近未来のBMI開発を目指して
Q プログラムに応募した動機およびプログラムの魅力は?
このプログラムは、生命機能、情報、基礎工学を専門にしている人達が一堂に会することが出来る場所であり、BMI(ブレインマシンインターフェース)の開発を目指したい自分にとって、このような人達と交流し、情報交換ができることは大きなチャンスだと考え、応募を決めました。他研究科の授業を受講することが認められている上、所属研究室の内容を学生同士で教えあうなど、自分の専門外である内容に対しても学べる機会が多い点がこのプログラムの良さだと考えています。また、ディベートを行う機会が多く、HWIPの人達に刺激を受けながら、自分の考えを整理し表現することで、行うべきことを明確にすることが出来たり、その他にも沢山の魅力があるプログラムだと思います。
Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?
私は脳活動をイメージングする方法論の開発を、専門としてこれから研究を行っていきます。また、学部時代は、脳神経の細胞内に存在するチャネルと呼ばれるタンパク質の観察法を研究していました。分子生物学的なイメージングから、脳機能というマクロなイメージングまでに渡る幅広いイメージングの知識をもとに、信号処理等の技術と組み合わせ、脳活動をより正確に、高度な内容まで理解し、表現できるようになること、さらにそれを利用したBMI技術の発展に尽力したいと考えています。
Q 将来の夢・目標は?
BMI技術を実用化させ、人間の社会活動がより豊かになるようなシステムを提供していきたいです。