学生による学生のためのプログラム紹介 ~「Humanware Café」を開催(必須講義:アウトリーチ2014)

2014.9.29 大阪大学(豊中キャンパス) Σホール

豊中キャンパス基礎工学部国際棟Σホールで、学部生に向けたプログラム紹介イベント「Humanware Café ~博士になるという選択~」を開催しました。このイベントは、企画から広報、準備、そして当日の運営まで、全て2年次の履修生のみで行われたものです。学内外から40名以上の学部生の参加があり、とても活気にあふれた盛況な会になりました。

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磨かれたアウトリーチ手法の実践

IMGP3223_20pプログラムの2年次領域コア科目「ヒューマンウエア融合領域研究」では、アウトリーチを学びます。まずは、7月に座学の集中講義で、JST 日本科学未来館の森田由子先生、およびJST 科学コミュニケーションセンターの関谷翔先生から、アウトリーチやコミュニケーションのオーバービューを教わりました(先生方、履修生の教育にご協力いただき、誠にありがとうございます)。そしてその技法を実践する機会として、今回は2年次の履修生はこのイベントでヒューマンウェアプログラムを大学院進学前の学部生に紹介し、興味を持ってもらうことを目指しました。履修生は企画段階からいろいろと知恵を絞り、最終的に、細田一史准教授の講演と3つの研究科を代表するプログラム担当教員、西尾章治郎教授、石黒浩教授、柳田敏雄教授のビデオレター、博士課程の大学院進学をテーマにしたパネルディスカッション、プログラム内容に関する個別のポスタactivity20140929-3ープレゼンテーションを行うことにしました。ビデオレターの撮影やパネルディスカッションの調整、あるいはイベントの学部生に向けた宣伝など、準備はたいへんでしたが、4人の幹事を中心に各仕事を分担しながら、2年次の履修生全員で準備にあたりました。

活きたコミュニケーションを大切に

実行委員長: 徳山健斗

activity20140929-6イベント当日は天気も良く、たくさんの聴衆に恵まれました。学部4回生以外にも1回生から3回生、また他学部や阪大外からも参加者が募りました。準備の甲斐もあって、どの催しも大いに盛り上がり、イベントとして大成功だったと思います。参加者の事後アンケートでも、「生の声がいろいろ聞けて良かった」「垣根が低くなった」「HWIPの面白さが感じとれた」「将来を選ぶ指針になった」等々、イベントに対する高い満足度とヒューマンウェアプログラムへの高い関心度が感じられました。アウトリーチが見事に実践できたと実感できる納得のイベントになりました。

 

履修生の声: 水内良 (一期生)

activity20140929-5私は幹事、およびパネルディスカッションの代表を担当しました。これは、私にとって初めての「イベントを仕切る」経験でした。約2ヶ月前から定期会議でイベント内容や各学生の仕事を割り当て、広報方法などを話し合い、またパネルディスカッションに関しては、指名したパネリストへの簡単な講義や各チームの取りまとめを行いました。その過程で運営がいかに大変かという事を身を以て知りました。しかし、それと同時に、何度も打ち合わせして皆の意見を集約反映し、各人を的確に動かすという経験は、例えば学会運営の際など今後様々な場面で活きると確信しました (できるという自信がつきました)。また深く関わったイベントが成功したときの感動はひとしおでした!

履修生の声: 藤井 祥平 (一期生)

これまでにイベントの主催経験は無く、基本的に参加者側からの経験を基にして対応していく形になっていたと思います。趣旨の決定から広報や会場 選定などある程度予測できた難しさはもちろん、特に集客や当日の会場運営などは想定外のことも多く、自分たちの経験不足を身をもって感じました。 一方で内容に関しては、何度も相談を重ね、たくさんの先生方の協力を得たこともあり、非常に充実したものだったのではないかと考えています。外部 の方に向けた説明会の形をとるイベントでしたが、同時にプログラムやその履修生に求められていることを再確認するとてもよい機会になったとも感じ ました。

履修生の声: 垣塚 太志 (二期生)

activity20140929-4広報用のチラシをつくりたいんだけど、と言うと、「ちょっと作ってみるね」と言って、びっくりするくらい素敵なポスターを作ってくれる同期や、パネスディスカッションのファシリテーターをすることがすごく不安だと伝えると、「大丈夫。何とかなから」と言ってくれ、実際に本番中に僕が投げかけた質問に対して感心してしまうような意見を言ってくれる同期がいたり、そんな履修生同士の繋がりを心強く感じるイベントでした。そして、僕らがどんなことを考え目指しているのか、また、良い関係性を築きながら大学院生活を送っている姿なども含め、参加学部生に対して飾らず素直に伝えることができたのではないかと思い、満足しています。

 

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