第一期生

浦井 健次うらい けんじ

基礎工学研究科 システム創成専攻

大阪大学基礎工学部出身

「これは、僕のためにあるプログラムだ」と直感。

 Q プログラムに応募した動機は?

 私は企業内研究者志望で、そのために博士号を取りたいと思っていましたが、時間的にも資金的にも大変なので、ためらいがありました。そんな時、このプログラムを知り、経済面でのサポートを受けながら研究できる素晴らしいチャンスだと思いました。また内容的にも、方針や目的に共感でき、まるで自分のためにあるプログラムだと感じました。

 Q 将来の夢・目標は?

 消費エネルギーの少ないロボットを作ること。決められた環境で、高効率に動く工業用ロボットではなく、家庭など普通の環境で、さまざまな複雑な動きが実現するロボットが作りたいです。生物から多くのことを学んで、いろいろな場面で「普通に使える」ロボットが作りたいと思っています。

 Q プログラムの印象・感想は?

 自分のロボット研究について、プログラムの仲間は興味をもってくれて、意外な方向から質問、提案を受けます。また先生方もいろいろな質問や、アドバイス、研究の方向への有益な示唆をくれます。海外で活躍する研究者の特別講演を聴いて、コミュニケーション能力って大切だなと思いました。

研究内容を社会に普及させるには、研究成果が素晴らしいだけでは足りず、企業・社会との協調が大切だと痛感しています。そういう場面でリーダーシップが発揮できるようになりたいです。融合研究では異分野とだけでなく、さまざまな業界、組織団体など、異なる立場の人たちとの融合も行わねばと思います。そういう大きな融合研究がイノベーションを生むのかなと感じています。

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