濵屋 政志

第二期生

濵屋 政志

生命機能研究科 生命機能専攻

インタビュー

ロボットが動くところを見るのが好き

昔からロボットが動いているのを見るのが好きだという。たくさんの部品が協調して意味のある動きを生成していて、そこに生物らしさを感じて面白い。

今一番好きなロボットは、所属する研究室で開発している人の体に装着するロボットだ。「空気で動く人工筋と電気モータを合わせ持つロボットで、人間の筋肉の特徴とよく似ており、柔らかくて力強い。装着感も心地よく、ふわっと体が軽くなります」。

個人に適応した外骨格ロボットによる運動アシストを実現したい

現在は、人が装着して、動きをアシストするロボット(外骨格ロボット)の研究をしている。映画「アイアンマン」のようなロボットだ。

インタビュー風景

「装着している人の体格や動きの癖などを考慮し、人の運動を予測してアシストする方法を探っています」。具体的には、装着している人の運動のモデルをデータから学習し、そのモデルに基づいて、ロボットが適切なアシストを試行錯誤的に学習している。

体がうまく動かない人の動作を助けたり、力仕事をより少ない負担でできるようにしたりすることで、人が生き生きと、質の良い暮らしを送れる手助けをしたいと考えている。

HWIPやATRでの活動を通じて多くのことが学べる

HWIPでは、異分野の学生たちに、自分では常識と思っていた単語が通じないことに驚いた。「外骨格ロボットと言っても、何それという反応でした」。自分の視野が限られていることに気付かされた。

海外渡航の支援や、企業の人から研究についてアドバイスをもらえる機会が多いのもありがたいという。これまでに米国、オーストラリア、シンガポールなどを訪れ、スウェーデンで開かれた国際会議でも発表した。

「大学院から阪大に移り、HWIPで学びつつ、ATRを研究拠点にと、いろんな所を巡って多くの人から学ぶことで、自分の生き方が見つかっていくんじゃないかと思います」。

将来は、企業の研究職を考えている。もっといろいろなロボットに触れ、実際に社会の現場で動くロボットを作りたいという。

2016年12月インタビュー