イノベーション入門2015レポート一覧(3期生)

項目1:どれかまたは複数のプレゼンやレポートへのコメント。各観点に対し、かならず長所と短所を併記し、短所はその改善案を記入してみてください。名前は無しで学生専用ページに掲載します。
>細田→ 皆様、総じて、何でもいいので自分が好きな世界を想像してそうなるようにやったりましょう!その後に第一歩を考えて具現化していくのもいいでしょうし(良い意味で焦点が絞れて行きますが悪い意味で視野が狭くなって重箱の隅になる危険性もあるので常に俯瞰的な視点も心がけてくださいね)、なんか目の前の第一歩に打ち込んでいたらその延長に自分の好きな世界が見えてきてもいいし、何でもいいと思います。要するに正直よくわかりませんが(わかってたら怖い)、Creativeであることが必要という事はどうやらコンセンサスがあるようなので、自由に楽しんでいきましょう! そういえば、自分の周辺では有名な諺があります(ググればでてきます) 「やったらしまいや!」 by 柳田敏夫先生

東芝: イノベーションの具体例に関して、それぞれについて非常によく調べられていて、事の経緯も分かりやすくまとめられていた。ただ、口コミサイトから自社製品の不具合を自動検出する、というものがイノベーションの成功例として挙げられていたが、東芝チームとして(または東芝として)考えるイノベーションの定義(多様な人間の生活様式を変える考え)とはいまいち一致しない例ではないかと疑問に思った。
NTT グループは、発表もプレゼンも含めオリジナリティが足りなかった。企業インタビューの内容を受けて、彼らは何を実践していこうと思うのか、どういったイノベーションを起こしたいのかという議論や意見があれば、さらに良くなったのではないだろうか。留学生などを含むグループ発表の場では、日本語が得意な日本人が発表を引き受けるというのが、まるで暗黙の了解のようになっている。その点では、留学生の肖くんに発表を任せたのはチャレンジングで良かった。
みんなはとてもいい発表をしました。各班はイノベーションに対して、企業の研究と自分の発想を紹介しました。少し気になるのこともあります。Microsoftの班の発表はイノベーションの様子にたいして、様々な論議を行いました。それはとても素晴らしいと思います。だが、具体的な研究の例をもっと紹介すれば、もっと説得力があると思います。
全体を通して抱く感想は “アイディアソンじゃあないんだから” というもの. HWIP というプログラムを通して (言ってみれば) 先駆的なエリート/テクノクラートになることを期待されているのだから, “こんなものつくりたい” というミクロなアイディアではなく (その程度のことはそんじゅそこらのアイディアソンでやられている), 将来的に我々はどのような価値を社会に還元するべきか, というスケールでの主張がほしかった. もしかしたら, プログラム中でそういう認識をさせられる機会が少ないのかもしれないし, だとするともっと民間で身を揉まれる機会があるとよいのかもしれない.// そういう意味で私たちは “‘何を起こしたいか’ ではなく ‘何を起こせるようにするか’ が重要” と言いたかったつもりなんだけど, 空振りしちゃいましたね……以上の大義的な側面を置いておくとして, 各チームからユニークなアイディアが出ていたのはよかったと思う. 実現性もきちんと考慮してあるあたり “流石” というところか.
Microsoft班に対して。非常に引き込まれるプレゼンだった。発表の初期部分で「イノベーションは偶発的でありこのようなお題は不適切である」という内容が含まれていたが、我々もHORIBAにおけるインタビューで「イノベーションは目的ではなく手段である。目的がすり替わっているのではないか」との指摘を受けており、兼ね同意できた。一方後半の内容はお題に負けず劣らず曖昧であり、インタビューがなくても思いつくような一般論を並べただけのように思えた。
In my opinion, the report of this course is also a paper. so the purpose of this report is to let the readers know what is you want to express and introduce.As a result, I think the sub-title is very important for the authors. Only with the sub-title can the readers understand the paper easily.Maybe the papers of NICT, NTT, and Horiba need improvement in this respect.
Horiba班について、プレゼンテーションの進め方、内容の丁寧さ、パワーポイント資料、どれも非常にレベルが高いと感じた。そして同時に、インタビューも十分に出来たのであろうという事が伝わってきたので、非常に好印象である。しかしそれだけに、やりたいイノベーションが詳しすぎて冗長的に感じた。また、10分という時間内に終えようという努力があまり見られなかったのが残念である。時間を意識すれば自ずと内容も絞られてくるはずなので、また次にこのような企画があれば、そのへんを意識してみても良いのではないだろうか。
Microsoftチームの発表,レポートは,イノベーションの種類や考え方を詳しく言及してあるのは良かったと思う.ただし,実際のイノベーションの例や,自分達が起こしたいイノベーションなど,具体性にかけていたように思う.日立チームの発表,レポートの自分達が起こしたいイノベーションについてという項目が詳しく書かれており,このまま研究に持っていけるのではないかというくらいだと感じた.短所としては,インタビューしてきた内容をもう少し詳しく述べてほしかった点だと考える.短くまとめているのかもしれないが,相手側の考えや意見などをもう少し聞きたかった.
In Omron team, NICT team and NTT team’s report, they all talked about that the innovations are to solve practical problems. Of course, for industry, the beginning of stating an innovation research is increase profit by solving a problem, either by reduce cost, increase convenient or create new functions. Of course, the problem of innovation with a specific purpose is that it may miss the opportunities to create really big innovation break through. Thus, the innovation researches in universities are necessary to make progress on problems that may not have directly benefits. Therefore, both the industry and university type of innovations are important.
堀場グループに関して:長所.イノベーションを教育の方から考えるというのが斬新でよかったと思いました。実際にこれがアウトリーチの授業となっても私は協力したいと思いました。レポートにも謝辞が書いてあって良いと思いました。短所.レポートが些か見づらいようにも思いました。改善案としてはもう少し色などを使うと良いと思います。
堀場のインタビュー内容でもあったが、自分の考えを知ってもらうには発信力が非常に重要である。今回のレポートやプレゼンを通して感じたことは、内容もさながら、第一印象も大切だということだ。自分の考えを発信する際には、まず初めに受け取り手に興味をもってもらう必要がある。レポートに関して言及すると、文章の見やすさがポイントとなる。東芝やマイクロソフトのレポートは、内容毎のタイトルが明確に示されておりどこに何が書かれているかが初見で分かりやすい。一方、ただ文章を連ねてあるレポートや、段落の字下げの間隔が大きすぎるなど、読みにくいレポートも見受けられた。これらについては、パラグラフ毎にタイトルを付けて一目で読むべき部分を判別できるようにすること、字下げの間隔を見直すことで改善が期待される。
Toshiba/presentation長所:プレゼンの流れ(インタビューの様子→イノベーションの事例→自分たちが起こしたいイノベーション)が自然でしっかりしていた。プレゼントしての完成度が高い。短所:VR×fMRIの構想を語ってくれたが、そのためにまず何をするかという「第一歩」にも言及して欲しかった。Horiba/presentation長所:合宿プランが目的からスケジュールまで非常に具体的に考えられており、実現の可能性を最も強く感じた。短所:合宿の運営側(上級生側)のモチベーションをどう維持するか? 下級生側にはメリットが十分に感じられるが、上級生に対しては十分なメリットを匂わせることができていないように感じた。たとえば、合宿で被験者実験を行うというのはどうだろうか。被験者実験の報酬を運営費とし、その分参加費が安くなるなど。心理実験を日常的に行っている上級生にしかメリットがないが…。
マイクロソフト:イノベーションを『既存技術の組み合わせのイノベーション』と『ビジョンの積み重ねのイノベーション』,『革新的な発想や発見によるイノベーション』の3種類に分類し,それらのイノベーションを起こす下地をどう作っていくべきかを考察している点は視点としてとても興味深い.全体を通して面白い考え方であると思う.欠点を挙げると,2つ目の『ビジョンの積み重ねのイノベーション』が定義として分かりにくく,あまり議論が尽くされていないように感じた.ある一貫したビジョンに基づいて製品を作り続ける,所謂『こだわり』のようなものを表現したいのだろうと思うので,他の2つのイノベーションにある『ハッカソンの目指すもの』や『ノーベル賞級の発明』ような分かりやすい例えを用いて説明してほしかった.また,イノベーションを起こす方法というものが具体的に存在するわけではないことは分かるしそのとおりであると思うが,本レポートの課題は『私たちに起こせるイノベーションを考える』ということであり,教育について語るだけでなく,『こうすれば良い』という具体的な提案をすべきだと思う.
NICT:自分も参加した班であるので,あまり客観的でないかもしれないが,コメントしておく.まず,土井様の仰ったことをうまく総括してまとめていると思う.提案しているイノベーション(脳で考えたことをテキスト化するインターフェース)も,実現可能性は置いておいて面白い発想である.土井様は,『将来プログラマーでない一般人でも当たり前にパソコンで文章を書く世界になると信じてインターフェースの研究に取り組んだ』と仰っていたが,確かに近未来にこんなインターフェースが登場しそうだと思った.短所を挙げるとするなら,レポートとはいえ外部に公開する可能性のある文章なので,細かいトピックに太字タイトルをつけるなど,もう少し見た目にメリハリを付けて読みやすいレイアウトを心がけるべきだったように思う.また,『~ではないだろうか』などの疑問形で閉じられている文がいくつか見受けられるが,これは雑誌などの記事によく使われる表現で,報告書であるレポートとしては読者に疑問を投げかけるのは良い表現でないと思う.
NTT:言語的な苦労が多い班だったのか,文法の間違いやあまり見かけない表現が文章中に散見され,言いたいことがはっきり伝わらない文章だった.インタビュー内容の要約部分がNTTという企業の一般的な説明に終始しており,どのようなことを聞いてどのような答えを得,結論としてどのようなことを学んだのかが読み取れない.インタビュー自体が英語で行われたためにあまり深い内容の話ができなかったのだろうと思われるが,お名前からインタビュー相手は日本人のようだし,留学生があまり内容についてこられないことは承知の上で日本語でインタビューを行い,後から内容を班員に伝えるという方針を取ったほうが良かったのではないかと思う.テーマである『私たちに起こせるイノベーション』については,結論で『ユーザーの健康状態に基づいて行動を提案できる携帯電話などのプラットフォーム』とあるが,最近の流行やニーズに沿った提案であり,良いと思う.もう少し提案しているプラットフォームについて具体的な説明があったほうが良いと思う.たとえば,どんな情報(心拍数や歩数など)を何(ウェアラブルデバイスのセンサーなど)を用いて取得しているのか,取得した情報をどう使って行動を提案するのかなどの説明は欲しかった.レポートのテーマにあたるトピックなので,結論に埋もれさせてしまうよりは,前半のインタビューのまとめと同等かそれ以上の文量を割いて説明すべきだったと思う.
オムロン:『イノベーション』という曖昧性の高い単語に対して,相手の考える『イノベーション』とはどういうものかを聞いているのがとても良いと思う.『イノベーション』は,その影響力の大きさによらず,人間生活をより良いものにする転換を指すという発想に則って,『ATB』というゴミの自動分別装置を提案しているのが面白い.自動改札機がない時代は駅員が乗客ひとりひとり切符を検めることが『当たり前』だったが,それを『当たり前』と考えない発想が自動改札機を生み出した.現在人がゴミを自分の手で分別することが『当たり前』だと考えられているが,提案されているゴミの自動分別装置ではその『当たり前』に異を唱えている.ゴミの分別を『形状』や『見た目』,『におい』で行うとしているところにはまだ工夫の余地はあると思うが,現在の技術の組み合わせで実現できそうにも感じられるし,興味深い提案だと思う.ただ,レポートの体裁として,A4 1枚という指定に従っていないところが気になる.加えて,インデントがおかしいのではないかと思う(海外ではこういうインデントが一般的なのかもしれないが).
東芝:顧客のニーズを明らかにし,それに沿った形で技術開発を進めるという視点は興味深い.『イノベーション』を,『多数の人』ではなく『多様な人』の行動様式を変える技術と定義しているのも目からうろこの発想だった.確かに,新しい技術(イノベーション)を社会全体に浸透させるためには,ただ『多数』であるだけでは不十分で,『多様』な人に受け入れられる必要があると感じた.『目指すイノベーション』の章では,東芝で起こってきたイノベーションの成功例・失敗例からイノベーションを成功に導くためには技術とニーズが噛み合うことが必要であるし,ニーズを明らかにする方法として,VRによる環境の再現とfMRIによる脳活動を用いて客観的に利用者の心理状態を評価する方法を提案している.VRでどこまで現実を再現できるのか,またfMRIを用いて脳活動を監視されているという状況が利用者の心理にどの程度影響を与えるのかという疑問はあるものの,興味深いアイデアであると思う.
堀場:学部一年生に対して合宿を行うというのは,表題にもあるように,イノベーターを育成するための手段としてはとても有意義だと思う.ただ,大学を就職するための通過点にすぎないと捉える学生にとってはただの親睦会になってしまいかねないので,学部1年生全体に対して行うのではなく,入学時に有志を募って行うのが良いと思う.学部での勉強を進めるうちに興味が湧いてくるということもあるだろうし,参加者の学年に対する制限を取り払っても良いと思う.また,合宿の意義や目的をTAを含めた参加者に正しく理解してもらうことも重要だ.結論で述べられているように,『多様な遊び』が良い経験を培うというのであれば,合宿に遊びの要素を取り入れても良いと思う.
オムロングループに対するコメント長所:イノベーションが失敗の中から生まれるものという考えにすごく賛成する。また、最後に、ごみ自動分類する機械もとても面白いと思う。短所:自動改札機や電子体温計など大きいイノベーションに対する話がちょっと短いと感じている。こういう大きなイノベーションがどうやって生まれてきたのかをもっと深く話せば、イノベーション自体への認識ももっと深くなると思う。
Microsoftのレポート: イノベーションを目指す上でその下地作りである教育に着目したのは非常に面白い視点だった。しかし自分たちの目指すイノベーションとして具体案が無かったのは勿体無いと思った。その為の教育をサポートする技術開発などを提案してみてはいかがだろうか。NICTのレポート: インタビューイー自身の経験をとてもよく引き出し、それが分かりやすく書かれたレポートだった。しかし、項目分けがないために、めりはりが弱く、少し読みづらさを感じた。レポートで重要な内容を数個に分け、タイトルとして見出しをいくつか作ってはいかがだろうか。
Microsoft班のレポート長所:イノベーションについてよく考察し、色々な観点からイノベーションについて論じている点はいいと思います。短所:イノベーションについてよく考えていますが、その先のどういうイノベーションを起こしたいかという点について書かれていないのが残念です。未知の中でもどうしたいかという点について触れているともっと良かったと思います。
日立チームについて:自分たちにできるイノベーションは提案に具体性があり,実現可能性も高い、しかし周辺のサーベイなどをしていない点やインタビューの関係性が薄いことが反省点として考えられる。
I think that the presentations should be really good presentations.
プレゼンテーションについて、一番印象に残っているのは日立班の内容である。プレゼンとしても一番聞きやすく簡潔にまとまっていたからである。考えたイノベーション案も非常に分かりやすく、また今すぐにでもあればいいのにな、と思うような内容であった。私自身普段メモなどあまりしない人間であるがそれは持ち歩くのがめんどくさい、メモったとしてどこにメモったのか忘れる、またメモしたことすら忘れるというのが多くあまり好まないためである。しかしこの発明があればそのような問題から改善されうるのではないかと考え非常に興味深かった。短所を述べるのであれば、現実可能性という部分ではないだろうか。今回のような「空想的な道具の発明」は、この技術を実現させるためには何が必要で、また具体的にどのような問題が存在するのかという、実現までの具体的な道筋が立てにくいことだと考える。このことについてはイノベーションを考えろなどといわれたときにいつも自分が引っかかることで、発表でもあった「小学生の考え方である」といったことを考えてしまうためである。ではどこまでを許容すればいいのだろうか。私の班はこの部分を許容できる班員が存在しなかったため教育へのイノベーションという方向に切り替えた。しかし日立班はこの問題についてに、多少の技術のギャップについては許容したうえでのイノベーションを考案していた。イノベーションを起こすうえで非常に重要な考え方であるとは思うが、繰り返しになるが、ではどこまでが可能となったうえで話しているのか、そのイノベーションを起こすためにはいくつのステップの発明が必要であるのか、などを具体的に説明することができれば、聴衆側としてはもっと深く納得することができたのではないかと考えた。しかし、細田先生のおっしゃったように「イノベーションを起こす第一歩はその方向を向いているとは限らない」ということで、その道筋を具体化するのも困難であるだろうとも考える。
Microsoft: イノベーションを3種類に分類する視点は自分にはなかったので興味深かった.しかしながら,自分たちがイノベーションを目指して活動するための具体的なプロセスが論じられていなかったため,グループの中での議論がまだ必要だったのではないかと感じた.
日立のレポートへのコメント長所:箇条書きで要点がまとめられており、わかりやすい。内容をすぐに理解することができた。空中に文字を描くアイデアは昔から聞いたことがあったが、書いた内容を記録しいつでも読むことができる、というのは新しく、メモ感覚で使えて便利だと思った。短所:インタビュー内容に専門用語が多く、調べながら読まないとイノベーションの内容がよくわからなかった。
Microsoft Research Asiaのレポート>・始めにイノベーションについて分類して解説している点は、読者に体系的な知識を与えるが、その次の段落で、すべてのイノベーションに共通することを記述しているため何のために分類したのかが分からない。・インタビュー内容とその結果を記載していないため、何を聞いて何を得たのかということが分からない。恐らく、インタビュー内容を基に自分たちが起こしたいイノベーションについて考えているはずだが、記載されていることはインタビューをしなくても書けると考えてしまう。また自分たちが起こしたいイノベーションに関しても、具体性が無いので何をやりたいかが掴めない。・イノベーションは未知だから、きっかけを増やす為の下地を作る必要があるということは、納得が良くので、もう少し具体的な内容を増やして書けばよいレポートになると考えられる。
NICTのレポート>・インタビュー内容と自分たちが作りたいシステムを提案しているところの繋がりが感じれ、良い。だが、提案するシステムに具体性が無いため、できたらいいなぁ程度に留まっている。どの様に実現するか、既存とのシステムとの比較なども加えて詳細に記述して、具体化すれば更に良い記事となる。・インタビューで何を聞いて何を得たのかは明確で、論理的な構造は分かりやすいが、書き方に関しては段落が長いため何が言いたいのかがボケてしまっている気がする。・提案しているシステムの目標としていることの需要は非常に高いと思われるため、融合研究なので、実用化に向けて具体的アプローチを是非聞きたい。・土井さんが関わったヒューマンインタフェースの実際例があると、もっと良いレポートとなると思う。
NTTのレポート>・三部構成となっており、タイトルから内容を想像できるため読みやすい・大学研究と企業研究の違いを記述している点が興味深いと感じた・詳しい記述がないため質問で何を聞いたのかが分からないが、回答から推測するに質問に一貫性がなく、Interview summaryの二段落目は回答の羅列になっている気がした。・Interview summaryが要約になっていない、結論から述べて主張点をはっきりするべき・利用者の健康状態を計測して適切な提案を出すパーソナルシステムという提案の説明は分かりやすいが、どのような提案を出すかなど、具体的に述べられていると分かりやすさが増す・内容が汎用的な内容となってしまっていると感じた、NTTでのインタビューでしか分からない情報が記述されていると良い
オムロンのレポート>・質問の内容とそれに対しての回答が分かりやすく記述されており、全体の構造、記述が分かりやすく読みやすかった。・オムロン社のイノベーション製品に関してのコメントや開発秘話、なぜそれらがイノベーションなのかなど補足情報があれば、もっとよかった・失敗が重要で、全てのイノベーターは失敗を愛すという意見は説得力があり、これからイノベーションを起こそうとする自分たちにとって大切な言葉だと感じた。・自分たちが起こしたい、自動ゴミ判別機に関しても目的、方法がはっきりしているため分かりやすかった。・質問から得られたこと、自分たちが起こしたいイノベーションがつながっていないため、関連するようにしたら良くなると考えられる
日立のレポート>・技術革新としての/経営方針の転換としてのイノベーションの二つの質問をした理由が記述されていないため、どういう区分なのか、何を期待して聞いているのかが分からない。・質問と、自分たちにできるイノベーションの関連が分からないため、自分たちにできるイノベーションが浮いてしまっている。・提案しているシステムが具体的で課題まで記述され、分析しているが、関連研究が調べられていないため、どの製品に比べてどう良いのかなど、主張点が乏しい。ペンを使う似た研究があるので、それと比較した良さが言えると良い。・アイデアの着想に関して、なぜ空中にすべきなのかまで言及すべき。メモを取るときの欠点などまで読者に想像を期待するのではなく具体的に書くべき。・インタビュー内容では、余分な情報が何点かあるのと、ストーリー的に話が進んでおり結論から述べる方式に書きかえると良くなると思う。
堀場製作所のレポート>・イントロでは概要について話して、インタビューの内容、自分たちが興したイノベーションについて述べることについていうべき。・イントロの内容と、インタビューで臼井様から得たことが矛盾しているため、臼井様の・何を聞いて何を得たのかが不明瞭、構成でしっかり分けるべき。・”自分で面白いと思える仕事をするために努力することが大事”というインタビューで得たことから、学習意欲向上を目的とする合宿の開催という流れが納得できない。他の方法もあると思うので、他の方法でだめな理由を書くべき。・提案には具体性があり、ぜひ実施してほしいものだが、インタビューから得た遊びはどこにも活かされていないため、ただの提案になってしまっている。遊びから学ぶレクリエーションを導入すれば、提案が良くなると考えられる。
NTTのプレゼンでは、内容は少し冗長に感じましたが、肖くんが日本語でされていてとても感銘を受けました(英語でやってしまった方が楽なのにも関わらず)。堀場のプレゼンでは、イノベーションに関して他の班が具体的な物の提案が多いところに、合宿というアイディアを持ってきていたのが面白かったです。ぜひ実現させてほしいです。全体的に、どんなイノベーションを起こせるかというところに、具体的なアイディアを出してきていたのはすごいと感じました

項目2:この講義、イノベ入門に対するご意見をお願いします。各観点に対し、かならず長所と短所を併記し、短所はその改善案を記入してみてください。よろしくお願いします。
>細田→ 皆様コメントありがとうございました!もうワンターン議論が欲しいところですが、拘束はしないので、あった時に声かけてもらえれば幸いです。
総じて、長所をそれぞれが明確に表現できて、短所はその裏返しや不足になっているので、とてもうれしいです。HW必須講義は、なるべく期間を短く、かつなるべく拘束時間を少なく設計してあるので、そういうコストで割り算したら、なかなか良いと思ってもらえたのではないかと思います。しかし改善の余地はたくさんあります。ありがとうございます。
「もうちょっとやったほうが学習効率がいいのでは(何もわからないままは企業にも失礼では)?」というのは常に考えます・・・。例えば「一度教授に」という案とか非常に良いと思います。デメリットは時間ですよね。もうちょっとやると「もうちょっと減らしてくれ~」と言う声が必ず出ます。履修生タスクが二倍だし、教授も忙しい。でもなんとか考えますね。
英語に関しては、2014年度は英語チームを作り外資に訪問しましたが、留学生と日本人学生の結びつきが強くならない(むしろ異なる集団になって弱くなる)という点から、今年度はごちゃまぜにしました。とはいえ企業への希望に準じたところ留学生率が半分を超える班がでて、負担が大きくなってしまいましたね、申し訳ございません。一長一短ですが、少し考えます。スライド英語は、英語にすると日本人がわからないという悲しい現実が過去にありました。しかし留学生に英語版の配布資料を配る、とかはできますね。なぜ思いつかなかったのだろう、ありがとうございます。
短所は曖昧、長所は自由、まさにその通りです。講義中にもいいましたが、自由な発想を鍛えてほしいためにこうなっています。しかし確かに程度と言う物もありますよね。例えば完全に自由だったら教育もくそもないです(まあそれでもいいですけどそれなら必須講義にするなと言いたい)。
というわけで単純に、例えばまず、ここでは数十年単位のイノベーションを考える(毎日がイノベーション、というのもあるがそれはここでは議論しない。ただし例えば、数十年単位のイノベーションのために、敢えて毎日のイノベーションのみを考える、と言うはアリ)。ここで以下の2つを両方とも発表せよ、①各会社のイノベーションに対する考え方や事例とそのインタビューから自分が学んだこと、②自分が思い描く数十年後の世の中とそれに必要なイノベーションおよびそれをどうやって起こせるかの自分なりの考え。これを、グループで発表して、そのあとさらに、簡単な今回のアンケート形式で入力してもらってアップするってのはおもろいかも。ところでですけど、こういう考えとか、内側だけでなく外側のWebにOpenにしたい人って多いですかね?

ほんと、講義の目的が曖昧で大変ですよね、すいません(上記のようにもうちょっと考えます)。まあでもこの経験は自分的には良いと思っています。基本的には、例えば以下のような行動をとれば解決できます:講義の目的がわからないなら聞く、気に食わないなら変えようと議論してみる(これ助かります)、何にしても必須なんだから自分なりに考えて自分の糧にする。しかしこれは難しい(自分が学生の時にはできなかったでしょう。まためんどくさいのもあるでしょう)。しかし、自分の貴重な時間を自分でしっかり糧にするためにも、徐々にでもそれができるようになっていって欲しいと思います。あと、あまり言葉の定義などにトラップもされて欲しくないです。もうその辺も全て、全部自分で決めちゃってくれればと。「Aをするな」という場合にAをしてはいけないが、それ以外は何をしても良い、ただしその場その場の空気や礼を読んで、ってことでいいんじゃないかと思います。
企業リストについては、最初に希望はとっているのですが、さすがにM1の最初でどの企業に行きたいかなんて言えないですよね(逆に今なら、次はあそこに、と言えたらスゴイです)。「生命系を」という意見もあるように、ちょっと努力してみます。
あと、企業との結びつきですが、たとえば企業アドバイザとか、その他参画企業の人を紹介してほしいとか、HWの枠組み以外にコンタクトをとりたかったら教えてください。自由活動どんどん推奨です(専門研究がおざなりにならない限り)。気合が十分であり、それが先方に伝われば、上手く行くんじゃないかと思います(そういう人、たいがい気合十分ですけどね
)。
ありがとうございました!!!

とても勉強になりました。イノベーションという具体的によくわからないものについて、それぞれの企業がどういう考えを持っているのかを調べ、それを聞いて自分たちがどう考えたかを議論する。お題がイノベーションというよくわからないもの(定義がはっきりしないもの?)であるからこそ、実りのある議論になり得たのだろうなと思いました。よくわからないが故に訪問前の下調べやレポート、発表準備に関しては、具体的にどのようなものが求められているのか難しいところもありましたが、結果として各班が思い思いのインタビュー・発表をしていて、興味深いものでした。
こと企業訪問に関しては、特に先方とのやりとりやインタビューにおいてビジネスマナーに則るために、日本人でも容易ではないレベルの日本語力が求められる場面があった。その時に、私のグループの他二名が留学生であったという点は、私にとっていい経験と同時に困難さをもたらした。特にAlexisは、名刺の作り方や学割証の発行の仕方、新幹線のチケットの購入などについてもケアが必要であった。そして、企業訪問の直後に国へ帰省してしまうというイベントが不運にも重なってしまった。個々人の希望との兼ね合いもあり難しいが、グループ編成において、私が苦しんだ面での問題がなるべく来年度以降解消されてほしいと感じている。
今回の講義を行いまして、様々な知識を勉強しましたから、本当にいい講義と思います。イノベーションを始める方法勉強することと、企業との実際の接触などを通じで、イノベーションの真の姿を了解しました。少し難しいと感じたことは、具体的な発想です。そして、イノベーションに対する考えの合理性をもっと論議すれば、もっと良い発想ができるかもしれません。
全体的に, 講義の目的が把握しづらかった. 例えば, マナー講座がイノベーションのきっかけになるとはちょっと考えづらいし, (前項とも関係するが) “起こしてみたいイノベーション” がはたして innovative なのかも疑問がつきなかった. 入門と銘打つのだから, まずは “イノベーションとは何か” という定義の問題をじっくり議論するところからはじめてもよいのかもしれない.企業訪問の機会を得られたのは大変貴重だった. ちょうど直前に関連分野の別の企業を訪問する機会があったので, 非常にヴィヴィッドな体験として比較することができたし, 将来のキャリアを考えるよい機会でもあった.
短所:お題が曖昧である。企業を巻き込んでの活動に対し曖昧な仕事を課すというのは企業に対して失礼ではないか、企業側の時間を無駄にする可能性が高くなるのではないかと思う。改善案はもちろんお題を具体化することだが、長所の面も含むため指導者側の判断に委ねる。長所:曖昧であるお題に対し、我々のアプローチは自由である。はっきりさせたければ質問すれば良いし、はっきりしていないからこそやったことを(フィードバックはあれど)咎められる筋合いはないと判断でき、独自性を出すことができる。
Pros: We have a chance to interview the famous company. We can study in the society bur not only in the labs.Cons: Really, I cannot find any cons!! I think this course is perfect…..
長所:グループとして情報を集め、プランを作り実行し、最終的に結果として発表するという一連の流れは、規模、難易度こそ違えど様々なシーンで求められる能力であると思う。普通に大学院にいると、あまりグループとして、共通の目的のために動くという機会が無いため、今回の実習は非常に貴重な経験だったと思う。短所:特に短所と思うものはなかった。強いて挙げるとするなら、報告の10分のプレゼンテーションだけだと、それぞれの班の問題点が分かりにくいことであると思う。情報収集力、思考力、会話力、プレゼン能力等、様々な能力が必要な過大なので、教育という意味ではもう少し過程を細分化してよいと思う。
実際に企業にインタビューを行うべく,チームメンバー自らアポイントメントや質問の内容などを考え,一連のことを行うことができるいい機会であると感じた.その中にはビジネスメールの書き方や,ビジネスマナーなど普段やっておくべきであることを教員等のサポートを受けながら,学ぶことができたのは大きな経験になると思う.ただし,個人的な意見として,企業訪問を一発勝負で行うのは若干疑問を感じる.というのは事前準備をどのくらいしたのかということにも関わってくるのだが,実際に企業にいってお話しを聞いて,レポートにまとめてみて初めてこうしたほうがよいということがわかったように思う.もちろんこのような体験を得るこのも重要なのかもしれないが,これでは履修生にとって学ぶべきことが少なくなるように思うし,さらには相手側にもかなり失礼にあたるのではないかと思う.そこで簡単にでも良いので相手を用意して練習する機会があるとよいかと思った.例えば,教授の先生方にお話しを伺いにいくなどです.ただし,これも含めて自身で考えたほうがよいというのであれば,さりげなく促してくださるとうれしいです.
Pros: students be able to talk with industrial people who view research from a more practical views. Thus, students can expend their thoughts which may generally limited by academic view that lack practical utility. Cons: the time is too short. Students only went to the company for a very short time. Although by talking with high rank employees can gain some insights about the industrial view, but that is not enough. To yield more meaningful results, students need to cultivate the conscious to thought differently than traditional academic sight.
松尾先生の事前講義に関して:長所.企業にインタビューに行くということはあまり経験できないことなので、とても楽しみである一方、とても緊張していたので、松尾先生に事前に講義をしていただいたのは、企業を訪問する際の基本的なマナーさえ理解していない身としてはとても助かりました。短所.全て日本語だったので外国人の履修生に対してはあまり開催しても意味がない気がしました。改善案としては、スライドだけでも英語にしてもよかったと思います。企業訪問に関して:長所.学生の身でありながら、企業の上層部の方とお話しさせていただく機会が得られることがとてもいい経験になりました。理論的な研究をしている身としては、積極的にビジネスの話を聞く機会がないので、授業としてこのような経験をさせていただけるのは嬉しかったです。短所.この部分に関しては特に短所はなかったと思います。企業訪問報告プレゼンテーションに関して:長所.(企業訪問で得た経験に限らず)自らの経験を他人に伝える能力を養う場としてとてもいい経験になりました。松尾先生からの具体的にどのようにすれば改善するかというフィードバックも非常に参考になりました。短所.「私たちにできるイノベーション」という内容が漠然としていて、どれほど具体的に考えればいいのかが分かりませんでした。もう少し詳細にテーマを決めてもらえると嬉しいとも思いました。(でもこの自由度があるのがHWらしいとも思ってます。)
インタビュー後の発表で各チームでインタビュー内容を共有することにより、自分がインタビューを行っていない人の考えも知ることができて良い。例えば、インタビュイーによってイノベーションの定義やとらえ方が異なっていることが非常に興味深かった。しかし、班でまとまった内容であったが、そのインタビュー内容に対して個々人がどのように考えたか、は今回の講義では見えにくかったように感じる。「インタビューをしてこういう回答を得られたが、自分はこれに対してこう考える」というように、個々人が言葉をどのように受け取り、それに対してどのような意見があるかを知ることができれば新しい収穫があり、より面白くなるのではないかと考える。現在のレポートとは別で、自分の考えを述べるレポートもあれば良いのではないだろうか。
長所:優良企業の重役と直接話す機会は貴重であった。直接話すことにより、個人の経験に基づいたその場でしか聞くことのできない情報を得ることができた。学生は大学にこもりがちなので企業の人との接点は非常に重要。1度と言わず積極的に企業の人と関わる機会は設けていくべき。またインタビューの経験は皆無だったので、やれてよかった。短所1:「企業訪問をしてから後日プレゼンで自分たちが起こしたいイノベーションについて発表する」という流れが不自然。「企業で過去イノベーションを起こした人から話を聞くこと」と「自分たちが起こしたいイノベーション」はどう考えてもつながらない。改善点:企業訪問をするなら「過去、イノベーションを起こしてきた人の考え方を知る。そしてイノベーションを起こすヒントについて後日発表する」が目的で良い。短所2:「自分たちが起こしたいイノベーション」というのがテーマとして良くない。イノベーションは起こしたくて起こすものではない。「起こしたいイノベーション」という変な言葉にとらわれて、インタビューはする側もされる側もやりにくかった。もちろん、テーマは自分たちがインタビューをしやすいように適宜自分なりの解釈を与えるべきだったが、自由に解釈をして良いにしても最初に与えるテーマは一考の余地有り。改善点2:テーマを「世の中をどう変えたいか、自分は何をやりたいか」にする。イノベーションをビジョンという言葉に置き換え他イメージ。ただ、前述のように企業訪問と、各々のビジョンは無理して関連付けるものではない。また各々のビジョンを「グループとしてプレゼンで発表する」意味もやはり無い。
インタビュー相手が全て日本人だったと思います(記憶違いであれば申し訳ありません).日本人の学生は日本語でインタビューできるので良いですが,留学生にとっては,(日本人の学生がインタビュー内容をリアルタイムに英語で伝えるわけにもいかないので)インタビューが終わるまでただ分からない会話を聞いていただけになってしまったかもしれません.自分の班では,とりあえず『インタビュー内容は後で伝えるので,自分が質問したいと思うことを考えてきてください』と留学生に伝え,10~15分ほど英語で会話を行うという形式を採りました.郷に入っては郷に従えと言うのも正しいとは思いますが,もし可能であれば留学生が言語的な心配をしないでインタビューを楽しめるようにしていただきたいと思います.例えば日本語の話せない留学生だけで班を作るとか,英語のネイティブスピーカーの方を相手にインタビューさせていただくとか,どうでしょうか.
この講義のいいところ:実際に企業に行って、イノベーションに関するインタビューを行うことで、学校と違う角度から社会の中でイノベーションを起こすための意見やアドバイスをいただいたので、リーダーシップに役を立つ。来年こういう形にしたらいいと思うところ:インタビューに行く前に、各グループが準備したものを発表して、ちゃんと意見交換したほうが、自分たちの準備が十分だろうかが分かると思いますし、インタビューの質もよくなると思います。
大企業のしかも重要な役職に就かれている方のお話を少人数で聞きにいけるという機会は、大学生活では非常に稀であり、大きな財産となった。産業界の視点を学ぶといっても、やはり実際にそこで活躍された方の話を密に聞かなければできないので、この授業はその点で非常に良かったと思う。ただ、起こしたいイノベーションという課題やイノベーションを起こす為に必要なことを学ぶという目的に縛りを感じ、自由に質問しにくかった。もっとインタビューイーの仕事自体について深く聞きたかったと思う。来年以後はイノベーションを起こす為、という点をあまり強調しなければ、学生も自由に質問出来るかもしれない。
長所:色々なイノベーションに関する考えが聞くことで、ぼんやりとしていたイノベーションという言葉に具体性が与えられた点においてよかったと思います。イノベーションを起こせる人というのがどういうものかしっかり考えられたと思います。短所:プレゼンの内容や形式、イノベーションに関する問いかけが抽象的すぎて、統一がとれていなかったので、内容がわかりにくかったところがありました。もう少し細かい指定をいれるとよいかもしれません。
産業界のイノベーションを知るという目的で企業にインタビューするという点について、産業界のお話として実際の業務に関わることを聞ける点は、経験浅い学生にとって研究の有用性を考える上で良い刺激となるが、ゴールが”自分たちにできるイノベーションの提案”という曖昧なものであるため、インタビューの質問からゴールに至るまでの筋道が立てるのが難しい。改善策としては、インタビューの質問内容を先生から指導いただいくことだと思う(回答次第ということもあり、筋道をきっちり立てられるほど学生の能力は高くないと思う)。質問に関しての回答を想定して、どの様に結論に持っていくのかを決めさせるべきかと思った。
I think that we can have a better panorama if we could experience a contact with more companies.
この講義において渡された課題が「自分たちは具体的にどのようなイノベーションをおこせるか?おこしたいか?」ということであった。この議題に対して産業界の人の意見を取り込みつつ考えるということであったが、講義でも言っていたように自由度が高すぎたのではないかと考える。イノベーションを起こすためには多様性が重要であることからも自由度があることはとても良いことであるともいえるが、今回の場合自由度が高すぎるゆえに何に注力すべきなのかがはっきりと分からなかったため最初の一歩が非常に困難であった。また大きな自由度の中で考えたこと・学んだことを10分で発表というのが非常に困難で、何かを切り捨てて話さなければならなかった。しかし、切り捨てた後にその部分について、もっと深く追求したほうがよい、とフィードバックをされてもと思う部分があった。(10分でまとめあげる能力が必要であるといえばそうなのであるが)そのため、次回行う場合は(来年以降新入生たちが)もっと明確な目的を与えてやるとよいのではないだろうか。(例えば「考えられる具体的な科学技術のイノベーション」とするだけでも考え方だけでなく具体的な発明を考えやすいと思う)それでは面白みにかけるというのも考えられるがそこはトレードオフなのでちょうどいい頃合の自由度を見つけ出せたらい意図考える。
ある人にインタビューをするという経験は貴重な体験であったと思う.その人に対する知識を深めるとともに,インタビューの目的を明確にもつことの重要性を感じた.困った点としては,自分たちの起こせるイノベーションとしてどの程度まで具体性を考えればよいのか分からなかった.(後期の基礎論につながるということを強調してもらえたら良いかもしれない.)
長所:大学の先生と比べ、企業で高い立場にいる方に自分で連絡を取って話を聞くというのはハードルの高いことであると感じていたため、この機会を利用してお話を聞くことができたのはとても良い経験になった。自分は学部時代から基礎研究分野に関心を持ち、あまり応用研究に携わっている方にお話を聞いたことがなかったため、「ユーザー目線で考えること」など、新しい視点をたくさん得ることができた。短所:訪問候補に、製薬や食品などの生物系の企業があると良かった。生物系の企業におけるイノベーションについても知りたいと思う。
研究室にいるだけではなかなか関わることのない、産業界の方々へインタビューできることはとても良い機会だと思います。また、ビジネスマナーの事前講習やアポイントメント、インタビュー、発表という一連の流れをチームで行えたことも良かったです。イノベーションを起こすために産業界の視点を学ぶことはとても良かったのですが、自分たちが具体的にどのようなイノベーションを起こしたいかまで、インタビュー内容も含めて繋げることが難しかったです。その点マイクロソフトの発表は共感できるものでした。必ずしも具体的なアイデア(研究内容など)は必要ではなかったのではないかと思います。それよりもインタビューから得られた内容をがっつり発表するのもいいのではないかと思いました。

項目3:講義をうけた感想など(任意。こう成長した、こう反省した、等)。HPのイベント欄に名前と共に載る可能性があります。是非お願いします。
>細田→ 任意回答に協力いただきありがとうございます!このうちの一部または全部をWebに載せさせていただきます!

今回の企業訪問や研究所訪問のように, 一般学生の身分では敷居が高いような体験をぜひとも増やしてほしい. (というかそういう機会に恵まれうるところが HWIP の良さかな.)// 掲載するということでは適宜文章を編集していただいて構いません. どちらかというとスタッフへのメッセージのつもりで書いたので.
→お言葉に甘えて「今回の」を入れさせてもらいましたが、あってるかな?「今回とは違い」ではないとおもったので。
我々の班は学部時代を(特に、私は小学生以来ずっと)有意義に過ごせなかったことを後悔していた。しかし、成功者である臼井様自身も学部時代に学び続けていたわけではなく、むしろ遊ぶことを大切にしていたこと、それが堀場製作所の社訓「おもしろおかしく」とも合致していることを伺った。今まで、私は研究室の仲間より知識が不足している点で焦りと重圧を感じ過ぎていたが、過去の自分を受け入れた上で、自分が今後面白いと思える部分を伸ばそうと思えるようになった。
This course gives me a precious chance to interview the famous company. Also, I learned a lot about manners which I didn’t know before. From the interview, I find out that the innovation isn’t a unreachable thing, it is just in our life. But how to find it is an important problem.
自身の班のインタビューで得られた「イノベーションとは何か」、そして、他班のインタビューで得られた「どのような人がイノベーションを起こすのか」は、一般的に叫ばれているような内容が多かったが、やはり企業も同じ考えなのだということを知れたということがかなり大きな収穫だと思う。
チームの中で担当を決めて今回のインタビューに臨み,自身は訪問相手先と連絡をとることをメインで行った.そのなかでメールの書き方やアポのとり方など,必ずしも正しいとはかぎらないけれども,学ぶきっかけになったことがよかったし,実際に段取りをつけることができたのはよい経験だったと思う.反省点としては,一度シミュレーション等実際に相手をだれかにお願いして,インタビューするなどをしておけばと感じた.実際に考えて準備しておいたことで本当にいいのか,もう一度考える必要があるのではないかと感じた.能力的にできないこともないが,場当たりてきに行うと相手側にも失礼になると思うので,一度練習することをしておけばよかったと感じた.
I only feel the time is too short to talk deeply about technologies and innovations. I think that’s the general problem for a company tour which the main goal is to get to know the general business and some directions of the company business. But still, the experience is valuable to me. Thanks HWIP.
イノベーション入門では授業の一環として、有名な企業の重役の方にインタビューをさせていただく機会があります。私は日立製作所様の赤津雅晴様にインタビューをさせていただきました。インタビューをするためには、事前の準備も色々としなくてはいけなく、さらに準備した通りにインタビューを進めるためには、相手との会話をあまり不自然にならないように自分の意図した方向へと誘導しなくてはいけないため、こちらの話術も必要となり、インタビューをすることがこれほど難しいことだとは思いませんでした。普段私は理論的な研究をしているので、ビジネスの話を聞く機会があまりありません。しかし授業としてこのような経験をさせていただけるのは、将来を考える際の助けとなり非常に嬉しく思いました。
この講義は、主に二点について良い機会となりました。まず一点目は、議論を活発に行えたことです。インタビュー前にチームでディスカッションして内容を決定し、またインタビュー後にもディスカッションして自分達でイノベーションを考える、と非常に多くのディスカッションの機会が与えられました。ディスカッションを行うことにより、自分の考えを発信する練習になりますし、複数人で一つの目的に向かって内容をまとめる良い練習になりました。もう一点は学外の方と連絡を取り合う点です。日頃の学内のみのメールではなく、フォーマルなメールの出し方であったり、対外的な接し方を学ぶことのできる良い機会となりました。
名刺渡しなど、企業人との人間関係の基礎の基礎となる部を勉強してから、その後すぐに実践できたので、必要なマナーをより強く頭に残すことができた。これからは企業の人と合う時も緊張せずに会えると思う。
企業に訪問させていただくという緊張感の中で,敬語やメールの書き方などの基本的なビジネスマナーが実践的に身についた.また,普段お目にかかることのできない地位にいる方に直接お話を聞く機会はとても貴重なので,良い経験になったと思う.相手はお忙しい中でインタビューに応じてくださったので,質問の仕方にもう少し工夫して密度の高いインタビューにすべきだったと反省している.
企業の方々にインタビューをするのが初めてなので、完全に自分たちの準備どおりの流れではなかった。やはり私たち学生と考え方が大分違うので、印象に残った。
この講義を通して学んだこととして、まず一番に挙げられるのは産業界の視点を学んだこと。企業の方に、直接少人数で取材に伺うという機会は学生生活で経験することは殆どなく、今回は非常に密にお話を伺うことが出来ました。産業界ならではの、技術先行ではなく利用者をとりまく環境やその振る舞いを考える必要がある、という視点を肌で感じることが出来たと思います。また、イノベーションという何か掴みどころのない概念が、自分たちの目指すイノベーションをチームで議論し論理的に考える中で、少し実感を伴って理解できたのではないかと思います。
I really love to visit a company. I learn a lot, even though the interview was on japanese, the interviewe was really kind and nice.
インタビューははっとさせられる内容で非常に有意義だったが、自分たちにできるイノベーションの話し合いが不十分なまま授業日を迎えてしまった。履修生は皆自分の研究で忙しく会って集まるのが難しいため、今後はオンラインツールを使って円滑に話し合いをするスタイルを確立していく必要があると思った。
イノベーションってつまり何なの?という状態で、実際に社会においてイノベーションを起こしてきた方へインタビューができたことは本当に得られるものが多かったです。インタビューを通して、研究なんて自分が面白ければいいと考えていましたが、自身が行っているような基礎研究を社会に求められるイノベーションに少しでもつなげていきたいと意識が少し変わりました。この思いが融合研究へも活かせたらと考えています。また、インタビュー内容については事前にもう少し内容を練るべきでした。発表に関しては当日まで誰が担当するかが決まらず、完全に準備不足でした。他の班より人数が多く、話し合いに全員が集まることが難しかったので、なかなか進みませんでした。人数は4人位がベターかと思いました。他の班の発表で次々に出てくるイノベーションのアイディアや発表スキルには感銘を受けました。