植田 健介

第六期生

情報科学研究科  バイオ情報工学専攻

植田 健介 うえだ けんすけ

[ 大阪大学工学部出身 ]

量子物理学×生命科学×情報科学

Q プログラムに応募した動機やプログラムの魅力は?

僕は、初期生命が進化していく過程を試験管内で再構築する研究を行っています。実験をしているとよく「初期生命の進化には、量子力学的な効果が関係しているのではないか」という考えが頭の中でぐるぐるします。学部4年の1年間、この考えを自己解決しようとしましたが、煮詰まってしまいうまくいきませんでした。その状況を打破するためには、色々な方と色々な話をするのがよいのではないかと思い、HWIPに応募しました。
HWIPの魅力は、色々な考えを持った色々な人が色々なことをしているところです。

Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?

学部のときの専門は、生物工学です。細胞の仕組み、生化学反応、生物を用いた物質生産などを勉強していました。また自分の専門である生物工学と並行して相対性理論、量子力学、場の量子論などを独学していました。高校の頃、コンピュータに興味があり、ハードウェアの勉強やプログラミングをしていました。私の得意分野は、この3分野です。
HWIPには、情報系に明るい人がたくさんいるような気がします。そのような人と話して情報科学の知識をもっと蓄えて自分の研究に活かしていきたいと思います。

Q 将来の夢・目標は?

量子物理学、生命科学、情報科学の3分野を武器として携え、研究者としてアカデミアの世界で生きていきます。世の中の流行りに流されず、自分の興味の赴くままに研究して、ゆくゆくは新たな学術分野を創設したいと考えています。
「生命の(遺伝)情報は、A、T、G、Cで記されている」…これは、どの教科書にも載っていて、皆さんが口をそろえておっしゃることです。特に場の量子論の勉強を始めてから僕は、この言葉に疑問を抱くようになりました。直近の目標は、この疑問を真面目に考えて、僕なりの答えを出すことです。