海外インターンシップ報告会
〜昨年度海外でインターンシップを実施した学生から、体験を聞く

2014.5.30 

HWIPでは、3年次以降に海外または国内の企業や研究機関でインターンシップを行うことになっています。これを円滑に進めるため、昨年度 (2013年度)、試行として履修生ではない博士後期課程の学生5人を海外インターンシップに派遣しました。その報告会が2014年5月30日開かれ、履 修生が参加しました。

インターンシップ先は、フレッド・ハッチンソンがん研究センター(米国シアトル)、ルール大学(ドイツ・ボーフム)、 欧州分子生物学研究所(ドイツ・ハイデルベルク)、西イングランド大学(英国ブリストル)、ドイツ人工知能研究センター(ドイツ・ザールブリュッケン)と さまざま。研究分野も分子生物学からロボット工学まで多岐にわたったものでした。皆、しっかりと研究し、中には論文に結びつくデータを得られた学生もいま した。

報告会では、そうした研究成果以上に注目されたのが、海外での生活の貴重な体験です。欧米の研究機関では、ディスカッションに時間を かけチームで迅速に問題を解決していく、実験にかける時間は短時間集約的など、研究の進め方が日本とは大きく異なることに、報告会に参加した履修生たちも 驚き、感心していたようです。また、政治・文化などについて気軽に話す環境の中で、自分が何も知らなかったということを認識したなど、研究以外の面でも非 常に興味深い話を聞くことができました。特に、海外に行って研究だけでなくいろいろな面で視野を広げること、そしてコネクションを作ることが今後に重要だ と語っていたことが印象的でした。

履修生が特に気になったのは、準備や受け入れ先の選択でした。質疑応答では、準備にどのくらいの時間を かけたのか、テーマはどのように決めたのか、3か月の短期間でデータは出るのか、どうやって研修先を決めたのかなど、今後の海外インターンシップに向けて 重要な質問がなされました。準備期間については、人によってまちまちですが、やはり3か月程度の準備期間は必要topic20140530-2とのこと。全体の印象としては、きちんと準 備してインターンシップを行った学生は、たとえ3か月という短い期間でもデータを得ることができたようです。また、成果を出そうという明確な目的意識を もって出かけることがインターンシップ成功につながることも実感しました。

最後に本プログラム海外連携委員会委員長の藤原融教授から説明された今年度の実施要領も含め、今回得られた情報は、履修生にとって今後の計画に大いに役立つと思われます。

【各学生の報告】

● 生命機能研究科  今井健太(博士一貫課程3年)

● 生命機能研究科  浅井麗伊(博士一貫課程3年)

● 基礎工学研究科  Castello Eduardo(D2)

● 情報科学研究科  ORLOSKY Jason Edward(D1)

● 生命機能研究科  井之上幸範(博士一貫課程4年)