異分野の研究活動を実践的に体験する
~研究室ローテーションがスタート

2013.10.18 大阪大学

将来の融合研究のベースを作るために

act20131107_1本プログラムでは異なる専門分野を体感するための研究室ローテーションが行われています。 履修生3人を1組とし、それぞれの所属研究室をお互いに訪問するものです。3人の顔ぶれの少なくとも1人は在籍研究科とは異なる研究科となっているため、異なる専門の研究室を訪れることになります。これにより、異なる専門分野での研究の実践力を身につけ、将来の融合研究を可能にすることを目的とした取り組みです。同時に、自分の研究室にほかの専門の学生を招待し、教員ではなく履修生自身が説明することで、「受ける」だけでなく「与える」という双方向の能力育成を狙っています。その一例を紹介しましょう。

他の研究室の取り組みから刺激を得る

履修生 左から浦井健次さん、細田研究室所属 進寛史さん、土沢誉太さん

履修生 左から浦井健次さん、細田研究室所属 進寛史さん、土沢誉太さん

10月18日、2人のプログラム履修生が大学院情報科学研究科マルチメディア工学専攻ヒューマンインタフェース工学講座の細田研究室を訪れました。 訪れた履修生は、基礎工学研究科の浦井健次さんと生命機能研究科の土沢誉太さん。 午前中、細田研究室所属の履修生・進寛史さんからロボットの動きなど研究内容についての説明を受け、午後はゼミに出席して発表をもとにした議論に参加しました。 細胞を研究する土沢さんは「ロボットの制御の考え方を聞くことで、何かプラスが得られそう」と興味深く参加した様子。それもそのはず、多くの大学院生は研究室に配属されてからは、他の研究室を訪ねる機会は多くありません。内部ゼミに参加したりすることはほとんど皆無です。そのうえ、生物細胞とロボットという、一見かなり遠い分野の研究室です。しかし、プログラムの趣旨にあるように、これらは密接にかかわることができ、それが強く望まれています。 履修生であり、日々ほかの専門の学生と議論している土沢さんは、まだ1年生ですが、きっと何かを感じ取ったことでしょう。