なにわ橋駅の構内でアウトリーチ(必須講義:アウトリーチ2017)~生命から織りなす次世代テクノロジー~

2017.12.16 

12月16日、夜の5時~8時に、大阪市中心の中之島にある、京阪電車なにわ橋駅の地下一階、アートエリアB1(ラボカフェ)にて、一般の方々を対象に、履修生の研究活動についてのアウトリーチを行いました。

このイベントは2年次の必須カリキュラムであるアウトリーチ演習の一環として行われました。アウトリーチ演習では、まず7月に座学の集中講義で、JST 日本科学未来館の科学コミュニケーション専門主任(兼、知識流動システム研究所フェロー)である森田由子先生、および東京大学にて科学コミュニケーションを専門とする関谷翔先生から、アウトリーチやコミュニケーションのオーバービューを教わります(先生方、いつも履修生の教育にご協力いただき、誠にありがとうございます)。その技法を実践する機会として、10月には大阪大学内にてアウトリーチを行いました。そしてさらに、このイベントでは学外において学外の方々に、履修生自身が考えたテーマにより、企画・準備・実施を行いました。学会発表などとは異なり、駅構内でのアウトリーチは履修生にとっては初めての経験です(会場の後ろ側は駅の通路で開放されています)。前年度までの例も参考にしてさらに発展させ、様々な広報の手段を利用して宣伝することにより、これまでで最も多く、満席のご参加があり、大変盛り上がりました。

毎年、同級生による共同作業を学生のみで運営するため、全体統括やサブリーダーなど、役割を決めて運営しています。カリキュラムの一環ですが、特に要求はありませんので、日程や内容もすべて学生が決め、実行します。企画段階から、履修生はできる限り一般の方々に興味を持ってもらえるようなテーマ、そして内容とスタイルを考えました。さらに、広報のための文章も、非常に魅力的なものを考案しました。今年度は企画と広報に非常に力が入っており、実際に来客数の多さがその効果を示しているでしょう。当日は、生命が持つ優れた機能の工学的な応用に焦点を当て、それらがもたらす未来について語り合うような内容を作り上げました。異なる様々な分野を、この焦点でこれほど面白くまとまった会はなかなかないと思います。ご来場の方々の積極的なご協力もあり、当日は最後のポスターセッションまで熱のある会となりました。今年もご来場者のアンケートからは大変満足していただけたことがわかり、非常に実りあるイベントとなりました。なお、当日の様子や企画生の声が下部にありますし、企画段階から当日の様子までが、以下の動画の一部に入っておりますので是非ご覧くださいませ!(これに関しては3:30ぐらいからですが、全て通してみていただければ幸いです)

このように、大阪大学の外に対して、大阪大学の期待の学生たちが今現状で進めている研究を伝える会を自分たちでデザインして実施し、情報発信をするとともに、その本番を通してアウトリーチを学びました。

この学外アウトリーチは、大阪大学21世紀懐徳堂、および京阪電車なにわ橋駅「アートエリアB1」の多大な協力を得て開催されました。誠にありがとうございました。

当日の様子

 

 

 

履修生の声

五島 剛(情報科学研究科、4期生)
学外アウトリーチの幹事を務め,当日は開催の挨拶を行った.ラボカフェという会場にはどのような方が来るのか,そしてどのような内容なら興味を持ってもらえるか,を一から考えイベントを開催する,という作業は当初思っていたよりもかなり大変だった.しかしその分,イベントの企画・開催,広報,外部の方との連携など,普段の研究とはまた違った経験ができ,多くを得ることが出来た.もちろんアウトリーチとしてはまだまだ改善の余地はあったとは思うが,限られた時間の中でこのようなイベントを開催した経験は今後役立つと思う.

坂本 昂輝(情報科学研究科、4期生)
今回、私はイベントの広報を務めました。イベントの広報は、主にポスターや広告文の作成、広告代理業者への広報の協力依頼などから構成されます。ポスターや広告文の作成では、制限された領域や字数の中、いかにして本イベントの主旨を簡潔に、かつ魅力的に伝え、多くの方にご来場いただけるのかを考えました。協力依頼を行う際には、数多くの業務とそれに対応する期日を明確化し、かつ各関係者のスケジュールを加味しながら遂行するための管理能力などが求められました。このように、本イベントは様々なスキルを磨くきっかけとなり、今後の私の人生において大いに役立つものと信じています。最後に、これらの経験から、イベントの企画および運営には多くの方々の協力の上に成り立っているのだと、改めて実感しました。関係者の皆様、今回は様々な形でご協力いただき、本当にありがとうございました。

配布チラシ