産学のIT連携フォーラムOACISにてアウトリーチ(必須講義:アウトリーチ2016)

2016.12.19 

12月19日、大阪大学にてIT技術を主要テーマとして産学が一同に会するフォーラム、OACISシンポジウムが開催されました。この中で、ヒューマンウェアの履修生達はブースを設け、企業ブースと並んで来場者に声を届けました。

このブース内の企画は履修生が目標の立案、役割分担、実行などをすべて行いました。産業界の方々がいらっしゃるという事で、履修生が掲げた目標は「企業サポーター」の獲得でした。というのも、このヒューマンウェアプログラムへの学術振興会からのサポートが2018年度で終了するため、後輩たちへの教育サポートが減ることを懸念して、少しでも多くのサポーターを得たいという気持ちからこの目標を設定するに至りました。当日はポスターを用いた説明や、プロジェクタを用いた短い説明をインターバルで行うなど、工夫をこらした企画となりました。様々な方々が訪れましたが、履修生達はしっかりと対応し、他の会議でも宣伝してくるという方もいらっしゃるなど、充実したイベントになりました。

履修生の声

島谷二郎(基礎工学研究科、3期生)
OACISアウトリーチの幹事として意識したことは、チームの仕事率を最大化することだ。手間暇をかければ良いものはできるが、人間に与えられた時間が有限である以上、常にそれが出来るとは限らない。であれば、意識しなければいけないのは、時間を区切った上で、如何に最大のパフォーマンスを発揮するかということである。そのために仕事をパッケージ化し、各々のメンバーに丸投げするということを行った。例えばチラシについて考える人、当日の会場配置を考える人、発表スライドについて考える人、などである。丸投げと聞くと印象が悪いかもしれないが、もちろん全体での確認は、必要に応じて行う。しかし、各人の裁量を最大化し、全体確認の手間を最小化することが、組織の効率化および優れたパフォーマンスに繋がったと考えられる。実際、全体ミーティングの回数は極限まで抑えられていたにも関わらず、「企業サポーター」を獲得するという当初の目的について、直接的にこそ達成できなかったものの、それにつながりうる成果を得ることができた。仕事の振り方の洗練や、集客層の見込みが甘かったことなどは今後の課題である。 パッケージ化と丸投げのプロセスはプロジェクトにおいてフラクタル的に行われており、プロジェクトのトップであるかどうかによらず普遍的に役に立つ能力と考えられる。チームをどうやったら上手く機能させられるかということを自分なりに思考して実践できたという意味で、非常に有意義な授業であった。