伝える力を強化
〜一年次開講授業「価値創造ライティング集中講義」

2013.8.1, 5, 9.24 大阪大学

価値の効果的な伝達をめざして

「企業の方への取材内容をまとめ、自らの意見を加えて適切に伝える」ノウハウを身につけるため、3回にわたる集中講義と企業インタビュー体験を実施しました。講師は、人材育成・ベンチャー支援事業に携わる株式会社リバネスの石澤敏洋氏。集中講義の前半では、効果的なコミュニケーションを行う練習や、専門分野以外の人、さらには科学のバックグラウンドがない人々に向けた記事を書く練習を実践形式で行いました。

読み手を意識した文章を書く難しさを実感

生命科学の博士号を持つ石澤氏は、融合研究を計画し推進するためには、「まず研究グループの仲間から情報を聞き取ること。次に、そこに何かを加え新しい価値を創出すること。さらに、成果をどうやって第三者に伝えるかということ」の3点が重要と指摘。続いてプログラム履修生は、理系学部の魅力を高校生向けに紹介する記事のフレーム作りや、学生同士でインタビューしてその内容をまとめるといった課題に挑戦しました。学生からは「実験レポートを書き慣れているので、ライティングは簡単だろうと思っていました。しかし、これまでは記事の目的や読み手のことを考えて書くという感じではなかったので、勉強になります」という声が聞かれました。

企業へのインタビューと成果の発表

2回の集中講義の後、履修生たちはメーカーやIT系ベンチャーなど、さまざまな職種、さまざまな規模の企業を訪問し、「企業の強みの共通性・特異性」「企業と大学の違い」「産学の共同研究」「大企業とベンチャー企業の比較」など、グループごとにテーマを決めてインタビューを実施。9月24日の3回目の集中講義で、その成果を発表しました。履修生からは「どんな企業でも、成長のスピードを維持するためにイノベーションに力を入れていると実感しました」「企業には大学とは異なる視点があり、そのような視点をもつことは、研究者としても強みになりそうです」といった感想が寄せられ、今後の融合研究に向け、非常によい経験になりました。

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