産学のICT(情報通信技術)研究開発の第一線で活躍している人々に融合研究を紹介
〜IT連携フォーラムOACISシンポジウムで履修生がポスター発表

2013.11.29 大阪大学コンベンションセンター

情報科学の最前線を語り合うシンポジウムに参加

act_p_oacis01  「IT連携フォーラムOACIS(Osaka Advanced Research Collaboration Forum for Information Science & Technology)」は、情報科学技術に携わる企業と大学が先進技術や人材教育などについて情報交換を行うため、2002年に発足した産学連携の取り組みです。これまでに数々のフォーラムやシンポジウムを開催し、さまざまな知の交流を進めてきました。その25回目のシンポジウムが11月29日、本学コンベンションセンターで開催され、プログラム履修生たちも、ポスター発表に参加。進行中の融合研究についての活動状況を発表しました。

対等な立場での意見交換

act_p_oacis04シンポジウムは、本プログラム責任者でもあるOACISチェアマンの井上克郎教授のあいさつで開幕。「大学と産業界におけるICT研究開発の最前線」と題した第一部では、NEC執行役員の江村克己氏と本学産業連携本部の兼松泰男教授が、産業界と大学というそれぞれの立場からイノベーション人材を創出するための多様な取り組みについて講演しました。続く第二部では、OACIS会員企業による展示とともに、大学院生によるポスター発表が繰り広げられました。プログラム履修生からは、今夏のサマーキャンプで生まれたアイデアから発展した研究など、4チームが融合研究を展示。思い思いに工夫を凝らしたポスターを前に研究を詳しく紹介し、企業の方々や大学研究者との間で突っ込んだ意見交換を行いました。

産学連携が熱い!

act_p_oacis02参加履修生は、「研究について質問をしてくださった方と、熱いトークができました」(生命機能研究科 澤田莉沙さん)、「少し緊張しましたが、気軽に話せてよかったです。質問された方も、説明を楽しんでくださったと思います」(基礎工学研究科 有本庸浩さん)、「いただいた意見を、今後の研究にも応用できれば」(基礎工学研究科 中西惇也さん)など、世代や立場を超えた研究者同士の活発なコミュニケーションを体感。なかには、詰め切れなかった部分に対して厳しい指摘を受け、「明日から問題点の見直しをしなければ」と今後に向かって奮起するチームもありました。

また、見学に来た学部生が本プログラムに興味をもち、履修生に内容を尋ねる場面もあり、産学連携という本来の目的を越え、学生間の交流にもつながったようです。シンポジウムは盛況のうちに幕を閉じ、履修生にとっては、自分たちの活動を外に向かって紹介するとともに、さまざまな人々と交流を図る絶好の機会となりました。

本プログラム履修生によるポスター発表

act_p_oacis03WHIP-1「遠隔対話ロボットの半自律化に関する研究」: 有本庸浩(基礎工学研究科)

WHIP-2「エイの骨筋格構造を模した水中ロボットの開発」:
浦井健次(基礎工学研究科)
澤田莉沙(生命機能研究科)
横田将志(生命機能研究科)
日浅夏希(情報科学研究科)

WHIP-3「細胞間コミュニケーションを模倣したグループWeb検索における動的意見集約の検討」: 中村達哉(情報科学研究科)

WHIP-4「HWIP学生による融合研究の試み」: 中西惇也(基礎工学研究科)

OACISに関しては、こちらを参照ください。
http://www.oacis.jp/index.htm