討論を通じて、融合研究のテーマを発見
〜学生自主企画「ヒューマンウェア サマー キャンプ2013」

2013.9.29, 30 KKRホテルびわこ

※このイベントは学生が企画し、プログラムの承認を得て実行されたものです。

知識や知恵を寄せ合い新しいテーマに挑んだ2日間

act20131115_3プログラム履修生の親睦と、分野を越えた融合研究のテーマ発掘に挑む「ヒューマンウェア サマー キャンプ2013」が、2013年9月29、30日に開催されました。これは企画から運営まですべて履修生たちが自ら執り行ったプログラム。1日目、まずは、ヒューマンウェアイノベーションプログラム特任教員による講義に耳を傾けました。先生方の研究に対する価値観や人生観、そして融合研究の難しさや楽しさなど、実体験を交えたお話で、履修生たちにとって非常に意義深いものでした。続いて行われたのが、グループに分かれての融合研究発案ディスカッション。この融合研究のタネ探し、案は出ても実現性を考えるとなかなか難しいものが多いのです。履修生たちは、それぞれが異なる分野・視点からさまざまな考え方をぶつけ、あっという間に時間が過ぎていきました。

ユニークな研究テーマが続々と登場

act20131115_22日目の午後には、各グループがそれぞれ話し合った融合研究のテーマを披露。今回発表された研究テーマは、「細胞間コミュニケーションを模倣したグループWeb検索における動的意見集約の検討」「共同タスクにおいて情報伝達エラーを最小にする方法の探究」「ゆらぎ方程式を応用した、グループ内意思決定における構成メンバーの力関係のシミュレート」「エイの筋骨格構造を模した海底清掃ロボットの開発」の4案。情報科学、生命科学、認知科学、ロボット学の知識が結集し、独自性の高いアイデアが勢ぞろいしました。これらのテーマは、今後磨きをかけて、継続的に取り組むことが期待されます。 発表後の閉会式では、幹事としてイベントの取りまとめに当たった澤田莉沙さん(生命機能研究科)の一本締めでフィナーレを迎え、有意義な2日間を終了しました。

企画学生のコメント

今回の合宿は、当プログラムで行う初めての学生主催イベントであり、企画をしていくうえでなかなか容易ではない点も多かったのですが、特任教員や事務の方、それに宿泊施設の方など、さまざまな人の助けを借りて、成功を収めることができました。参加した学生は、今回の経験を通して、融合研究について今まで以上に具体性をもって考えられるようになったのではないでしょうか。今後もこういったイベントを企画し、当プログラムをさらに盛り上げていきたいと思います。

―HWIPイベント部 澤田莉沙

参加学生のコメント

今回の議論では、はじめは大きなゴールを考えることばかりに夢中で案は多く出るのですが、実現性という面で現実味にかけるという理由で却下してしまうものが多かったように思います。一方、実現性という判断基準も曖昧なものであったことは否めません。しかしながら今回のように、一歩踏み込んでスモールステップを考えることにより、より具体性をもたせるという方法は今後の研究にも役立てることができると思います。また、今回のイベントのもう一つの大きな収穫は、自分たちの研究を紹介し、お互いの研究内容を知ることができたことです。今後、今回の融合研究案をグループで協力して進め、一つの成果物として発表できるよう頑張っていきたいと思います。

―横田将志