木村 陸

第六期生

情報科学研究科  バイオ情報工学専攻

木村 陸 きむら りく

[ 大阪大学工学部出身 ]

生物を支配し、生命を理解する。

Q プログラムに応募した動機やプログラムの魅力は?

生物に偏愛を抱く私の研究動機は、時に変態的な単語が散りばめられ、他者との間に絶望的な意識の壁を生じさせることが多くあります。学生を含むHWIPの関係者方々は皆、つまらない表層だけでなくきちんと理論や為人を観察し、議論を発展させることを容易に行う素晴らしい方々です。そう言った人間に囲まれる場を得られるだけでなく、その中で研究経過、結果をより楽しめる様、熱心に支援して下さるところが、私にとっての魅力です。

Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?

学部生の頃から手法は違えど、大腸菌内のシステムに変化を与える技術の開発に携わって来ました。生物の状態を恣意的に変化させ、制御する技術です。しかし私の専門では、大腸菌の様な極めて単純な生物、あるいは生物の様なものを観ることは出来ても、例えばヒトの様なより複雑な機能体を観察することは困難です。他分野の知見を飲み込み、大きな尺度で生物を知る方法を得ることで、例えば生物、または生物っぽいものを制御したり、創ったり、模倣したり出来る様にしたいと考えています。利用にまで至れたらば、更に楽しいと思います。

Q 将来の夢・目標は?

「生」と「死」とは何か、どの様な状態か、何故生命は死を回避出来ないのか、定量化の難しい概念も含め、自分なりに「納得」すること。最終的には不老不死的な仙人になりたい。
と言ったことを念頭に据えながら、我々人間が無機物的な物で組み上げ、身近に置くパソコンやタブレットの様な端末を、生物、あるいは生物っぽいものを利用して作りたい。それが既存の物よりどこかしら優秀だったら尚良し。