Category Archives: 第七期生
角田 有紀子
視野を広げ、柔軟な思考をもつ。
Q プログラムに応募した動機やプログラムの魅力は?
問題に対してさまざまな方向から考える力を身に着けたいと考え、このプログラムに応募しました。分野によって考え方、アプローチの仕方はかなり異なるため、それらを他の分野の人と交流することで培い、自分の専門分野へ還元したいと考えています。
また、このプログラムでは向上心が高くやる気に満ち溢れた仲間がいるため、良い刺激を受けることができます。ディスカッションでもそのような人たちと共に議論を進めていくことが出来るため、他の授業と違い、みんなで本気で何かを作り上げられるというのも、HW の魅力の一つです。
Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?
学部時代から情報分野を学んでおり、現在はネットワークを専門としています。このプログラムでは生物や機械に関する知識を学ぶことが出来るため、それらを自分の分野にフィードバックし、新たな発見をもたらしたいと考えています。
また、知識だけでなく思考回路を学ぶことで、すでにある手法にとらわれずに新たな道を切り開いていきたいと考えています。
Q 将来の夢・目標は?
一つの視点にとらわれず、柔軟な発想・思考ができる研究者になりたい。
また、しっかりと状況を把握し、周りに良い影響を与える人になりたい。
高山 裕介
好奇心と実益の両立
Q プログラムに応募した動機やプログラムの魅力は?
興味を持ったのは,人の脳に情報やロボティクス等の側面からアプローチできるのでは,という点でした.複数の研究科の人間が集まるというのはなかなかユニークですし,奨励金がでるのも魅力的でした.ですが決め手になったのは,提携している企業や研究機関の顔ぶれがよかったことです.通常の博士は就職で苦労すると聞いていたため,在学中から企業とのコネクションが作りやすく,しかも大手の企業で要職にある人とディスカッションができる環境というのは大きなメリットだと思います.
Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?
学部のころは専門として制御工学をやっていました.そのうちに人間,というより生物の脳や神経系がどのように身体の運動を制御しているのか,をきっかけに人工知能や機械学習なるものに手を伸ばし始め,現在は自然言語処理と強化学習を組み合わせてロボットの動きをコントロールする研究に着手しています.機械学習の知識はまだまだ乏しいものの,自分とは異なる分野の研究の要点や困難さを理解し,それを自分ならどう解決するかを考えるのは既に結構得意です.研究チームには尖った人材が集まりがちですので,その才能を殺さず活かすことができる人間がいればチーム全体の能力を高められると思います.そのようなサポータとしての能力をより高めることが,自分の適性に合ったこのプログラムの使い道だと思っています.
Q 将来の夢・目標は?
基本的には生涯で得られる収入の最大化を目的としつつ,汎用人工知能や自律的に行動可能なロボットなどの実現に貢献したいと思います.人間が人間でいる限り,寿命や物理的な限界を超えることはできません.それでも我々人類が発展を続けるための手段として,機械ならではの特徴を活かした“すごい知能”を作れればと考えています.
朱 芮昀
李 祥源
今自分に出来ること、自分でしか出来ないことを探して
Q プログラムに応募した動機やプログラムの魅力は?
HWIPのプログラムに参加することより課題に対する多様な観点が受け,成長し続けるためです.研究に対する純粋な熱情を持っている仲間を増やし,多角度で問題を分析する観点を育てたいと思いました.
特に他のプログラムと比較する際HWIPの魅力は,融合研究でよくある「広すぎる分野からの集まり」がない所だと思います.程よく限られた分野でのプログラムなので,論議が発散し過ぎることなく,視野の幅が広がると思います.
Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?
電子情報工学を専攻しましたが,未だに得意と言える分野はありません.得意は相対的な概念であり,関連分野の専門家たちに比べられない限り「得意」を言いたくありません.
研究に対する工夫とは別で,プログラムでは自分より専門な人が多いと思います.まずはHWIP内で行われている融合研究を理解するために異分野に対する知識を積み上げるべきだと思います.その後からこそ,実際の融合研究を論じどう発展すべきかを自身持って言えると思います.
Q 将来の夢・目標は?
HWIPの中でも,社会や世界の中でも,自分の能力を最大限に活用したいと思います.研究であり開発であり,他の人にも出来ることではなく自分しか出来ないことをする幸せを感じたいと思います.