原 彰良

第六期生

情報科学研究科  バイオ情報工学専攻

原 彰良 はら あきよし

[ 大阪大学工学部出身 ]

ヒトの情報処理を知り、ヒトにあったコミュニケーションツールを作りたい

Q プログラムに応募した動機やプログラムの魅力は?

HWIPは様々なバックグラウンドを持つ仲間たちと複雑に入り組んだシステムである生体の持つ情報システムに対する議論を重ね,その仕組みを多角的に理解し,切磋琢磨しながら成長できる環境です。ヒトの情報処理を理解したい私にとってこの議論の場や仲間は今後にプラスになると思い、応募しました.さらにこのプログラムに参加後は仲間たちはびっくりするようなアイディアを平然と出してくるので刺激的で楽しいです.

Q 自身の専門または得意分野は何で、プログラムでそれをどのように発展したい?

学部時代は運動計画を対象にヒトの情報処理に関する研究を行っていました。大学院では更に一般の情報処理としてヒトの情報処理の時間プロセスに関する研究を行っております。本プログラムに参加することによって,自分のバックグラウンドである工学以外の情報・生命といった他分野の視点を学び,様々な側面からヒトが行っている情報処理について学び,それを社会で使える形にしていくプロセスを行っていきたいと考えています.

Q 将来の夢・目標は?

将来はヒトの認識の成り立ちについての研究を行い,人工的なテレパシーの開発を行いたいと考えています.現在ヒトは言語を中心にコミュニケーションを行っています.しかし,ヒトの中にある映像やイメージ,感情などの情報をヒトに伝える際,言語が最適な手段だとは到底思えません.現在のコミュニケーションは言語に情報を符号化する際に多大な情報欠落を起こし,さらに伝えられたヒトが言語から情報を復号する際には符号化した過程とは異なります.それによっておこるコミュニケーションの不和などを解消するためには符号化や復号化にあたる認識の仕組みを明らかにすることやヒトの中にある情報形式を同定し,それらに合わせた言語によらないコミュニケーションツールが必要です.私はこのツールを開発することによって起こらなくて済むはずであった人間関係の不和の解消やより高度なコミュニケーションの発展に携わり,見届けたいと考えております.