ヒューマンウェアイノベーション博士課程プログラムは 2025年度より、
学位プログラム「ヒューマンウェアイノベーション学位プログラム」となります
従来のプログラム「ヒューマンウェアイノベーション博士課程プログラム」は、文部科学省の博士課程教育リーディングプログラムの一つとして2012年に採択されて以降、大阪大学の推進する「学際融合・社会連携を指向した双翼型大学院教育システム(DWAA)」として体系化された「知のジムナスティックスプログラム」の一つとして、5年一貫の博士課程教育を行ってきました。
2025年度より、従来の博士課程教育リーディングプログラムの取り組みを礎に、大阪大学分野連携大学院プログラムの一つとして、主専攻(コース)型の学位プログラムとして発展し、設置されることになりました。
従来のプログラムとして設定していた要件や、カリキュラム内容を効果的に見直しますが、人材育成の目標やプログラムの教育理念、履修生への活動支援方針などは変わりません。
- ※ 従来の博士課程教育リーディングプログラムは、プログラムを修了すると「コースワーク修了証」が発行されます。さらに研究科課程の修了が認められ博士号学位を取得する際は、学位記にプログラム修了が付記されます。
本学位プログラムにて、2025年度以降に履修を開始する学生については修了に対してコースワーク修了証は発行されませんが、研究科課程(コース)として本学位プログラム修了が認められ、博士号学位記にプログラム名が記載されます(本学位プログラムを修了せず、研究科課程を修了する場合は、通常の研究科課程の学位記となります)。
ヒューマンウェアイノベーション学位プログラムでは、以下のアドミッションポリシーの下で2025年度の学生を募集します。
アドミッションポリシー
本学位プログラムにおける「ヒューマンウェア」は、生命システムなどが持つ仕組み(柔軟性、頑強性、持続発展性)を有し、人間・環境に調和した情報社会を構築するための「情報ダイナミクス」を扱う技術です。ヒューマンウェアに関わる技術を習得するには、情報を受け取り、理解し、生み出す人間の高次脳機能のダイナミクスである「認知ダイナミクス」を理解し、また、人や環境に柔軟に適応する機能を与える「生体ダイナミクス」を理解する必要があります。本学位プログラムでは、大阪大学の情報科学研究科、基礎工学研究科、生命機能研究科が連携し、これら三つのダイナミクスを包括的に理解し、情報・生命・認知・脳科学の融合分野において、自ら課題を設定し、グループを組織・牽引してそれを解決することにより、新たなイノベーションを起こすことのできる双方向性を備えたネットワーキング型の博士人材を育成します。
プログラムの特色
本学位プログラムは、情報・生命・認知・脳科学といった融合分野を俯瞰できる幅広い学識を有し、融合分野研究を牽引できる実践力と国際性を身につけ、イノベーションを創出できる高度人材を育成するための5年一貫の教育プログラムです。本学位プログラムを修了するためには、所属する研究科(主専攻)が必要とする要件単位に加え、プログラム固有の単位を取得する必要があります。
求める学生像、選抜方針、審査体制、学位要件、経済支援等の詳細は、別紙をご確認ください。
募集要項
出願資格 | 本学大学院の下記研究科・課程に合格し、2025年4月に入学予定の方
■情報科学研究科 情報数理学専攻(博士前期課程) |
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募集人員 | 10名程度 | |
選抜スケジュール | 願書受付 : 書類選考合格発表 : 面接試験 : 最終合格発表 : |
※ 12月27日の初回掲載時は、出願資格に【特別選抜生】として、現 博士前期課程1年(M1)、生命機能研究科博士課程1年(D1/5)の方を対象と記載していましたが、2025年度選抜において、特別選抜生は募集しないことになりました。お詫びして訂正いたします。[2025年1月7日訂正掲載]
募集に関する詳細は、別紙「2025年度 アドミッションポリシー・募集要項」をご確認ください。
(2025年1月7日訂正版に差し替えています)
アドミッションポリシー・募集要項詳細 | 2025年度 アドミッションポリシー・募集要項 【pdf】(1月7日訂正版) |
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出願に関する書類(様式ダウンロード) | 出願書類(様式1~5) 【zip】 ( EnglishGuide【zip】) |
出願手続き | 出願・選抜手続方法 【link】 |