにそれらを組み合わせて、様々な企業がイノベーションを起こしているか深く理解していて良かった。だが、提案してくれたイノベーションは、使用者のライフスタイルのデータを分析、抽出し、それをもとにライフスタイルをサポートするというもので、現在数多くの企業がそれに取り組んでいる。なので、プラスして、このライフスタイルサポートのイノベーションが普及しうるかの検討まで行って、プレゼンしてくれれば、よりよいものになったと思う。
NTT || 発表者らから提案したイノベーションを実際にやっていくイメージがわかなかったのが惜しかった。しかし、全体として、インタビューから得られた概念的なことから、具体的な例につながり、それに対応させてイノベーションを提案しており、話の流れがスムーズでスライドも丁寧に作られており、まとまりがあってわかりやすかったのがよかった。
日立グループのインタビュー内容の「自社の強みを意識」というに対し,自分達の強みである研究分野を融合させたイノベーションの流れは非常に良かった.このアイデアはヒューマンウェアの趣旨である異分野との斉同熟議にも合致しており非常に面白いものであった.短所としてそのアイデアがもう少し実現可能なアイデアであれば良かったと思う.
堀場班の原稿の形式は素晴らしかった。熱意を感じる原稿をこれから意識して作成していこうと思わされた。 || また、プレゼンに関しては、ポスターで発表するという、なかなか思いつかない方法で行っていた点について、評価できる。 || その反面、イノベーションの内容についてはあまり新鮮味を感じなかったのが残念であった。あまりビジョンが見えてこなかったという点を解決するため、「何故そのようなイノベーションを起こしたいのか」を事前に整理することで、実現に向けた話に具体性も出てきて良い発表になったのではと思う。 || NTT班のプレゼンでは、とても細かく技術的な話があったのでイメージがしやすく、実現性もありそうだと感じた。イノベーションを行うための調査がしっかりと出来ており、論理的で説得力が高いと思った。 || 東芝班のイノベーション案は、すでに進行中のものだったので、せっかくなら新しい案をグループ内で発表する方針にしてもよかったのではと感じた。その方が、聞く側も興味度が上がるし、学んだことを利用して、グループのメンバーで一緒に構想を練るいい機会になったと思う。
東芝: || 長所→起こしたいイノベーションに具体性があり,かつメンバーが実現に向けて実際に動きだしている点は素晴らしいと思う.これに対して,実現したとしても,そこまで大きなインパクトが無いのでは.というコメントがあったが,実際のところこのようなものは,実際にプロダクトとして実装して世に出してみないと分からないものだ. || 短所→耳コピシステムについて,実際にビジネスにすることを視野に入れているのならば,詳細な需要予測や今後どう動いていくか,などの話がもう少し聞きたかった.ただ,時間の関係もあったので無理な注文かもしれない.
堀場製作所:イノベーションのアイデアは人々のライフスタイルを変えるに違いないものであるが、企業インタビューで得たものとイノベーションとの関連性がわからず、創出したアイデアの新規性が感じられない。今あるものと比較してどう違うのか明確にしていくべき。 || MS:あったらいいな、の考え方に対してClicの先生方は、既存の問題を解決するのかという観点から批判的であったような気がするが、イノベーションのアイデアの発想しやすさという意味では良い考え方であると私は思う。ただし、あったらいいな、で発想したアイデアはどのような問題を解決するのかを後に議論すべきであるが、それを明確に話すと良かったと思う。 || NICT:ユースケース自体は具体的であるが、それを考える上で「楽しくなりたい」等の抽象的な感情を元に考察するのが斬新だと思った。ただ、感情は主観的であり、誰もがそのような感情を抱くわけではないことを考慮するとリスクを含んでいる。その点についての詳細な議論が欲しかった。 || 東芝:耳コピシステムの具体的な部分まで練りこんでおり、アイデアの完成度が高かった。しかし、「想定していない使われ方には責任がない」という旨の発言があったが、これは倫理性に欠けた思想であると思う。イノベーションを目指すなら、著作権問題に対する整備も必要になると考えられる。
全体的に普段よりも安全志向なアイディアが多かったように感じた。企業側の視点を取り入れたせいなのだろうか。全体的に概念的なものばかりでだったので、新しい商品を考えてくるぐらいの勢いでアイディアを作り上げた方が面白いものになると思った。
・NTTグループのプレゼンの中で出てきた「追加、削除、再配置、結合、分割」の5つのイノベーションを起こす方法のうち、「分割」を自分たちのイノベーションに盛り込もうとしているのはよかった。「削除、再配置」に対する具体例があればなおよかった。
堀場製作所: ||   Big dataやIoTの定義を明確にしており,堀場製作所が重視するテクノロジーを把握できた. ||   しかし,提案されたイノベーションは解決すべき問題,理由および解決手法が既存のスマートホームと変わりなかったため,新規性および独創性を期待したい. || NTT: ||   レポートおよびプレゼンテーション共にクオリティが最も高かった. ||   そして,イノベーションとして,省エネルギーなどの在り来たりな目的ではなく,破棄されるフライドポテトの削減という独創的な視点を持ったアイディアであった. ||   しかし,5種類のイノベーションの起こし方を導入いただいたが,それぞれの違いが理解しやすい例にして頂きたかった. ||   さらに,先生方にも指摘された通り,世間の価値観ではフライドポテトの価値をあげることに重みを置かれ,この価値観は私にとっても新規的な知識であった. || オムロン株式会社 ||   医療分野へのイノベーションを提案したことは,オムロン株式会社らしいと感じた. ||   しかし,仮説→検証を繰り返すことは当たり前であり,どのように仮説を立て流のかというオムロン株式会社の将来の見通し方についてもっと伺いたかった. ||   さらに,健康への自発性の養い方には直接的な解決策がなかった. || NICT ||   ”1人でも賛同するなら実行すべき”という名言を代表してパワフルなエネルギーが伝わった. ||   さらに,キャンパス内での自動走行キックボードは,自動運転を懸念する国民に対して安全性を体験をして頂くイノベーティブな機会になるのではいかと推察した. ||   もし実施するなら参加したい. ||   しかし,キックボードはバランス感覚が必要ないという目的に反するため,乗り物の形を変える必要があり,機械工学の学生が必要である. ||   そして,”楽しくなりたいという発想は女性的である”という主張ん位は理由がなく,楽しむことに関しては自負している私にとっては賛同し難い. || 東芝 ||   TVの視聴情報の取得に関して明確に御答え頂け,やはり歯もフラージュ的に同意を取ることが判明した. ||   しかし,耳コピシステムはビジネスモデルに関して具体性に欠ける. || 日立 ||   自社の強みの範囲で勝負をするという今あるものでイノベーションを起こそうとする姿勢に親近感と好感を感じた. ||   しかし,提案されたイノベーションは実現可能性がかなり低く,日立の思想に反する.
(NTTレポート)持続発展性をもつ革新と普及が重要である,という意見に同意する.また,そのために必要な要素を具体的に挙げていて説得力がある.一方で提案されたイノベーションが持続発展性を持つという主張にあまり納得できない.「三方よし」の概念と持続発展性がどのように関連するのか説明できていれば良かった.
・全体的にインタビューでイノベーションについて学んできたことを、自分たちの提案にあまり取り込んでいないように思った。もっとこじつけるくらいにその考え方を実践してみても良かったのではと思う。 || ・自分なりの考え方でアプローチすることも非常に良いと思う。方法論を確立できればなおさら。
堀場製作所の起こそうとするイノベーションは,現在話題性の高いものであるビックデータとIoTに関するものであったので,理解しやすいものであった.その一方で,なぜそのようなものが必要なのかという点に関する説明が不十分であったため,果たしてイノベーションになるのかという疑問が残った.そのため,フレームワーク的な部分だけを述べるのではなく,具体的にどのようなことを実現して,さらにそれが我々一般の人間にとって,こんなうれしいことがあるということを想像させるようなプレゼン・レポートになればと思った.
日立:日本の幸福度から人間関係という問題に着眼しているところが面白く、興味をもちました。私は”人間関係の満足度”は”円滑なコミュニケーション”よりも、どちらかといえば”親密な人間関係を構築すること”によって得られると述べられているのではないかと考えます(メモすることを忘れていたので引用元が異なるかもしれません)。そのため、親密な人間関係を構築できるようなもの(相性診断とかマッチングなど)も構想の中に組み込むのも面白いのではないのかと感じました。
日立班のレポートについて。 || 良い点は、インタビューで学んだ産業界の視点を、考えたイノベーションに数多く取り込いれていることである。また、その該当箇所が取り入れた視点であることを明確にするために赤字で強調されていることである。この点が分かりやすいレポートとなっていた。 || 悪い点は、タイトルや見出しの文字の大きさが不適切であること、見出しの内容的な分け方に違和感があること、段組が見づらいことである。改善案としては、まっさらな目で見て見た目を整えることでより見やすいレポートとなるだろう。 || 他のレポートに関しては、日立と東芝を除いて、1時間のインタビューの量としての産業界の視点をイノベーションに取り入れることができていなかったように見える。単にイノベーションを起こしてみようと考えるだけでなく、今回の企業訪問で学んだことをイノベーションに取り入れようと頭を絞ることが、より求められていたと思う。「イノベーションを起こすために産業界の視点を学ぶ」という講義の目的を念頭に置いたインタビューの準備が大事であった。

この講義、イノベ入門に対する簡単なご意見をお願いします。各観点に対し、かならず長所と短所を併記し、短所はその改善案を記入してみてください。名前は無しで学生専用ページに掲載します。よろしくお願いします。

→みんなほんとにありがたいです!!!色々と思うところありました。もうワンターン議論されたいというのが正直なところですが、考えます。皆様、色々とわかったうえで、敢えて具体例をきちんと挙げている人も多くって、とてもありがたく感じました。さて、なんというか、全体に増やすと負担ばかり増えていく感がするので、個別に増やせる/変えられるようにしようと思いました。AdditionalなOptionの例を複数(なるべく多岐に)、HPに載せておくのがいいですね。あんまり載せると選択の自由どころか、選択肢以外を考えなくなりそうなのでまあ数個として。感謝です!!!
インタビューを通して、産業界の考えるイノベーションを起こす視点を知ることができたのが収穫で、この講義の長所なので企業インタビューはこれからも続けてほしい。短所として、イノベーションの知識が少なすぎて、イノベーションについてインタビューするために自分で勉強する必要があり、そこが一番苦しんだ。自分で勉強すれば済む話かもしれないが、イノベーションについての事前講義をしてもらえれば、よりいっそうインタビューが取り組みやすくなると思う。たが、事前講義には気を付けなければいけない点があり、イノベーションの講義をすると、皆が一様のイノベーションの捉え方をして、インタビューが同じような内容になってしまう可能性がある。そのため、事前講義をするならば、工夫が必要である。
→こう思ってもらえたら大成功で、とても嬉しいです!たぶん逆に、イノベーションの知識が欲しくなったのは、入門が終えたからのような気がしますもんね。先に詳細の講義やってもみんな寝そうです。そうでもなさそうなら再度意見くださいませ!
企業の偉い方にインタビューができる、自分たちが考えたイノベーションについて、CLICの先生方にその場でコメントをいただける、という点が良かったです。希望があるとすれば、詳しいコメントもいただきたいということです(そういう機会があるならすみません)。その場で思いつくコメントには限界があると思うので、そういうものがあればいいなと思いました。
→これはいいですね!例えば本気で事業化をしたい、またはこれを具体例として本気で事業化を考えたい場合で、Clicの先生に詳しいコメントをもらいたい場合はコメントをもらえるかClicの先生に聞いてもらうことにします。是非どうぞ!
長所 || :普段めったにお話しを聞くことができないであろう,地位の人に時間を取っていただき,じっくりと話を聞くことができたのは良かった. || 短所 || :どのグループも似たような話をしている面があり,少々退屈だった感はある.
→1年生が短期間ですばらしいと感じましたが、まあそこを言ってもしょうがないので、もっと独創的なアイデアを目指そう、ということですね。よし、今後はみんな退屈じゃないものにしましょー!あとちなみに、最初のアイデアだけでなく「やろうと思ってた」と「やろうと思ったのでやった」にも大きな差があるそうですよ。
大企業の中核で働かれている、まさにリーダーと呼べるような方にインタビューができて、さらに普段の研究ではなかなか聞けないような企業人という目線でのご意見を聞かせていただき、自分の考えに新しい視点をつけたすことが出来、とても素晴らしいプログラムだと思いました。 || もっと、色々なお話を伺えればと思いましたが、なかなかそういう訳にもいかないと思うので、ちょうど自分達と同世代の企業の人たちと交流の機会があればなと考えました。 || インタビューを行うにあたって、大学外の方と交渉するという意味で、初めはどのような進め方をすれば良いのかで悩むことが多かったように思います。また、何を目標にインタビューを行うのかが、分かりにくい印象でした。実際に発表の中で、インタビューの内容が少し脱線していた班もあったように思います。そういう部分も含め、自分達で考えて解決をしていく力を養うことが、このプログラムの目標の一つならば、納得できます。しかし、そうでないならば、初めの段階で、何故このようなプログラムがあるのか、最終的にどういう発表をするためのものなのか、を共通認識する機会があってはどうかと考えました。
→まさにおっしゃる通りです。しかも同世代との交流、なるほどです!まあでも、向こうの負担ばかり増やしてもなんなので、それぞれの過去の同級生とか同窓会とかで聞けないとか、ピンポイントでこの会社、と言う場合は個別に教えてもらえれば依頼することにしましょうか。はい、おっしゃる通り、最終的な目標や各個人がこの機会をどう利用するか、などは各自で決めてもらいたいです(それが重要なので各自で決めてもらわないとむしろ困ります)。つまり、その後の成長に役に立つなら脱線しても大いに結構です!なんせ、イノベーションで大事なことは、常識の枠から出る事ですので、きちんと認識されていそうですね!
イノベーションの第一歩という意味で、入門に相応しい難易度だった。これは、イノベーションのアイデアを実現する手段に関して、その具体性が求められなかったからであると思う。しかし、「未来」という課題設定はあったものの、いざ実現するとなると困難なものが多かったように思える。「今ある技術を使えば」等の制約を設けることで、今ある技術を調査して社会を知ることになり、また実現できそうなアイデアが浮かぶのではないか、と思う。
→たしかに、まさにここは悩みどころですね。「今ある・・・」だけでなく、いろんな絞り方をすることで、「何を学ぶか」にフォーカスすることはできます。まあ今この意見が出せて、あとは「すぐにでも実現できそうなアイデアを浮かびたい」のなら、だれか自由に3人ぐらいで組んで、もう一度「今ある・・・」でやればOKですね!
最終講義の説明の連絡をもう少し早くしてほしかった。チームでの作業になるのでなかなか時間が取れないので、発表時間などの詳細は早めに教えて頂きたかった。あとから考えるとせっかく東京まで行ったので、1時間の企業インタビューだけでなく、会社の見学なども出来たらよかった。
→そうですね、すいませんでした。本当にみんなに申し訳なく思っていますが、唯一レポートの〆切をすぎている人がこういう意見をしてもあまり得なことは無いと思います。そんなに気になるなら聞けばいいですしね。会社の見学はいいアイデアですね。そう思うのならお願いしてみたり、または言いにくいならこちらにたのむとかしてみても良いと思います。
この講義を通して,普段はなかなか接する機会の少ない企業の方々と議論を行うことができ,研究と事業の違いを様々,認識することができた.イノベーションとはそもそも何なのかについて考えることもできた上に,自分ならどのようなイノベーションを起こすかを考えることは,自分の研究を進めるうえでも良い練習になったと思う. || 一方で,せっかく考えたのだから,実現しないのはもったいないと思う.企業側に教わるだけではなく,一緒に何かを実現するまでこの授業で,あるいは今後の授業で出来る機会があればと思った.つまり,このイノベーション入門で考えたことを実現できるまで持っていく機会(連続性のある授業)があれば,成功する・失敗するに関わらず,有意義なものになると思う.
→ほんとそう思います!実践は本番だと思って取り組まないとあまり意味がないです。つまり、失敗から学んで次に生かすか、成功まで続けるか、ですよね。基礎論IIもそうですし、これからは全ての行動がそうだと思ってよいと思います。頑張れ~!!!
NICTの土井様が女性だからと言って、意図的に女性陣2人に訪問させる必要はなかったのではと思った。
→そうですね。ここに引っかかった人は多いみたいですね。ちなみに、自分も最初この話が出たとき、そもそも「え?これお願いしても大丈夫?」って思いました。まあ状況としては、これは、土井様が東芝を抜けられて、かつ学生アドバイザから抜けられた、ということから、女性学生の希望によりAdditionalな機会として設けています。別に無理に訪問させているわけではないですが、他の人の所にも書いたように改善の余地ありですよねー。
長所:最低限のビジネスマナーを実践を通して学べた点が良かった.今後産業界の方々と接する際に,信頼関係を構築する上でそれなりに重要だと思う.また,班内で日程調整をし,意見を取りまとめて発表するというプロセスは今後イノベーションを起こそうとする者にとっては必須の能力だと思う.大変だったが良い訓練になった.プレゼンでは,各班がインタビューしてきたイノベーションに対する様々な考え方,アプローチを聞けて非常に勉強になった.一度に7社のアイデアをまとめて聞ける機会はそうそうないと思う. || 短所:女性2名は女性研究者にもインタビューを行っていたが,その目的がよくわからない.他の学生にも事前に説明して貰えれば話を聞く姿勢も変わっただろうと思う.また,「イノベーションの起こし方を学ぶ」ためのインタビューであれば,インタビュアーの性別は関係ないのではないか.イノベ入門とは別の目的があるのならば,時期をずらして実施したほうが負担は少ないように思う.
→「一度に7社の・・・」この考え方、めっちゃうれしいです!こういう風に自分なりの考え方で吸収していってくれるのが目的ですので、正直とっても嬉しい!女性に関して、そうですよね。上記の通りAdditionalなもので、イノベーションに深くかかわってきた女性キャリアのロールモデルとしてインタビューしているわけなのですが(最後は同じ形で表現してくれましたが、聞く内容は他と違っても全然かまいません)、このあたりを全員にきちんと伝えてなかったのも良くなかったです。時期をずらす、というかそれを延長して、もはや全く別の機会としていつでもどうぞ的になるといいですよね(相談しにくさだけは避けるように工夫して)。ありがとうございます、改善します!
非常に面白くて有意義な授業だったと思います。 || ここで出た中で、良いアイデアや発想を形にする、実現する || にあたり必要な能力(例えばビジネスモデルの話や、お金 || の集め方、法律の話など)を養う機会や実際に実現する機会があると有意義だと感じました。
→全くそうだと思います!自分からやりたいこと、学びたいことが定まってきたのであれば最高です!是非その機会をつくってください!または、まだ機会が作られたほうが嬉しい状況ということならどんどん要求してください!
企業インタビューの準備としてイノベーションとは、特に企業の視点から考えることは勉強になったのでよかった。一方で、もともと個人個人で持っているイノベーションのイメージに引っ張られて、インタビュー内容にそった企業の視点からのイノベーションを無視した議論になることが多々あり、その修正を試みたが途中で力尽きた。多様なイノベーションの考え方があるのは理解しているつもりだが、インタビューイーに敬意を払うという意味でも、できる限りインタビュー内容に沿った話を作りたかった。一度、自分の中で凝り固まったイノベーションのイメージをほぐすという意味でも、前もってイノベーションとは何かといった講義が複数あってもよかったのではないかと思った。
→確かに!全くその通りですよね。とりあえず今回は入門として、インタビュイーの視点に寄せてみる、という事のほうがよく学べるかもしれません。一方で、そういうほうに固まる可能性もありますね。「何が最初か問題」は、なかなか深いですね。「詳細知識の習得」、「方向性のキッチリ決まった実践」、「自由な実践」があるとして、現状は3番目です。知識の習得がゼロではいけないので、最低限の講義と、最低限の実例を提供している感じです。みんな、最初に知識がたくさんあったほうが嬉しいかな?
インタビューは1時間程度、という設定があったかと思うが、これは必要だろうか。 || ・無論、先方に忙しい中協力していただく以上目安はあって当然だが、そこまで含めて各自に任せられてもいいかもしれない。 || ・時間を限ることで、その中でききたいことを引き出せるよう念入りに準備することも重要だと思う。
→全部わかってて書いてますね・・・。もう、おっしゃる通りです!でも依頼時に注釈は書いてもいいですよね。「目安は1時間ですが、学生とのやりとりの中で、例えば延長や見学、若手とのコンタクトなど、可能な限りでよいですので協力していただければと思います」みたいな感じでやったほうがいい気がしてきた。まあ、どちらにしても最後は学生が「すいません、もし可能ならX時間でお願いできますか」と言うよりないですけどね。
「長所」イノベーションを起こしている人の話から行う議論はいつもと違い、深く、じっくりと話せて大変面白かったです。ただ単に作りたいものからのイノベーションではなく、バックグラウンドにこの人のこの考え方を取り入れようなど議論から始まるイノベーションへのアイデア、というのは機会がなくてはなかなかできないものだと思うので、貴重な時間を過ごせました。 || 「短所」二か所企業インタビューに行く班の班員は、1つの班に一人にするような班全体の時間のバランスをとれるような班設定に(本人の希望もあって難しいとは思いますが)してあげればよかったと思います。|| 率直な意見なのですが、内容で個人が特定できるかもしれませんが大丈夫でしょうか。
→まったくおっしゃる通りで、負担が気になりました・・・。女性の学生本人たちがどう思っているかとても聞きたいことと、それがどうであったとしても、個人的には負担の配慮で自分が失敗したと思っています。先方の意見も聞いて、改善しますね!う~ん、内容で個人が特定できるかどうかは、書き方によると思いますので、各自で考えて書いてもらうよりないですね。ただ、どこにも公表されたくないけど伝えたいことがあるなら、別でメールしてもらえればOKです。
提案されたイノベーションはどれもHWIPらしく独創的であった. || さらに,質問では需要および実現可能性まで踏み込め,レベルが高かった. || しかし,私のグループも試みたのだが,議論に乏しい. || そこで,質問時間を議論に置き換えるべきではないだろうか. || 加えて,しかし,どのグループもイノベーションの捉え方が酷似しており,科学技術系の企業に絞ったためであると推測する. || そこで,本講義にも上がっていた経済などのHWIPとは関連の無かった企業(証券会社など)もインタビュー先として追加してほしい.
→議論に乏しい、おっしゃる通りですね!「質問時間を議論に」もナイスアイデアと思います。今後、こういう機会があったら是非時間の使い方を考えてくださいね!例えば20分与えられたら、制約がない限りは、ですけど、その使い方は自由なんです。今後の学会発表とかもすべて含め、自分の目的に合った使い方にしてほしいと思います。でましたね、絞りすぎ案!そうなんです、TradeOffですよね。改善策としては、全く異なる例が複数あったほうが良かったのかもしれませんね。あ、インタビュー先の企業は、好きに提案できますよ。毎年メールでも送っていますし、他の学年では行った人も結構います。やっぱり終わった後だと何がしたいか見えてくるという事だと思いますので、入門としては成功かな?
長所は、企業を訪問することが非常に良い経験となった。礼儀やマナーについて学べたことも大変助かった。一方短所は、インタビュー時間の1時間に対する準備の時間が多くなってしまった(何倍かは敢えて書かない)ことは、少なくない負担となってしまった。 || 改善案として、特にこの前学年のコメント欄を予めよく読むように伝えてほしい。ここのコメントにはそれまでの企業訪問の教訓がよく詰まっており、必ず役に立つはずである。自分の場合は、目的が曖昧でも自由にやってよいとか、レポートの体裁が大事とか、学ぶことはたくさんあった。予め自分が後輩にアドバイスを残しておくとすれば、 || 「御社やインタビュイーの考えるイノベーションとは何かを聞いておくとレポートやスライドが作りやすい」 || 「イノベーションに取り入れた産業界の視点を明確にする」 || 「インタビュー内容は、イノベーションに絡ませつつも、自分の聞きたいことを聞くといろいろ捗る(ヒューマンウェアらしく自由に)」 || 「インタビュー前にイノベーションの原型をいくつか考えておいて、インタビューでそれの良し悪しを尋ねておくと、まとめが捗る」 || といったところか。ただ、ここのコメントを読むと、前学年のレポートやスライドまで見たくなるかもしれないが、終わった後の実感としてはそれは創造的なイノベーションの妨げとなると思うので、やはり公開されていないほうが良いと思う。その分自由に自分たちでいろいろやれるとポジティブに考えてほしい。
→ほんと、負担は考えものですよね・・・。改善策、ありがとうございます!しかもそれを考慮してライン年度のために経験を書いてくれるなんて、さすがっすね!!! え、公開しない方がいいですか?今年は公開しようと思ってたんですけど、迷うな~。
・NICTの発表自体はとても面白かったのですが、女子学生だから女性キャリアについてインタビューを行うというのはそもそも女性差別的な発想なのではないか、外から見られた時に大丈夫かな?と少し疑問に思いました(もし2人の強い希望、持ち込み企画というのであれば全く問題はないと思います). || ・(過去のサーベイ共有について)3期生のサーベイを参照できるのはインタビュー前に聞く内容を考える上でとても役に立ちました.しかし、HPに記載されている内容は各チームに対する意見の記載順がランダムで見づらいので、名前を記載しないのならばチームごとにソートされていればより参照しやすいと思います.また、発表・レポートに対する意見は参照できるのに、発表スライドやレポートの本文が参照できないのは過去の経験から学ぶ材料としてはとても中途半端だと思いました.どうせならスライドとレポートの両方が参照できるようになっていればと思いました. || ・(講義について)聴衆側が発表中に資料を見ないというルールは、確かに発表側にとっては喋りやすい環境ができると思うのですが、聞く側にとっては一度聞き逃すと喋ってる論理の展開に全く追いつけなくなりマイナス面が大きいと思いました. || ・(事後サーベイについて)「イノベ入門に対する意見」は(教員に向けたメッセージだと思うので)長所と短所を必ず併記する必要はないと思います.短所と改善案だけでも良くないでしょうか?
→はい、女性学生の希望です。チームでソート、いいですよね!でもそれだとほぼ特定出来ちゃいますよね。と思ったんですけど、そもそも特定されてもいい気がしますよね。具体的なアイデア、ということで色々とナイスアイデア出してもらえましたが、最も言いたいことは、「公開状況が中途半端」ということですよね?全くです!今年はあらかじめ匿名が前提だったので方針は変えませんが、これからは全部公開で行ったほうが良い気になってきました!プレゼンは今んとこ公開のつもりです。ただし、希望により完全に閉じる部分は別に設ける、という風にしましょう。あと、もちろんHW内と外は区別します。発表資料は、これもTradeOffですよね~。演者次第がいいところかな~。まあ、話を聞き逃して再構築できない場合は、国際会議とかでも理解できないでしょうから、自己責任ともいえますけどね。長所と短所は、以前にもメールしましたが、長所が無いと「何を残すか」がわからないため、TradeOffの中で最適化が進まないからです。まあ、それは多様な意見を見ると理解可能かと思います。
今回,企業を訪問し,産業界の視点をその企業の重役の方からお聞きできたことは非常に貴重であり,良かったと思う.またその企業の創業者が述べた言葉は今の自分達にも響くものがあり,大変有意義な時間となった.講義の問題点ついてて企業から産業におけるイノベーションを聞いた後に発表を行ったため,どうしても起こしたいイノベーションの内容が実用的なものになってしまいがちだったような気がする.次は産業界のイノベーションについてだけではなく学術界のイノベーションも学ぶべきではないでしょうか.
→いいこというねー!まあまあ、こう思えるなら、今回はこれで学ぶことは大きかったということで、学術界のイノベーションは基礎論IIで実践するというのはどうでしょうか?
 

講義を終えた今、「自分はこの先どのようなイノベーションを起こそうと試みるのか」、再度個人で簡単に記述してください。名前を載せて学生専用ページで共有します。

→これ最高ですね!今後、チームを組む時に、誰に声をかけようか、ってときにめっちゃ役に立つんじゃないでしょうか?どうせなら全学年、リアルタイムにUpdateできる、個人的ビジョンと興味、特技やスキルなどを書くページがあるといい気がしますね。どうかな?
下村 優 >> 現在行っている研究は情報科学と生命科学と物理学に跨ったものである.今回講義で吉田先生もおっしゃっていたようにある場所では常識なことでも異なる場所では未知のものが多々ある,私が試みたいことは私が持つ知識を異分野(このプログラムでは脳科学)に適用することである.もし適用することができれば分野発展の起爆剤となり,イノベーションを起こすことができるのではないでしょうか.
五島 剛 >> エネルギー問題や食糧問題などの、根本的な(持続発展に必要な)問題を解決できるようなイノベーションを起こしたいと思いました。 || これは、「問題を発見することが大事」というコメントから、世の中の問題を考えてみた結果、エネルギー問題、食糧問題が重要な問題だと改めて思ったからです。 || また、持続発展性については、インタビューや講義の中で、イノベーションそのものの持続発展性(ビジネスモデル)も大事だと学びましたが、イノベーションの本質が、人類の生活をよくすることであるならば、人類の持続発展につながるイノベーションを考えなければ、ビジネスモデルも何もない(勿論ビジネスモデルも大事ですが)のではないか、とも思いました。 || 以上のような(当たり前のことしか言っていませんが)理由で、エネルギー問題や食糧問題などを解決するためのイノベーションを起こしたいと考えました。
坂本 昂輝 >> 大学院生の間に、破壊的イノベーションを行ったばかりの持続的イノベーションにインターン等を通して関わりたいと考えている。具体的には、最近仮想通貨に新技術を用いた破壊的イノベーションが行われているが、そこでなぜそのようなイノベーションを思いつき、どのように計画を進行していったのかを学びたい。その上で、卒業後には破壊的イノベーションに挑戦したい。本講義では、特にwhyを重視した考えとpainとgainという考えが印象的だった。まずはpainとgainの考え方に従って問題を見つけ、次になぜ私がその問題に立ち向かうのか、等の背景を明確にし、将来性のあるイノベーションを起こしたいと考える。
佐竹 幸大 >> 私は、人間の幸福感を改善するイノベーションを起こしたいと感じました。 || 経済水準は世界トップクラスであるにも関わらず、幸福実感度の低い国日本で本当に求められているのは、物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさであるとの考えから、幸福追求にあたっての重要課題を、人間関係の改善と設定しました。コミュニケーションを円滑行い、軋轢なく生活するためのイノベーションを起こそうと試みます。
辻 健太 >>  私が起こしたいイノベーションは2つある. ||  1つ目は,人の感情や価値観などを数値化することである. || 多くのグループが感情のセンシングについて述べており,Microsoftでも同様の議論を行ったため,需要を感じたからである. || そして,感情を数値化することで,感情や価値観の数理的な解明に期待する. || さらに,人間を状態遷移で捉えることができ,あらゆる対人サービスの満足度向上につながるだろう. ||  2つ目は,NICTでインタビューを行ったグループが提案した自動走行キックボードの実現である. || 上でも述べたが,無事故を達成すれば自動走行への不安を和らげるイノベーティブな活動になりうると考えるためである. || さらに,無事故を達成できなくとも,TOYOTAなどの自動走行車を目指す企業と協力することで,自動走行における問題を明らかにできる. || つまり,大阪大学が自動走行車の普及および改善を主体的に行う一ファクターになれる. ||  以上2つのイノベーションもどちらかもしくは双方に携わり,技術視点でのイノベーションに貢献したい.
三浦 太樹 >> 持続的イノベーションよりも破壊的イノベーションを起こしたいです(夢はでっかく).
大石 浩輝 >> 私は、ヘルスケア業界に対してイノベーションを起こしたいと思っている。やりたいことは、多角的な脳診断技術の確立とその普及である。脳診断と言えば脳腫瘍、動脈瘤を見つけることが現在のいわゆる脳ドックとよばれる脳診断のメインである。私が考える脳診断はそういった生死に関わるものだけでなく、脳機能の診断である。例えば、運動機能の問題は、体自体の問題ではなく運動を制御する脳の問題の可能性もある。その場合は、脳の機能を調べる必要がある。現在、MRIで取得した大量の人の脳情報を解析して、脳機能と運動機能、視覚機能、精神状態等の関係を明らかにする試みがなられている(Human connectome project 等)。それら関係が明らかになれば、脳機能診断が実現する。個人の脳の状態を調べて、その結果をもとに脳機能の診察に使うことができるはずである。患者の診断のサポートとして使えるなら、使いたい医師も、診断を受けたい患者も出てくるはずである。また、MRIは一度に全脳の情報を取得できるので、一度に多角的な診断を行えるのは患者の負担も少ないため、普及すると思う。私の視覚機能と白質との関係を調べる研究は、多角的な脳診断の実現のための、その一端だと思っている。
大杉 清之 >> 生体内で起こる現象から、発生するシグナルを読み取ることで、人の考えや、気持ちを理解し、知識を共有しあえるようなシステムを作りたい。また、それにより、身体の不自由な人が自立できるような社会を目指したイノベーションに挑戦したい。
都築 拓 >> 機械知性による科学研究の自動化,効率化を目指します.
西田 圭吾 >>  自分のやりたいことをくみ取って代弁してくれるようなサービスは、生活の質を多きく上げることが期待できる夢のようなシステムである。このようなことを考えている組織は少なくなく、MSインタビューにおいても関連するような話題が挙げられた。今後はそのようなサービスが段階的にコアな層に対して広まっていくことが予想できるが、社会全般に受け入れられるには安全性や、その性能といった観点から疑問が残る。世間一般に受け入れられる可能性としては、トクホのように省庁が製品に対して適切な検証を行い、国が保証することが挙げられる。しかし、脳科学や認知科学においても自分のやりたいこと(意図、欲求)が明確に解析できているといい難い状況であり、国が適切な検証を行う基準がそもそも存在しないという課題が挙げられる。 ||  そこで、人の意思決定をサポートするサービスが持続的に提供されるためのイノベーションを起こすために、次から始まるヒューマンウェア基礎論Ⅱでは、人の意図をくみ取ることがそもそも可能かを検証するための実験系の構築および解析を脳科学、認知科学を専門とする学生らとともに試みる。
畑中 岳 >> 具体的な案は今は練られていないが、今回のインタビューを経て、基本に立ち返り、自分の強みを再確認する必要がありそうだと感じた。自分が関わることの出来る認知脳科学と情報通信それぞれの強みをしっかりと考え直したい。そのうえで科学研究に閉じこもらず、社会における課題を見つけそれを解決するために必要な脳科学の計測・解析を応用するような場面で活躍したい。
藤元 大河 >> 脳内表象の情報表現の方法を用いて、脳の機能を拡張したり、人工知能の発展に貢献することで、思考をサポートしたり、人間の起こすイノベーションという営みをさらに加速させようと試みる。
三田 真志郎 >> ・「だれにでも音楽を扱いやすくする」という点で実用に耐えるレベルの自動耳コピシステムの実現と耳コピ後の柔軟な演奏形態編曲の実現を試みる。誰もがスマホで自分の鼻歌から自分のオリジナルテーマ曲を気軽に作れるようにする。 || ・コンビニやスーパーのレジで店員さんが商品のレシートを時間をかけて一つずつ読み取るのではなく、四方八方にカメラをおき、画像認識技術を使って、一瞬で会計・精算できる無人レジの実現。
山中 夏生 >> 自分たちの行った企業・ほかの班員の発表を通して、自分がこの先試みるイノベーションで明確にしたいと思ったことが、2点あります。1.イノベーションを考える時は、明確な課題(人のペイン・ゲイン)を挙げてから議論する2.最後に出ていた経済の話につながるのかもしれませんが、なにかしらものを作った後、そこからどのように運用してイノベーションになるかを考えることが必要だと感じました。例えば、私たちの班は在宅医療のイノベーションのアイデアを出しました。そのアイデアを誰が使うのか、高齢者だとすると、口コミでの広がりや夫婦間での利用が想定できます。それをどのような形で製品のデザイン性や機能に取り入れるか、を考えてイノベーションを試みたいです。
Xu Xueyan >> TBA
二ノ丸 雄大 >> 工学応用による医療・福祉分野の社会課題の解決.その結果として持続発展性のある幸福な社会の実現.
内田 貴久 >> イノベーションというと,これまでは漠然としたイメージで,とてつもない発見をすることだと認識しがちであった.しかし,この講義を通して,単なる発明や新規性だけでなく,社会や人のシステムとして,それらに持続発展性を持たせることが必要であることを学んだ. || このことを認識した今,自分がこの先起こそうとするイノベーションとしては,単に「すごいね!」,「面白いね!」と言ってもらえるだけでなく,多くの人に手に取ってもらえるものを創造したいと思う.人々の考え方だけでなく,行動をも変化させてしまうようなことを研究・実現できる人間,つまり,イノベーションを引き起こせる人間になりたいと思った.
西山 周平 >> 現在の研究目標、計測と計算で感覚を測る、ということの実現がイノベーションと言えるだろうと思っていたが、講義を経てそれだけでは不足していることがあると感じた。 || この先研究をイノベーションにつなげていけるよう、よく考えていきたい。
 

講義をうけた簡単な感想など(任意。こう成長した、こう反省した、等)。HPのイベント欄に名前と共に載る可能性があります。是非お願いします。

→ありがたいです!!!どれも本質的にも素晴らしい&嬉しい感想ですし、かつHPに載せやすい形になっています!!!わかってくれてますね~!さすがっす!!!こういうの、一人でも困ったこと(載せられないようなこと。無駄に自虐的だったり過度に否定的な場合等)をされると、それを恣意的に省くことが難しいので、とっても困るんですよね~。
下村 優 (情報)>> 今回,企業の方々,しかも重役に就いていられる方にインタビューをすることができ非常に貴重な時間となりました.その中で産業界の方々がどのような視点で研究,開発を行っているか聞くことができたことはとても有意義でした.また名刺の渡し方などの社会人としての基礎も実践することができたので良い経験だと感じました.
五島 剛 (情報)>> 産業界について、とても参考になる意見を頂けました。今までは、ビジネスモデルなどは全く考えておらず、環境に良かったり、食糧問題を解決する発見をすれば(利益が小さくても)勝手に普及するものと考えていました。今後、イノベーションを考えるにあたって、このような視点でも考えていきたいと思います。
坂本 昂輝 (情報)>> これまでの人生ではほとんど学問にしか触れてこず、産業界と学術界を意識し始めたという意味で成長した。私は特に産業界を目指しているので、企業訪問を経て、顧客という存在に重点を置く考え方に新鮮さを感じた。 一方で、社会について何も知らないと痛感させられた。今、どのような研究開発がなぜ進められているのか、どのような技術がなぜ重要視されているのか等、社会の方向性を知らなければならないと思った。そうすることで、より適切な課題を設定することが可能になるのではないか、と思う。
佐竹 幸大 (情報)>> 一流の人から話を聞き、そこから学んだ内容を抽出し、自らイノベーションの提案を行い、発表するという貴重な経験を詰むことが出来たので、発想力やプレゼンテーション能力(表現力)を養えたと感じています。こういった能力は、これからの研究生活や社会人になってからも確実に必要となると思います。 今後ますます必要になるこういった能力を授業の中で養うことが出来て、非常に成長出来たと感じています。
辻 健太 (情報)>> 個人では実現できなかった有名企業の役職の方と議論できる貴重な機会を頂き,たいへん感謝している.  そして,イノベーションには自分を無くしていくことも含まれることに気づかされた. これは,自己主張の私にとって新鮮な姿勢であった.  最後に,全体として様々な価値観に触れられる楽しく有意義な機会となった.
三浦 太樹 (情報)>> 最終発表では企業ごとに異なる思考のエッセンスを(良い意味で)つまみ食いでき面白かったです.
大石 浩輝 (生命)>> この講義が私にとって初めてのイノベーションについて考える場であった。イノベーションについて考えることで、自分の行う研究、活動が果たしてどのような作用を社会に対してもたらすのかといった、マクロな視点で考える癖がついた。これは成長だと考える。
大杉 清之 (生命)>> 企業インタビューを通して、今までよりは社会に目を向けた考えを持てるようになったと感じる。インタビュイーになってくださった方からは、社会に向けた取り組みを行う上でのとても的確なご意見を、沢山頂けた。僕自身も、人の共感を呼べるような倫理観を持ち、社会に対して何ができるかを的確に伝え、自信を持って発言を行えるようになろうと思った。
都築 拓 (生命)>> 問題解決の方法論について,時間を取ってじっくり考えられたのは良かったと思います.
西田 圭吾 (生命)>> 下調べを十二分に行い、インタビュー目的の設定、質問項目のリストアップをしたつもりでインタビューに臨んだが、チームで時間をうまく作れなかったこともあり、事前にその意図が共有しきれていなかった。その結果、インタビューでもっと掘り下げるべき内容をさらっと流していたり、インタビュー内容に沿わない議論が多々生じた。結果として、チームとしてうまくまとまることができなかった。今後は、チーム内で前提となる条件を十分に共有したことを確認したうえで、課題に取り組んでいきたい。
畑中 岳 (生命)>> 企業のなかでおこるイノベーションは、事業についての意思決定や、企業としての強みの生かしかたなど、大学の研究室とは異なる規模の組織で動いていることを改めて実感した。訪問企業の事業が多岐にわたりその全容を把握するのは難しいと思われるが、もう少し深いところまで調べ、メモに準備したうえでインタビューに挑むと先方の話が広がったときにもさらに質問を重ねることができたと思う。
三田 真志郎 (生命)>> 度胸がついた。
内田 貴久 (基礎工)>> 社会的なマナーといったものから,企業側の考え方まで,普段の研究を行っているだけでは得られない経験を,それも意識しながらできたことは非常にいい経験になった.「入門」ということなら満足できるが,「本当のイノベーション」を考えると,いい意味で欲求不満(自分の考える力の未熟さ)が残るものであった.これを今後の研究やその他にも生かしていけたらと思う.