プログラムでは、履修生が主体的に企画・実施したい活動に経費支援を行っています。
学生革新企画の目的
- 学生自身が自らとは異なる専門性や文化を持つ他者と積極的に関わり、多様な議題についての議論を行うことで、融合分野でリーダーとなり得る資質を獲得することを目的とする。異分野の研究科の学生と自主的な企画を立案し、実施することで、将来的には、国際ワークショップの開催など、異なる立場の者と協同してイベントを企画運営できるコミュニケーション力、マネジメント力を身につけることを目標とする。
- 上記の目的を達成するために、学生が主体的に企画を立案、運営し、その過程で必要な事項を学ぶ。
学生革新企画の基準・制限など
- 企画運営委員会幹事会において、提出された計画書を審査した上で、補助の可否を決定する。以下に評価の基準の例を示す。
- 上記の目的に合致していること。
- HW履修生10 名以上の参加者(立案者3 名以上、参加者7 名以上)が含まれること。
- 自分たちの研究・課題に対する議論のための時間が十分に確保されているか?
- ヒューマンウェア(以下HW)とは何か? などの議論でも可能
- 学内外の先生の研究や融合研究、リーダーシップ論の意見を聞くなど、勉強・情報収集のための時間が十分に確保されているか?
- HW プログラムの他の履修学生、プログラムに波及効果があるか?
- 予算や時期なども含め、実施可能な具体的な計画になっているか?
- おおよその金額が調べられ、それが必要な理由とともに記入されているか?
- 直前ではなく現実可能な期間を設けているか?
- 各年度の企画は12 月までに申請すること(実施は新年でもよい)。
- 必要な提出書
- 企画提案書:企画目的、収穫、予算、日時、場所、スケジュール、参加者名簿等。
- 企画報告書:企画立案者による。企画の概要、収穫、反省・改善点など。
- 参加報告書:参加者全員による。収穫、反省・改善点など。
- その他証明書類:領収書など、会計処理に必要な書類。事務局に確認すること。
- 予算および回数の上限
- 年間で合計100 万円まで。(状況により増減の可能性有り。年度ごとに見直し。)
- 年間で最大 4 回まで。(状況により増減の可能性有り。年度ごとに見直し)
- 企画に対する補助であり、全ての費用をサポートするものではない。
- 支払い可能金額の根拠を阪大の出張のルールに合わせる。(不明点は事務局に訊ねる)
企画実施の手順
- 企画の立案(おおよそ3か月以上前が望ましい)
- 企画者が発案し、HW 履修生全員に提案。企画が成立するかを判断する。
- 学生間で相談し、企画を組み立てていく(教員相談も可)。
- この時点で開催時期と、下記の参加人数が集められるかを意識する。
- 企画会場や委託会社、招待講演者依頼の費用などの調査。
- まだ依頼はしないが、大体の金額は調べる必要がある。
- 招待講演者を呼ぶ場合は大学規定などによる概算で見積もる。
- 予算は必要なものに使い、不要な使い方はしないことを意識する。
- 企画提案書をoffice-n@humanware.osaka-u.ac.jp(n はn 期生)に提出する。
- 同時に、HW 全履修生にもメールすること。
- 提案書はテンプレートを使用する。
- 企画の目的、収穫、予定する日程・場所、予算、参加者名簿を記す。
- 参加者10 名以上(立案者3 名以上、参加者7 名以上)の署名が必要。
※ただし、企画の主旨によっては例外を認める。
- 企画者が発案し、HW 履修生全員に提案。企画が成立するかを判断する。
- 企画の提出・評価・修正・確定(おおよそ2か月以上前が望ましい)
- 特任教員の確認により、書類不備の場合にはコメントを付けて返信。
- 企画運営委員会幹事会で計画書を評価し、1 週間以内に以下を回答。
- 受理 ・ 条件付き受理 ・ 拒絶
- 条件付き受理の場合、回答に応じて計画案を修正
- 企画準備の実行(確定後、実施の1か月以上前が望ましい)
- 参加者、企画日程の確定
- HW リーディング学生に実施内容を通知、参加の確定。
- この時点で参加者が大きく減る場合は企画不成立。
- スケジュール管理ソフト等を利用すると便利。
- 予算の範囲内で参加者の増加は認める。
- 参加者の増加による予算の増加は原則的には認めない。
- HW リーディング学生に実施内容を通知、参加の確定。
- 企画会場の予約、委託会社への依頼、旅費などの確定
- プログラム外との関わりが必要になる場合は、ここで正式に依頼する。
- 旅費など、各金額を確定する。
- 確定内容をHW 全履修生、特任教員、事務局にメールする。
- 参加者、企画日程の確定
- 学生革新企画の実施
- 報告書の作成(企画報告書・参加報告書)と必要書類の提出(企画後二週間以内)
- 作成はテンプレートを使用する。
- 企画報告書は企画者が作成。
- 参加報告書は参加者が作成し、企画者にメールなどで提出。
- その他、必要書類(上記)をそろえる(実施前に事務局に確認しておくこと)。
- 企画者がまとめてoffice-n@humanware.osaka-u.ac.jp に提出する。
- 作成はテンプレートを使用する。