ヒューマンウェアイノベーション副プログラム
ヒューマンウェアコミュニケーション M / D

概要

科学コミュニケーションの歴史から現在に使用される具体的手法までの知識を網羅する座学を受け、さらに「人に伝える」ことのワークを含む講義を受ける。その後、企業、教員、ヒューマンウェア履修生、学部生などを対象とした、ヒューマンウェア全学年参加型のアウトリーチ活動を企画、実施する。

○目的

融合研究では、考えや目標を共有できる複数の研究者がチームを組み、さまざまな観点で議論しながら研究を進展させる。そのためには、人的ネットワークを形成し信頼を得たり、自らのアイデアや技術をわかりやすく伝えたりする能力が必要である。また、融合研究に限らず、研究者は非専門家や一般市民などともコミュニケーションし、研究立案に適切に反映させる能力が求められる。本講義では、これらの能力を養うため、座学と実践を通してアウトリーチの方法を主体的に学ぶ。これには、アウトリーチの場を設ける方法も含まれる。なお、ここで学ぶ伝え方の基礎は、専門の研究発表などにも大いに有用である。

○時期

6月-7月(期間中の1日のみ):座学(例えば13:00~17:50@IST-C401)。
9月-11月(期間中の1日のみ):アウトリーチ実践(具体的な企画内容や日程は学生次第)。

○内容

JST日本科学未来館などから講師を招き、科学コミュニケーションの知識を網羅するため、その歴史から現在に使用される具体的手法までの座学を受ける。同日に、「人に伝える」ことのワークを含む講義を受ける。これは、人に伝えるベストな方法は、共通の部分と十人十色の部分に分かれるため、共通の部分を知り、それを使ってワークすることで、自分自身に合った形を探していくことを目的としている。さらに、実際にアウトリーチ活動を行うことにより実践力をつける。このアウトリーチ実施を、融合研究の立案や方向性の設定など具体的な成果につなげるため、聴衆対象として、企業、教員、ヒューマンウェア履修生を中心に、学部4年生や、来年度に大学院入試を受ける可能性のある全国の学部3年生なども受け入れる。

以下、2020年度の予定(変更の場合あり)

1.座学

以下のようなことを学ぶ

    • 科学、科学者とは何か。科学コミュニケーションとは何か、その歴史。
    • 人に伝える技術
    • 人に伝える手段、様々な会の方式
    • アウトリーチに向けてグループワークを行う。

【講師】

JST 日本科学未来館、森田由子様
関谷翔様

【進行内容】

        1. 座学 「科学コミュニケーション」
          略史、科学コミュニケーションの形洗い出し、等
        2. ワークショップ 「非専門家に伝えるには」
          プレゼンテクニック、そのワーク、等
        3. グループディスカッション 「イベントを行うには」
          相手の分析、ワーク、まとめ、など
          総括、質疑応答

2.アウトリーチ実践

座学で学んだことを元に、以下のようなアウトリーチの会を履修生が主体となって企画・開催する。

【目的】融合研究の立案や方向性の設定など具体化を促進する。

【対象(聴衆)】全学年のヒューマンウェア履修生、企業の方、教員を想定する。また、ヒューマンウェアの広報として、来年度にHWに入る可能性のある学部4年生や、来年度に大学院入試を受ける可能性のある全国の学部3年生なども受け入れる。(広報をしないと誰もきませんので注意)

【内容】研究紹介、その他目的に沿うもの

【場所】学内(学生次第)

【日程】諸条件を考慮して決定(学生次第)

【手順など】

    • 代表や副代表などを選び、幹事とする。
    • 受講生全員で企画を議論し、幹事が取りまとめる。
    • 他学年のヒューマンウェア履修生にもプレゼンテーションを依頼する。具体的な方式、内容は受講生で検討する。
    • 当日は全員が出席し、全員に何らかの仕事があること。
    • 宣伝の形は自由とする。
      (合格者宛に手紙や、学内放送、学内メールなど、必要であれば事務局・教員も協力)
    • 予算が必要な場合は一か月程度前に事務局・担当教員に伝えること。
    • 良く分からないことは質問すること。